memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

スイフトスポーツのドレスアップ&カスタマイズ #22 〜エアフィルター交換:TM-SQUARE

スイスポのエアフィルターをTM-SQUARE製のものに交換しました。
性能アップが目的というよりは自己満足の類です..(^.^)

吸排気系は弄らないことにしたものの(下手に弄って低〜中域トルクを下げたくない)、純正タイプのエアフィルターだったら大丈夫かなと思って試してみた次第。

エアクリボックスに繋がっているホースとサクションパイプを外し、エアクリボックス上蓋を外せば交換できます。

純正のエアフィルター。走行距離12000Km強なので大して汚れていませんでした。

TM-SQUARE製に交換。

TM-SQUARE製のエアフィルターは周辺がゴム製になっていてエアクリボックスにピッタリ嵌ります。
作り自体は純正よりも良さそうな感じ。

フィルター部分は不織布をネットで挟み込んだ3層構造になっていて、見るからに純正よりも空気抵抗が小さそうです。


交換後にエンジンをかけてみたところ、(気のせいかもしれないけど)回転がいつもよりほんの少し高いような気がしたので10分間アイドリング学習を行い、その後試乗に出かけました。

正直、効果についてはほとんど期待していなかったのですが、低回転域でのアクセルが少し軽くなったような(レスポンスが良くなったような?)気がしたのと、2000rpmを超えた辺りからの吹上がりが少し良くなったような気がしました。

プラセボかもしれないけど、期待してなかっただけにちょっと得した感じです♪

スイフトスポーツのドレスアップ&カスタマイズ #21-⑨ 〜スピーカー交換とデッドニング:音質調整

7/26に行ったツイーターカバーへの吸音材貼り付けをもって完了したスピーカー交換とデッドニング作業。

その後、乗る度にEQ調整をしてきたものの、どうしても低音がしっくりきません。
量感ではなく質感の問題で、何か抑制されすぎというか、伸びやかさが出ないんですよね。

正直、「限界かな」と諦めつつあったのですが、ふと閃いたのがSPユニットの締め付けトルク。
もしかしたらトルクが強すぎたかもしれないと思い、今日の午前中に再びドア内装パネルを剥がし、ネジの締め付けトルクを調整しました。
※今回調整したのは音への影響が大きいフロントSPのウーファーのみです。

カロッツェリアSPユニットの取説には指定トルクの表記がないのでネットで調べてみたところ、ダイヤトーンの車載用SPユニット(ウーファー)の取説に「適正トルクは5~10kgf・cm」との表記がありました!N・mに変換すると約0.5〜1N・mですね。

私が持っているトルクレンチで一番測定範囲が小さいのが自転車用の2〜6N・mなので、これは買うしかないかなと思ってamazonでトルクドライバーを見てみたところ、安いのでも1万円強もします。

頻繁に使うなら買ってもいいけどほとんど使う機会はないし、1万円出すならリアのインナーバッフルを買い替えたいので、トルクドライバー導入は止めにしました。

何とか自転車用のが使えないかなと思って自転車用ツールケースから引っ張り出してきて見てみたところ、一応1N・mの表記があったので(製品説明では2N・mからだから1N・m〜2N・mがどの程度正確なのかは不明)、とりあえずこれを使って1N・mで締めてみることにしました。

どうせ内装パネルを剥がさなければならないので、ついでにインナーパネルへの制振材(レアルシルト)追加と、内装パネル内側へのポイント制振材の追加も併せて実施。

※フロントドアSPユニット近辺にレアルシルトを2枚追加、内装パネルにはポイント制振材(小)を2枚追加しました。


作業終了後、雨模様になってきたものの1時間ほど試聴ドライブを実施。

課題の低音ですが、弾力性と伸びが少し出てきました!
まだ不十分なレベルだけど、やはり締め付けトルクが強かったようです。

低音の質感が少し変わったのでEQ調整も行い、とりあえず今までで一番良いバランスになりました♪

もう少し締め付けトルクを弱くしても良さそうなので後日トライしてみるつもりですが、今の音を聞く限りどう足掻いても私が望む低音にはなりそうにないですね。

やっぱりサブウーファー導入を考えようかな...。

自転車用イヤホンの買い替え〜Victor HA-NP35T

briareos.hatenablog.jp
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音楽を聴きながら自転車に乗りたくて、4月にamazonでTo Bearoamの骨伝導イヤホンを購入しました。
※購入後にamazonのレビューを見たら「これは骨伝導ではない」と言う書き込みがありました。価格も安かったし、普通のイヤホンとの違いも感じなかったので恐らく事実でしょう。とは言うものの、私が欲しかったのは自転車に乗る際に耳を塞がないイヤホンなので、正直なところ骨伝導であるかどうかはどっちでもよいです。勿論、虚偽のセールストークは問題ですけどね。

音が悪いとか音が小さい(iPhoneのボリュームを最大近くにしてようやく使える感じ)などの不満はあるけど、自転車に乗りながら音楽を聴くことはできるので「まあいいか」と思っていたのですが、使っているうちに別の問題が発覚。

それはバッテリー&充電制御に関する問題。
具体的には次の2点です。

  • 充電が完了するとLEDが点灯状態になるはずなんだけど、いつまで経っても点滅状態が続くことがある
  • ライド後にフル充電(と思われる)状態にしておいても、次のライド(1〜2週間後)の時にはバッテリーがなくなっているということが最近2回続けて起きた

使いたい時に使えないのって最悪だし、かといって乗る前日に充電すると言うのも面倒というか難しいので(いつ乗るかは当日にならないとわからない)、こんな状態だと使い続けられません。

そこでイヤホンを買い換えることにしました。音楽を聴きながら自転車に乗る楽しさを一度経験してしまうと、もう音楽無しのライドは考えられませんから。


最初は一体型で探し、Shokzの骨伝導イヤホン(こっちは本物の骨伝導)を検討したのですが、価格が高いし、ボリュームを上げると骨伝導ユニットの振動がくすぐったく感じることもあるみたいなので却下。

別に骨伝導イヤホンが欲しいわけではないので、一体型でなくても外音が直接聞こえてライド中に落ちなさそうであればOKという条件で探して見つけたのがVictorの耳掛け式オープンイヤホン HA-NP35Tです。
※ちなみにソニーのLinkBudsは外音が聞こえるオープンタイプではあるけど耳掛け式じゃなく落ちやすそうな感じがしたので却下。

amazonで注文して昨日到着。




本体が耳掛けタイプで大きいため必然的にケースもかなり大きいし(長さ11cm強、幅6cm弱)、素材はプラスチックでとってもチープな感じ(笑)。
でも充電端子がUSB-Cなのは良いです♪

Bluetooth接続コーデックはSBCのみでAACは使えません。これはちょっと残念。

専用アプリが無いからタッチコントロールのカスタマイズは不可で、本体バッテリー残量も確認できません。
でも使用後はケースに収納するから自動的に充電されるし、ケースのバッテリー残量はLEDでざっくりとは確認できるので問題ないかなと。


さて最も重要なポイントである装着感についてですが、しっかりとホールドされるポジションを探すのに少し手間取ったものの、程なくして良さそうなポジションを発見。
頭を振っても外れる気配はないし、イヤホンを装着した状態でメガネをかけることもできました。

ただ、欲を言えばもう少し耳掛け部分のアールが大きい(深い?)方が(もしくは調整できると)良かったです。
今のサイズだとスピーカーユニットの位置がベストポジションよりも若干上に来る分耳道から遠くなり、音量が少し小さくなります。

また実際にライドで使う場合は振動で少しずつズレてきて落ちそうになるということが起こり得るかもしれませんが、こればかりは試してみないとわからないですね。

正直言うと装着感(と言うか、装着時の安心感)は、悪くはないんだけど、To Bearoamの方が良いかな。


しかしながら、こと音質に関してはHA-NP35Tの方が圧倒的に優れていました!

To Bearoamが携帯ラジオの音だとすると、HA-NP35Tはラジカセくらいの違いがあります。
ほんと、最初に試聴した時は笑っちゃいました♪

流石に一流の音響メーカー製だけのことはありますね。
※勿論、WF-1000XM4とかFoKus Proの音の方が断然良いけど、そもそもの使用目的と本体構造が違うので比較する意味はありませんね。

具体的な感想はこんな感じ。

  • 音の解像力が高く、一つ一つの音がちゃんと分離して聞こえる
  • 音がキレイ(特に高音)
  • 再生レンジが広く、思っていたよりも低音がちゃんと聞こえる(16mmドライバだからかな?)
  • サウンドステージが広くてステレオ感も強い(To Bearoamとの比較)
  • 音量はTo Bearoamよりも少し大きいけど、昔のCD(80〜90年代のダイナミックレンジに余裕を持って焼かれていたCD)を聞く場合だと若干物足りない感がある。一番良く聞く坂道グループのCDは全く問題なし♪

この音なら、これまで以上にライド中に音楽を楽しめそうです♪


ちなみにバッテリーに関しては公称7時間だけど、ボリュームを最大付近で使うことになるので7時間は持たないでしょう。
でもライド中(普段は2〜3時間、最大で4時間くらい)に切れなければ良いから、多分大丈夫かな。

非使用時のバッテリー消耗に関してはしばらく使ってみないとわかりませんが、中華のパチモンじゃないからこれも大丈夫だろうと期待はしています。

すぐにでも試してみたいけど、今日はこれから雨が降りそうなので、できれば明日使ってみたいと思います♪


【9/11追記】使ってみました。
briareos.hatenablog.jp

【9/14追記】結局、買い替えました。
briareos.hatenablog.jp

スイフトスポーツのドレスアップ&カスタマイズ #21-⑧ 〜スピーカー交換とデッドニング:作業のポイント②(デッドニング)

●アウターパネル:SP裏のデッドニング&吸音処理
窓ガラスをつたって侵入した雨水の一部は、アウターパネルの内側に沿って落ちていき、下部のドレインから排出されると思われます。
と言うことは、アウターパネルに貼り付ける吸音材は雨水の通路上にあることになるので、吸音材が水を吸ってしまう素材だと、吸音性能的にも、錆という観点からも(湿気が溜まりやすくなる)、良くないのではと思います。

「エーモン 音楽計画 スピーカー周り用」に入っているスピーカー裏の吸音材は密度が粗めのよくある柔らかいウレタン素材で、水を吸いやすそうだったので使うのをやめ、代わりにレアルシルトのアブソーブを使いました。こちらは密度が高く吸水性は低そうな感じ。
どうせなので制振材も同じくレアルシルトのものを使いました。

エーモンの取説に書いてありますが、まず制振材を貼り、その上に吸音材を貼ります。ただし吸音材が制振材からはみ出さないように、との指示があります。恐らくはみ出してしまうとそこから雨水が侵入して吸音材が剥がれやすくなるからだと思われます。

なので制振材の大きさは吸音材よりも上下左右ともに少なくとも1cmの余白ができるくらいの大きさでカットしました(吸音材の寸法よりも縦横が2cmは大きくなるように制振材をカット)。
吸音材を貼る際には奥側が見えないため手探りで位置決めすることになります。その意味でも吸音材より制振材が大きい方が作業がやりやすいです。

◆最終的に使用した吸音材と制振材の大きさ

  • 吸音材:240mm × 135mm(製品説明では138mm)
  • 制振材:260mm × 160mm

実は吸音材は上記サイズを2つ合わせた240mm × 270mmで使うつもりでいたのですが、実際にSP裏のアウターパネルを見てみると思っていた以上に狭かったため、当初予定の半分のサイズで使用することに変更しました。

・制振材と吸音材の準備ができたらまず制振材を貼りますが、剥がれるリスクを避けるためにアウターパネルの脱脂はしっかりやります。
・制振材を貼り付けたら、エーモン 音楽計画に付属の圧着ヘラで表面を満遍なく擦ってしっかりと貼り付けます。
・それから制振材の表面を脱脂して吸音材を貼り付けますが、手探りで制振材の位置を把握しながら吸音材がはみ出さないよう気をつけて貼ります。ちなみに吸音材がアウターパネルや制振材に少し貼り付いてしまっても引っ張れば剥がせます。
・吸音材を貼り付けたら、満遍なく手でしっかり押さえておきます。

制振材を貼り付けた状態
吸音材を貼り付けた状態


●アウターパネル:SP裏以外のデッドニング
エーモン 音楽計画 ドア基本モデルの説明書の図だと、250mm × 75mmサイズにカットした制振材を各部に10枚程度貼るようになっていますが、私は大きめのサイズを2枚(リアは小さめのサイズを1枚プラスして3枚)貼ることにしました。
ここで使用した制振材はエーモンのキットに入っていたものです。

◆右フロントドア(※写真撮ってませんでした)

  • ドア右上の大きめの穴の奥:300mm × 190mm
  • ドア左上の大きめの穴の奥200mm × 75mm

◆右リアドア(※制振材のサイズを測り忘れました)
写真1
写真2

エーモンの説明では制振材の上に吸音材を貼ることになっていますが、付属の吸音材の材質が水を吸いやすそうだったため、私は吸音材を貼りませんでした。
もし水を吸わなさそうな吸音材(吸音シート)が入手できるなら、貼っておいた方が良いかもしれません。


●インナーパネル:雨水侵入防止用ビニールシートの処理
ビニールシートを剥がしたら雨水が侵入してくる危険性があるので、ビニールシート剥がし〜デッドニングは雨が降らない日に一気にやってしまう方が良いです。もし日を分ける場合は、ドア単位で分けましょう。

・ビニールシートを剥がす前に、サービスホール(小さいもの以外全て)の形をマジックで書いておきます。その際、実際の穴よりも少し大きめに書いておきます。この大きめに書いた部分が制振材とインナーパネルとののり代になるので、小さいよりは大きい方が良いです。もし大き過ぎたら後でカットすれば良いので。
・穴を書き写したら、右ドア(R)か左ドア(L)かをビニールに写した穴の中に書いておきます。もし4枚のドアを一気に処理するのであれば、FR(フロント右)とかRR(リア右)とか書いておくと良いです。
・ちなみに右ドアと左ドアのサービスホールは左右反転形状になるので、どちらかのドアを書き写しておけば事足ります。私は右ドアから始めたので、フロント右とリア右のサービスホールのみビニールシートに書き写しました。
サービスホールの型取り

・書き写し終わったら、まずドアについているL字型金具を外します。外した金具とネジは、内装パネルを外した時のネジなどと一緒にしておくと良いです(内装パネルのネジは黒色、L字型金具のネジは銀色なので見分けがつきます)
・次にエーモン 音楽計画 ドア基本モデルに入っているブチル剥がし用ヘラを使いながら、ビニールシートを剥がしていきます。後で制振材にサービスホールの型を写すので、ビニールを伸ばさないよう剥がします。
・残ったブチルはヘラで取れるだけ取りますが、ヘラを使うとブチルが左右に広がることは頭に入れておいてください。もしかすると気温が低い時期だと取りやすいのかもしれませんが、私がやった時はブチルが熱せられて柔らかくなっていたため、ヘラを使っても広がるだけでほとんど取れない状態でした。

・今書いていて思ったのですが、もしかしたらビニールシートを剥がすのではなく、ブチルの内側あたりでハサミで切り取ればよかったかもしれません。この場合ブチルと接着している周辺のビニールは残ることになりますが、少なくともブチルを処理する面積は格段に減るので(制振材貼り付けの際に干渉する部分だけビニールを剥がして処理すれば良い)、そうすればよかったと思います。どのみち残ったブチルの上にマスキングテープを貼るので、その代わりにビニールを残す感じですね。
・この方法だと、切り取ったビニールにはブチルが(ほぼ)ついていないので、制振材に型を写す作業は格段にやりやすくなります。周りをブチルで汚す危険性も減りますしね。

・ちなみにエーモンの説明書では、サービスホールの型取りをしたら、ビニールを剥がす前に型をカッターで切り抜くとあります。切り抜き終えたら、残ったビニールを剥がすというやり方です。これはこれで良いような気がしますが、私がそうしなかった理由はインナーパネルの上でカッターを使いたくなかったから(インナーパネルに傷が入る危険性を避けたかった)。勿論ビニールを浮かせながら切っていけば大丈夫かもしれないけど、なんか嫌だったんですよね。


●インナーパネル:制振材の切り出し
型取りしたビニールシートを使い、サービスホールを塞ぐための制振材(エーモン 音楽計画 ドア基本モデルに入っている制振材)を切り出します。説明の都合上、右側のドアで型取りしたものとしてください。またフロントもリアもやることは同じなので分けて説明はしません。

私はビニールシートにブチルがついた状態で作業しましたが、今考えると、まず最初にブチル部分だけ切り取ってしまった方が作業がやりやすいと思います。気をつけていてもどこかしらにブチルがついてしまうので、皆さんは最初にブチルを処理してしまいましょう。
切り取り作業の際はブチルがついても大丈夫なように大きめの段ボールの上などで作業すると良いです。

以下の説明はブチルを処理した(切り取った)前提で書きます。もしブチルを切り取らない場合はブチル面を上にして作業することになるので、制振材の表面を上にして型取りすると右ではなく左ドア用ができる点に注意してください。

・制振材を表面(銀色面)を上にして置き、その上にビニールシートの表面が上になるように(書いた文字が正しく読める状態で)置きます。
・ビニール表面の型(マジックの線)に沿って圧着用のヘラを押し付けていくと制振材の表面に跡ができるので、型の数だけこの作業を繰り返します。1枚の制振材からできるだけ多くの型が取れるよう考えて作業します。
制振材に写した型

・型写しが終わったら、万能ハサミ(カッターよりもハサミの方が作業が楽)で切り取っていきます。切り取った制振材の裏面にはR(右ドア用)と書いて置きます。

・全て切り終えたら、今度は切り取った制振材を使って左ドア用の型取りをします。新しい制振材を表面を上にして置き、その上に切り取った制振材を裏側が上になるように置き(制振材の銀色面同士がくっつくように置き)、上に置いた制振材の縁に沿って下の制振材にヘラで型(跡)をつけていきます。この際、下の制振材についた型(跡)は上に置いたものよりも少し大きくなるので、切り取る際には型(跡)の内側を切っていくと良いです。
・切り取った型(右ドア用)を使わずにビニールシートから左ドア用の型取りをしても構いません。その場合、ビニールシートは裏面が上になるように置きます(文字が裏向きになる状態)。
・型を写し終えたら切り取っていき、切り取った制振材の裏にL(左ドア用)と書いておきます。
・残った端材の大きめのものは小さいサービスホールを塞ぐのに利用できるので残しておきます。

・切り出した制振材のうち、右ドア用の場合は右上の大きなサービスホール用の、左ドア用の場合は左上の大きなサービスホール用の制振材にバスレフポートを開けておきます。(コンパスカッターがあればインナーパネルに貼り付けた後でも穴開けは可能です)
・まず切り取った型をドアのサービスホールに実際に当ててみて、どの辺りに穴を開けるかを決め、マジックで穴の中心に印をつけておきます。右ドアか左ドアのどちらか一方だけやればOKです。
・バスレフポートの位置については、私はSPの位置とできるだけ離した位置にしました。何となくですが、SPに近いとバスレフポートの機能が下がる(低音の量が減る)ような気がしたからです。正しいかどうかはわかりません。
・次にマジックでつけた印を中心にしてコンパスで円を描き(跡さえつけばOK)、それに沿ってカッターで切り取ります。
・片方(右ドア)の制振材に穴開けができたら、それを使ってもう片方(左ドア)の制振材に穴開けします。

・ネットを見るとバスレフポートの直径は4〜5cmが多かったので、私はフロントは直径5cm、リアは直径4cmにしました。
・バスレフポートは直径が大きいほど、また空気容量(ドアのアウターパネルとインナーパネルの間の空間の空気容量)が小さいほど共振周波数は高くなります。リアドアの空気容量はフロントドアに比べて小さいので、同じポート直径だと共振周波数が高くなります。そこでポート直径を小さくして共振周波数を下げたのですが、厳密に計算したわけではないので気休め程度だとお考えください。
・なおバスレフポートの効果についてですが、ネットで調べたところではバスレフポートを開けた方が低音の量感が増すようです。ただし開けていない方もいらっしゃるので、どうするかはご自身で判断してください。
フロントドアのバスレフポート
リアドアのバスレフポート
【8/19追記】
バスレフポートは塞ぐことにしました。詳しくはこちらをご覧ください。


●インナーパネル:デッドニング
サービスホールへの制振材貼り付けについては、次の基本方針のもとで作業しました。

  • クリップ用の穴およびバスレフポート以外の穴はできるだけ空気を漏らさないように(=SP裏からの音はできるだけバスレフポートだけから出したかった&雨水が表側に侵入してこないように)丁寧に全て塞ぐ。

・まず最初に制振材を貼る際に邪魔になりそうなサービスホール周辺のケーブルクリップやコネクタ(フロントドアについているグレーのコネクタを抜いて緑のパーツは取り外す)を取り外しておきます。
・次にインナーパネルのサービスホール周辺(制振材を貼る場所)を全て脱脂します。
・それから順次サービスホールに制振材を貼っていきます。窪んだ部分に貼る場合は、まず窪んだ部分をヘラで圧着したあと、周辺に向かって圧着していくと良いです。

・一番処理が面倒なのは、サービスホールの表〜裏をケーブル(ワイヤー)が行き来している箇所だと思います。正直、何が正解なのかはわかりませんが、私はまずケーブルの幅で制振材に切れ目を入れ(ケーブルの両側2箇所)、ケーブルがインナーパネルの裏側に潜り込むあたり(インナーパネルとケーブルの交差面)で制振材を切り取りました(結果、制振材にはコの字型の切り取りができる)。切り取った部分は後でケーブルの下のインナーパネルに貼り付けるので残しておきます。
・次にサービスホールに制振材を貼り付けます。そうするとコの字型の穴からケーブルが表に出てきている状態になります。
・先ほど切り取った制振材をケーブルの下のインナーパネルに貼り(既に貼ってある制振材の切れ目を塞ぐ形になる。穴に食み出す部分はカット)、別途用意した少し大きめの長方形の制振材を用い、穴を塞ぐ(ケーブルを覆う)ように貼り付けます。
・後は状況に応じ、空いている隙間を塞ぐように制振材を貼り、場所によってはさらにダメ押しで大きめの制振材で該当箇所全体を覆いました。
・ドアロック用ワイヤーとドアノブ用のワイヤーはスリーブに入っているので上から制振材を貼っても動作に支障はありませんが、スリーブが曲がるほど押さえるとワイヤーの動きが悪くなるかもしれないので注意してください。

・ちなみに、インナーパネルに空いている唯一の穴(クリップ用の穴は除く)であるバスレフポートに関してですが、この穴を伝って雨水が内側に入ってくるのを少しでも避けるため、ポートの上側は少し押し込み、逆に下側は手前に引いておきました(傾斜をつけておく)。こうすればポートが垂直状態よりは雨水が侵入しづらいかなと。まあ、気休めですけどね。

・全ての穴を塞ぎ終えたら、ポイント制振材を貼っていきます。基本方針は次の通り。

  • SP周りに重点的に貼る
  • 拳で叩いてみて振動が大きそうな場所に貼る

理想を言うならインナーパネルの前面全てに制振材を貼れば良いのですが、中々そうは行かないので、手持ちのポイント制振材(余ったインナーパネル用制振材やアウターパネル用制振材でも良い)の量を考慮しつつ、貼っていけば良いと思います。
右フロントドアのデッドニング状態
右リアドアのデッドニング状態

ちなみにエーモンの説明書では吸音テープを貼る指示がありますが、必要性がよくわからなかったので私は貼っていません。

最後に、ビニールを剥がした後に残ったブチルの上にマスキングテープを貼って完了。
当然ですが、ブチルに沿ってビニールを残した場合はマスキングテープは不要です。


●内装パネルのデッドニング&吸音処理
私はエーモンのポイント制振材をフロントは5箇所、リアは9箇所に貼り付けました。何故リアが多いのかというと、単に制振材が余っていたからです。結果論ですが、フロントの制振材はあと2〜3枚増やしても良かったなと思います。

ポイント制振材を貼り付ける場所は、フロントに関してはネットの情報を参考にしましたが、原則としては振動しやすい場所に貼れば良いと思います。
制振してやることで、音の濁りの原因となる共振ノイズをある程度低減できると思います。

ただ、バスレフポートから出てきた低音は内装パネルを振動させることで車内に伝わると思うので(内装パネルに開口部がないから。そう言う意味では構造としてはバスレフ型ではなく密閉型なんだけど、バッフル面=内装パネルが振動して音を伝えるので、擬似バスレフと言うのが正しいかも)、過度に制振しすぎるのはどうかとも思いました。

どの程度制振すれば良いのかについては正直なところわかりませんが、もし内装パネルをガチガチに制振する(振動/音を極力伝えないようにする)のであればバスレフポートは開けない方が良いでしょうね。開ける意味がありませんから。

吸音材に関しては窪みの部分を中心にシンサレート(吸音材)を貼り付けましたが、内装パネルの吸音処理をしていない方も結構いらっしゃるみたいなので、どうするかは個人で判断してください。

私は最低限の処理はやっておいた方が良いと思っていますが、吸音材を入れすぎるとデメリット(バスレフポートから出てきた音が死ぬ)がありそうな気がしたので、音が溜まりそうな窪みを中心に貼りました。

フロントドア内装パネルの制振材貼り付け状態
フロントドア内装パネルの吸音材貼り付け状態
リアドア内装パネルの制振材貼り付け状態
リアドア内装パネルの吸音材貼り付け状態

最後にツイーターカバーの吸音処理についてですが、スイスポのツイータ取り付け位置はバッフル面から浮いた状態になっているため、ツイーターカバー内の反射音がバッフル面から出てしまう構造になっています。
その反射音を少しでも防ぐための対策として、ツイーター背面にシンサレートを貼り付けました。

ツイーターカバーの吸音処理


以上で作業ポイントの説明は終わりです。
文字ばかりで申し訳ないですが、作業を通して感じたことや思ったことをできるだけ書き留めたつもりなので、少しでも参考になれば幸いです。

ちなみに現在の音についてですが、色々なジャンルの楽曲に合うような低音バランス(EQ調整)を模索している状態です。
中音〜高音は概ね満足できる状態にできたけど、やっぱり低音は難しいですね。

理想を言えばもう少し伸びやかな低音が出て欲しいけど、今使っている機材とデッドニングでは難しそうな感じ。
サブウーファーを追加すれば出せると思いますが、流石にそこまでするつもりはないので、もう少しだけEQと格闘して妥協点を探ろうと思っています。

とは言え、純正の音に比べれば格段に良い音にはなったので、音に拘る方はトライしてみては如何でしょうか。

スイフトスポーツのドレスアップ&カスタマイズ #21-⑦ 〜スピーカー交換とデッドニング:作業のポイント①(使用ツール、内装パネルの取付/取外し、SPユニット&インナーバッフルの取付)

7/20〜24にかけてスイスポのスピーカー交換&デッドニング作業を行いました。
初めてやった作業なのでいくつかミスをしたし、コツを掴めば意外に簡単だったことなどあったので、作業のポイントをまとめておきたいと思います。

●作業時間
雨がちの天気だったこともあり実作業だけで足掛け5日間かかりましたが、実際の作業時間は次の通りです。

  • SP交換:7時間(ツイーター組立、SP裏アウターパネル制振材+吸音材処理含む)
  • フロントドアデッドニング 7.5時間(右4.5、左3)
  • リアドアデッドニング 6.5時間(右4、左2.5)
  • 合計:21時間

フロント&リア共に右ドアの作業時間が左ドアに比べて1.5時間長くなっているのは、まず右ドアから取り掛かったので段取りなどを考える時間が必要だったこと、試行錯誤に要した時間、そしてアウターパネル&インナーパネル用制振材を切り出す際に左ドア分も一緒に準備したからです。

(私のスキルの問題もあると思いますが)もしもう一度やったとしても短縮できるのは2〜3時間のような気がするので、最悪3日間はかかるくらいに考えて、余裕のあるスケジュールで取り掛かった方が良いと思います。

●使用したツール

  • プラスドライバ(内装パネルを固定しているネジの取り外しとインナーパネルに固定してあるL字型金具他のパーツ取り外しに使用。2番があればOK。ビットが磁化されている方が便利だし、電動ドライバならさらに楽です)
  • マイナスドライバ:先端幅5mm(ドアのカプラーを外すのに使用。カプラー外しが便利かもしれないけど、持っていないのでマイナスドライバを使いました)
  • マイナスドライバ:先端幅1.8mm(ドアパネルを外す際、ネジを隠しているプラスチックカバーを持ち上げるのに使用。あと、純正スピーカーのネジ固定用パーツを取り外すのにも使用)
  • 8mmのソケット(インナーバッフルを固定するナットの回り止めに使用。スパナでも良いかもしれないがソケットの方が使いやすいと思う)
  • 万能ハサミ(制振材を切る際に使用。大きいハサミでも良いかもしれない)
  • カッターナイフ(制振材にバスレフポートを開ける際に使用。私はコンパスカッターを使いましたが、制振材を貼り付ける前であればカッターでも可)
  • 油性マジック(インナーパネルのサービスホールの形を雨水侵入防止用ビニールに書き写すため)
  • 大きな段ボール(雨水侵入防止用ビニールに書き写したサービスホールの形を制振材に写す際に作業台として使用。ビニールに残っているブチルが作業中に床面にくっついたりすると後の清掃が面倒なので、ブチルがくっついても大丈夫なように段ボールの上で作業しました。最初はブルーシートを敷いて作業したけど、ブルーシートについたブチルを取るのが大変だったので、途中から破棄しても良い段ボールに変更した次第)
  • パーツクリーナー or シリコンオフ(制振材の貼り付け面を脱脂するのに使用。内装パネルに制振材を貼る場合はプラスチックセーフタイプが良い)
  • ショップペーパーやウェス(脱脂に使用)
  • マスキングテープ:30mm(インナーパネルに残ったブチルの上に貼り付けた。専用のテープも売られているみたい。もしブチルを綺麗に取り除くのであれば必要ありません)
  • 強力両面テープ(ネットワークのインナーパネル貼り付けと吸音材の内装パネル貼り付けに使用)
  • ハーネステープ(内装パネルに吸音材を貼り付ける際、両面テープだけだと落ちてきそうだったのでハーネステープも併用して固定。また余分なSPケーブルをまとめる際にも使用)
  • クリップ外し(内装パネルを固定するトリムクリップがインナーパネル側に残ってしまった場合に使用。私は先が二股になっているプラスチック製の内装はがしツールを使いました)
  • エンジニアリンググローブ(ブチルを扱う際に手が汚れないようにするのと、アウターパネルへの制振材貼り付け時に手を保護するために使用。使い捨てグローブでは無い方が良い)とゴミ袋(制振材の剥離紙やカットした際の端材を捨てる)はあった方が良いです


●内装パネルの取り外し
内装パネルを取り外した後、アウターパネルの制振材貼り付けを行う場合は、窓ガラスは上げて(閉めて)おきます。ガラスを下げて作業するとガラスが邪魔をして制振材が貼り付けられません。

ちなみにSP裏の制振材&吸音材貼り付け作業にガラスの位置は影響しないので、デッドニングをせずにSP交換だけする場合は、内装パネル取り付けのことを考えガラスは下げておいた方が良いです。

・フロントドアは、まず最初にツイーターカバーを取り外します。右ドアだとカバーの右上、左ドアなら左上に手をかけて引っ張り、クリップが外れたらカバーを垂直に戻して下側を手前に引っ張れば外せます。外したらツイーターに繋がっているコネクタを抜きますが、手では外れなかったので小さいマイナスドライバで爪を押しながら外しました。
・リアドアの場合はガラス横についている三角のカバーをまず外します。カバー上部(ガラスに近い側)に手を突っ込んで手前に引っ張ります。クリップが外れたらカバーを一旦垂直にしてカバーの下部(下辺)を手前に引っ張れば外れます。

・フロントドアの内装パネルはプッシュロック型クリップ(1箇所)、プラスネジ(2箇所)、ドアパネル用クリップ(トリムクリップ 白:10箇所)で止まっています。リアはプラスネジ(2箇所)とクリップ(9箇所)です。
・まずプラスネジ2本(①ドアハンドル奥のプラカバーを内装剥がしやマイナスドライバで持ち上げて外せばネジが見える、②ドアを開閉する際に手を入れる窪みの底に見えるプラカバーの端をマイナスドライバで持ち上げるとネジが見える。このプラカバーは外さなくて大丈夫)を外します。
・次にプッシュロック型クリップ(フロントのみ。右ドアだと内装パネルの右上の縁、左ドアだと左上縁)の中央をプラスドライバなどで押した後、縁に薄いヘラとかマイナスドライバを差し込んで持ち上げて外します。
・外したネジ、プラカバー、プッシュロック型クリップは無くさないように小さい箱とかにまとめて入れておくと良いです。

・内装パネルを剥がす作業に取り掛かる前に、まずマイナスドライバ(もしくはカプラー外し)と内装パネルを置く台(私は折り畳むと高さ18cmになるメカニックマットを使用しましたが、もう少し高い方が良いかも)を用意し、マイナスドライバはズボンのポケットなどのすぐ取り出せる場所に入れ、台は足元に置いておきます。
・内装パネルを剥がす際は下から上に向かって作業します。パネル下側角付近にあるインナーパネルとの隙間に手を入れて思い切り手前に引っ張り、まず下側のクリップを外します。後は上方に向かってクリップを外していきます。
・内装パネルの上辺は窓枠(ガラスの手前側)に引っ掛かっているだけですが、そのままだとドアハンドルと内装パネルが干渉して外せません。なのでドアハンドルを内装パネルの穴から潜らせつつ(パネルを車体前方にスライドさせ)パネル上辺を(多少強引に)窓枠から持ち上げるようにして外します。
・パネルが外れたら、足元に置いてある台を蹴って位置を調整し、パネルを台の上に置きます。重要なのはケーブル(ハーネス)に強いテンションがかかって断線してしまわないようにすることです。ちなみにパネルをそのまま地面に置こうとすると、パネルはケーブルで空中にぶら下がった状態になり、断線のリスクが増します。

・次は一番の難所であるカプラー外し(運転席ドアのみ2箇所で、他は1箇所)です。運転席の場合は、まず最初に黒いカプラーを外します。カプラーをよく見ると四角い爪があるので、爪を押しながらカプラーを引っ張ります。私の場合、黒いカプラーの方は片手で外せましたが、外れない場合はマイナスドライバで爪を押しながらカプラーを引っ張ります。その際は両手を使うことになるので、パネルを置く台が必須です。
・白いカプラーを外す際にはパネルを180°回転させて上下を反対にします。するとカプラーの爪が見えるので、片手でマイナスドライバーを使って爪を押しつつ、もう片方の手でカプラーを引っ張ります(黒いカプラーよりも外れにくいです)。
・なかなか外れない時は、カプラーを左右に揺すったり、ケーブルの根本を引っ張ったりして(多少引っ張っても大丈夫でした)外します。

・内装パネルが外せたら、まず最初にクリップ(白:フロント10箇所、リア9箇所)が内装パネル側にはまっているかどうかを確かめます。もしインナーパネルに残っている場合はクリップ外しを使って外し、内装パネル側に取り付けておきます。内装パネルを移動させる場合にクリップが落ちてしまうことがあるので、移動させた場合はクリップが外れていないか必ず確認しましょう。
・もし外れて無くしてしまった場合(私は2個無くした)、ディーラーやamazon等で純正品を入手するか、あるいはホームセンターやカー用品店で売っている社外品を購入します。ただしスズキ用のドアクリップはスーパーオートバックスにも売っていなかったので、私は形状がほぼ同じだったトヨタ用ドアクリップを買いました。エーモン製だとNo. 3855 トリムクリップ トヨタ用(同じトヨタ用でも種類がいくつかあるので注意)が使えます。(参考:3855トリムクリップのサイズ:適合穴径8.5mm、適合板厚0.7~1.6mm、製品外径18mm、クリップの先端部分の長さ15.0mm)


●内装パネルの取り付け
内装パネルを取り付ける前に窓ガラスの状態を確認し、ガラスが閉まっている場合は取り付け作業にかかる前にアクセサリー電源をONの状態(スタートボタンを2回押す)にしておきます。理由は、内装パネル取り付け作業は窓ガラスが全開の方がやりやすいので、カプラー接続後すぐにスイッチを操作して窓ガラスを下げられるようにしておくためです。

次に内装パネル側に全てのクリップがついていることを確認します。

・内装パネル取り付けの際は、まずカプラー接続を行います。片手でパネルを持ちながら(台を使っても良いけど、無くてもできる)、もう一方の手でカプラーを差し込みます。接続したら直ぐに窓ガラスを全開にします。もし窓ガラスが動かない場合はカプラーがしっかり挿さっているかどうか確認しましょう。

・次に、ドアハンドルを内装パネルに潜らせた後、パネル上端を窓枠に引っ掛けるのですが、パネル上端が窓枠まで届かない場所(例:運転席ドアだとパネル上端右側付近)は、多少強引に上に引っ張ってパネルを引っ掛けます。
・上端が完全に窓枠に引っ掛かっていることが確認できたら、パネルをドアに押し付けるようにしてクリップを嵌めていきます。あらかた嵌ったら、パネル表面を手(拳の底)で叩いて嵌め残しがないかどうか確認します。スピーカーネットワークの取り付け位置が悪いとクリップが嵌まらない箇所ができるので、その場合はネットワークの取り付け位置を内装パネルと干渉しない場所に移動します。

・クリップが全て嵌ったら、ネジ2本とプッシュロック型クリップ(フロントドアのみ)、最後にネジ隠し用プラカバーを取り付けます。なおプッシュロック型クリップは外す際に押し込んだ中央部分を元に戻してから取り付けます。

・ツイーターカバーは、まず下部2箇所の爪をドア側の穴に差し込んでからカバーを押さえて取り付けます。
・三角カバーはまずカバー上部裏にある横向きの爪(ガラス側の辺にある)をドア側の穴に差し込み、下部2箇所の爪をドア側に差し込んで、カバーを押さえて取り付けます。


●SPユニットとインナーバッフルの選定
私はカロッツェリアのTS-C1730S-2(セパレートタイプ)をフロント用に、TS-C1730-2(コアキシャルタイプ)をリア用に使いました。
最初「ツイーター純正位置取付タイプの方が便利じゃん」とTS-C1736S-2を買ったところ、スイスポには使えないことが後から判明し、TS-C1730S-2に交換してもらった次第。1736は使えないので皆さんは間違えないようにして下さい。

TS-C1730系(Cシリーズ)以外だとエントリーモデル(約半額)のTS-F1740S-2/TS-F1740-2(Fシリーズ)も取り付け可能だけど、後から後悔したくないので上位モデルを選択。
予算的に厳しい場合は、フロントをCシリーズ、リアをFシリーズにするという方法もアリかと。フロントSPの影響力の方が大きいですからね。
jpn.pioneer
jpn.pioneer

予算を抑えるために、インナーバッフルはフロントにUD-K616(メタルダイキャスト製)、リアにUD-K526(MDF製)を使用しましたが、ケチらないで全部K616にしておけばよかったと後悔しています。

理由は、K526はMDF製とは言えども所詮は木製なので(持ってみると想像していた以上に軽かった!)やはり共振防止性能はメタル製のK616に及ばないこと、スピーカーユニットの取り付けがボルトではなく木ネジだったこと(木ネジだと締める際に傾く危険性がゼロではないので電ドラではなく普通のドライバを使ったのだが、右リアドアの作業は左手でネジを締めざるを得なかったので非常にやりづらかった。もしボルト止めなら電ドラが使えた)、そしてケーブル逃し用の窪みが何故かK616より浅いのでケーブルを通す際にはみ出ないようそこそこ気を使う、という3点です。

正直、リアスピーカー用なので全体の音に対する影響がどれ程のものなのかはわからないけど、音へのこだわりが強い人はK616にしておけば私のように後悔しなくて済みます。(馬鹿馬鹿しいような気がするけど、K616に付け替えようか思案中)


●インナーバッフルとSPユニットの取り付け
・ツイーターユニットの組立&取付時の注意に関しては「スイフトスポーツのドレスアップ&カスタマイズ #21-② 〜スピーカー交換とデッドニング:まずはスピーカー交換を実施」をご参照ください。
・ツイーター用のケーブル(ネットワークから出ているケーブル)はインナーパネルの表側を通します。純正のツイーターケーブルは使いません。またSPユニット付属の純正ツイーターケーブル用ジャンパーコネクタの取り付けは不要です。

・インナーバッフルを取り付ける前に、純正SP取付に使ってあるネジ固定用パーツ(緑のプラスチック製パーツで、スイスポは各ドア3箇所)を取り外します。構造的には裏側の2箇所の爪を押さえて引き抜けば良いけれど、正直手では難しいです。クリッププライヤがあると簡単ですが、私は持っていないのでマイナスドライバ(先端幅1.8mm)を使って外しました。
・マイナスドライバを使う場合は、まず裏側の爪の片方を指(爪)で押しながら表からパーツの片側(爪を押した方の側)引き上げます。するとパーツが傾くので、その傾きを保持しつつ、反対側の爪を表側から(インナーパネルとパーツの間に)マイナスドライバを差し込んで押してやると外れます。

・インナーバッフルの取り付けにはボルト&ナットを使用しますが、ナットの回り止めにはスパナやレンチよりも8mmのソケットを使う方が簡単で楽です。
スイスポの場合、インナーバッフルは3箇所で止めますが、ケーブル逃し用の窪みの位置をどこに持ってくるかを考えてから取り付けましょう。個人的には下側よりも上側(斜め上辺り)に持ってきた方がパネル裏側のコネクタの位置を上方に持ってこれる分(雨水で濡れにくい?)良いと思います。
・純正ハーネスのコネクタはインナーパネルの裏側にあります。一方、ネットワークは表側に取り付けるので、配線は裏(純正ハーネス&変換コネクタ)→表(ネットワーク本体)→裏(SP端子)という引き回しになり、インナーバッフルに切ってある窪みには2組のケーブルが通ることになります。
・K616は窪みが深いので簡単ですが、K526は窪みが浅いのでケーブルが窪みからはみ出さないよう(インナーバッフルとSPユニットの間に挟み込まれないよう)気をつけましょう。
・純正ハーネスのコネクタ及び変換コネクタには忘れずに付属のスポンジ(パネルに接触した時の音防止用)を巻き付けおきます。その上でさらにコネクタが遊ばないよう、表側に引き出すケーブルにはある程度テンションをかけて引っ張っておくと良いと思います(ケーブルが弛むと下に落ちていくから)。

・SPユニット(ウーファー)の取付にはインナーバッフル付属のボルト(K616)もしくは木ネジ(K526)を使います。ボルトと木ネジのいずれの場合も1本を一気に最後まで締め付けてしまうのではなく、4本をある程度締め付けた後、数回に分けて4本を均等に少しずつ締め付けていくようにしましょう。
・K526付属の木ネジは2種類あります。私は細い方を使ってしまったのですが、後から考えると太い方を使うのが正解だったような気がします。尤も、細い方でも問題はなかったのですが...。
・ちなみに私はSPユニットを取り付ける際、ターミナルが上に来るように取り付けました。理由は雨水対策的にパネル裏のケーブルやコネクタはできるだけ上方に持ってきたかったからです(インナーバッフルもケーブル逃し穴が斜め上方に来るように取り付けた)。
・ただしターミナル部を上側に持ってきた場合はターミナルに接続したケーブル(接続端子は防水カバーで保護されるようにはなっている)から雨水が伝ってきて防水カバーとケーブルとの隙間から入り込んでターミナルを腐食する危険性がゼロでは無いなと...。考え過ぎかもしれないけど、端子の防水カバーの上からさらにビニールテープで防水処理しておけば良かったと後悔している次第。とは言え、今更SPユニットを外して処理し直すのも面倒なので、この件は諦めました。

・SPユニット前面に貼り付ける吸音材は、エッジ(ダンパー)に触れないようよう気をつけて貼りましょう。

・フロントに関しては、ウーファーが固定できたら(ネットワークを固定する前に)ツイーターユニットにネットワークからのケーブルを接続し、ツイーターとウーファーから音が出るかどうかを確かめます。リアはSPユニットが固定できた段階で音が出るかどうかを確かめます。
・ちなみにフロント用のツイーターのアッテネーターは0dB(-3dB/0dB/+3dBの3段階)で使用しましたが、EQで調整(少し持ち上げた)すれば問題ありませんでした。もしEQがない場合はアッテネーターをお好みで調整する方が良いですね。

・フロント用のネットワーク固定位置は、私が採用した位置か、インナーパネル前面を左右に横切っているケーブルに沿う形で固定する方法のどちらかが多いみたいですが、どちらにしても位置調整が必要なので、手間はかかるけどネットワーク&ケーブルを仮固定した状態で、内装パネルを一度取り付けてみて干渉しないかどうかを確かめたほうが良いです。
・フロント用ネットワークはインナーパネルに両面テープで固定し、余ったケーブルはまとめてハーネステープ(今思えばビニールテープを使った方が両面テープで貼り付けやすかった)でぐるぐる巻にしてネットワークの横(後方側)に両面テープで貼り付け、さらに念の為に両方を養生テープでインナーパネルに固定しました。もしケーブルに沿う形で固定する場合は付属のタイラップも併用して固定する方が良いと思います。(私がつけた位置だとタイラップで固定できませんでした)

・リア用のネットワーク&ケーブルは、SPユニットの上部(やや前寄り)に取り付けました。余分なケーブルはハーネステープでぐるぐる巻きにし、その両端をネットワークにハーネステープで固定し、ネットワーク表面のゴムっぽいカバーに両面テープを貼ってインナーパネルに貼り付けただけですが、SPユニット(というかインナーバッフル)の上に乗っかる形になるので多分剥がれ落ちることはないと思っています。


長くなってしまったので、デッドニングのポイントについては次回に。

a hard day!

普段は7時〜7時半に起きるのですが、昨日は「町内クリーン作戦」という町内ゴミ拾いがあったために5時20分に起きました。

前日は「W-KEYAKI FES. 2022」の日向坂46のステージ(2日目)をリピート配信(22:00〜0:30)で見たので、就寝したのは1時。
睡眠時間が4時間強というのは流石に辛いです。


ここで少し脱線しますが、「町内クリーン作戦」はお知らせ(回覧板が回ってきます)だと6時〜8時となっています。
しかしながら最初に参加した際(今回は3回目)、6時に集合場所の駅前に行ってみると、何とゴミ拾いは既に終わっていました。

「どう言うこと?」と思ってリーダーらしき人に尋ねてみると、「この班は早起きのお年寄りが5時過ぎくらいからゴミ拾いを始めてしまうので、みんな早めに始めるようになって6時には終わっている」とのこと。

だったら5時とか5時半スタートとお知らせしてくれれば良いのに...と思うわけです。口には出しませんでしたけどね。

ちなみに再来週の日曜には神社(氏神様)の草むしりが5時から行われますが、そっちはお知らせ通りの5時スタートなんですよね。
田舎ってこういう明文化されていないローカルルールがあるのでほんと困ります。

要するに町内ゴミ拾いは各自が勝手に始めて6時に駅前にゴミを持ち寄るのがうちの班のしきたりらしいので、前回(2回目)は5時に起きて5時15分から始めたけど、そもそも大きいゴミはほとんど落ちてないし、エリアもさほど広くないので30分もあれば終わってしまいます。

なので今回は5時30分からゴミ拾いを始め、6時少し前に駅前に行きました。
その際、ゴミ拾いの成果がないと中々に行きづらいものなのですが、今回は幸いにして空瓶を見つけられたのでよかったです。

ゴミを渡してペットボトルのお茶をもらい、6時10分くらいに自宅に戻りました。


それから一眠りしようかとも思ったのですが、今日やる予定のスイスポのリアドア・デッドニング作業の前に現在の音(フロントドアのデッドニングが完了した段階)を確かめておこうかなと、6時半から7時半くらいまで試聴ドライブ(とりあえず新湊大橋に行き、あとは適当に周辺を走った)を実施。

明け方の新湊大橋って見たことがなかったからカメラを持って出かけたけど、残念ながら立山方面は曇り空で絵としての面白味はなかったので写真は撮らずに試聴ドライブを続行。

自宅に戻り、母の朝食を準備し(私は朝食は摂らない派です)、コーヒーを飲みながらタバコを一服した後、8時半より本日のメインとなるのデッドニング作業を開始しました。

08:30-11:50 右リア アウター&インナーパネル
11:50-12:30 右リア 内装パネル
12:30-13:00 昼食
13:00-13:30 ホームセンターに買い出し(パーツクリーナー)
13:30-14:00 左リア 内装パネル
14:00-16:00 左リア アウター&インナーパネル
16:00-17:00 試聴ドライブ

昼食休憩以外はほぼ休みなしで稼働。

試聴ドライブから帰った後、汗だくだったのでシャワーを浴び、洗濯機を回して、ようやく冷えたビールにありつけました。

一休みした後、18時半から夕食の準備を始めて後片付けが終わったのが20時。
これでやるべきことは全て完了!

腕は筋肉痛かつ日焼けでヒリヒリするし(日焼け止めをつけ忘れました。途中で気がついたけど面倒になってそのまま作業続行)、メカニックマットに腰掛けて作業したものの腰と背骨は痛いし、太ももも少し張った状態で、全身ボロボロ。

20時半からブログを書き始めたけど途中で辛くなってきたのでソファーに横になったらそのまま寝てしましました。

そして気がついたら23時。
再びブログの続きを書き始めたけど、30分ほどでギブアップし、タバコを1本吸い、歯を磨いてベッドに入ったのがちょうど12時くらいでした。

一昨年暮れの引っ越し作業、大雪の時の雪かき(スイスポ納車前で代車が雪にすっぽり埋もれてしまった時)、そして20日に行ったスピーカー交換もきつかったけど、寝不足状態で丸一日稼働したわけではなかったので、そう言う点では富山に戻ってきてから一番疲れたかもしれません。

ほんと、ハードな1日でした。

スイフトスポーツのドレスアップ&カスタマイズ #21-⑥ 〜スピーカー交換とデッドニング:左右リアドアのデッドニング

24日(日曜)は訳あって5時20分に起床。
それからはほぼフル稼働状態で、やるべきことが全て終わったのは20時でした...(-。-;

この話については別に短い記事を上げるつもりなので、ここではデッドニング作業についてのみ書き留めておきます。

作業を開始したのは8時半で、まずは右リアから取り掛かりました。

とりあえずスピーカー交換だけした状態がこちら。

リアドアはフロントより小さいから作業も早く済むと高を括っていましたが、よくよく見てみるとサービスホールの数は多いし、ケーブルクリップがサービスホールのすぐ脇にあったりして、作業が複雑そう。
少し気が重くなってきました。

とは言え何とか今日中に終わらせたいので、気を取り直してアウターパネルの作業にかかります。

内部を見て検討した結果、上部に2枚、中間部に1枚、制振材を貼りました。

次はいよいよインナーパネルの処理です。

まずは制振材の切り出しを行いましたが、2つの大きいサービスホール用の制振材に関しては、実際にサービスホールに当ててみて細かな加工(特にケーブルとケーブルクリップの処理)を行わなければならなかったため、ここで予想以上に時間を取られてしまいました。

2つのサービスホールの処理がようやく終わった後、小さなホールの処理を行い、REAL SHIELDを貼り、ブチルの跡をマスキングテープで覆い、最後に外しておいたL字型金具を取り付けて作業完了。
時刻は既に11時50分になっていました。

とりあえず右ドアは昼食前に終わらせてしまいたいので、休むことなく内装パネル処理に取り掛かりました。
まずはポイント制振材を貼り、シンサレート(吸音材)を貼り付けて終わり。
内装パネルの作業はフロントドアでの経験が生き、40分ほどで片付きました。


※両面テープだけだとズレてきそうだったので、テープで固定しました。

軽い昼食を摂った後、13時から最後の左リアドアの作業に取り掛かりました。

午前中からの流れがあったので、まずは内装パネルの処理を行ったのですが、パーツクリーナー(プラスチックセーフタイプ)が切れてしまったため、内装パネルを外した状態のスイスポでホームセンターへ買い出しに。

戻ってきてから内装パネルの続きをやり、その後、アウターパネル、インナーパネルの順で作業を行ない、16時に全ての作業が完了!

18日(月曜)から下準備を始め、実作業は20日(水曜)から24日(日曜)までかかったので、準備も含めると1週間、作業だけでも5日間かかったことになります。
作業前は「1〜2日で終わるんじゃないか」と思ってましたが、見当違いも甚だしかったです...(^^;;

【8/19追記】
バスレフポートは塞ぐことにしました。詳しくはこちらをご覧ください。

日曜は土曜とは打って変わって晴天だったため、作業が終わった時にはTシャツもジーンズも汗だく。
直ぐにシャワーを浴びて冷えたビールを飲みたいところだったんだけど、SP交換&デッドニングが全て完了した状態の音を確かめたいという気持ちの方が勝ち、Tシャツだけ着替えて試聴ドライブに出ました。

SP交換後、そして右フロントドアのデッドニング終了時に試聴しているので、それを含めて感想をまとめておきます。

◆ SP交換の効果ウーファー裏アウターパネルへの制振材&吸音材貼り付け処理を含む)

  • 純正SPの音は全体的に曖昧で音に芯が無かったけど、SP交換後は一つ一つの音が割と明快でしっかりしている。
  • 低音がそれなりに締まっていて量感もあり、高音も繊細でさほど煩くない。
  • 一つ一つの音のグレード自体は上がったと思うが、音の明瞭さにかけ少なからず濁りがある感じ。

デッドニングの効果

  • 右フロントドアのデッドニングを行っただけでも低音の量感が上がって締まった音になり、高音の雑味(濁り?)が減って音が綺麗になった。
  • ドア4枚全て処理した後の音も基本的な傾向は同じで、それがより強くなった感じ。
  • 明らかに音の明瞭さが増し、楽曲に入っている様々な音が聞こえ始め、普段自宅で聞いている"音"と(レベルは違うけど)同じような感覚になってきた。
  • SP交換した際も音のバランスが変わってEQを調整したが、デッドニングでまた変わってしまったので再調整。純正SPの時は低音と高音をかなり持ち上げていたけど(そうしないとメリハリのある音にならない)、現在はそれぞれ半分くらいに落とした(そうしないとドンシャリが強すぎて耳が痛い)。
  • EQ調整はまだしっくりきていない部分があるので、色々な楽曲をかけてちょうど良いポイントを探索中。

SP交換とデッドニングの両方やるのがベストだけど、デッドニングは予想以上の効果があったので、まずデッドニングをやってみて、まだ不満があるようならSP交換をするのが良いかもしれませんね。
デッドニングだけならさほど費用もかかりませんから。

エーモン 音楽計画 デッドニングキット ドア基本モデル 2198を2セット買いましたが、アウターパネル用制振材は4枚中2枚残ったし、インナーパネル用制振材も6枚中2枚弱残りました。
なのでデッドニングキットを1セットと、追加でインナーパネル用制振材を買えば事足りると思います(スイスポの場合でSP裏の処理は含みません)。

エーモン 音楽計画 デッドニングキット スピーカー周辺簡単モデル 4800 制振材増量+内張りはがしセット(amazon限定モデルなのでエーモン 音楽計画 デッドニングキット スピーカー周辺 簡単モデル 2441よりも安いし内張はがしがついているのでお得)はSP前面に貼る吸音材以外使わなかったので必要なかったなと思ったけど(SP裏の制振材と吸音材はREAL SHIELDを使用)、どうするかはお好みで判断してください。


ちなみにデッドニングによる"音"以外の効果ですが、ロードノイズ(タイヤノイズ)が相対的に目立つようになりました。
ロードノイズレベルが上がったとは考えられないので、それ以外のノイズレベルが下がったのかなと思います。

あと、ドアの重量が増えたのでドアを閉める時の音が若干重くなりました♪
無論、高級車の音とは違いますけどね...(^^)


今回初めてSP交換とデッドニングをやってみて、色々とわかったことやコツみたいなものもあったので、少し先になると思うけど #21-⑦としてまとめてみたいと思います。


【7/26追記】
ツイーター裏にシンサレート(吸音材)を貼り付けました。

スイスポのツイータ取り付け位置はバッフル面から浮いた状態になっているため、ツイーターカバー内の反射音がバッフル面から出てしまう構造になっています。
その反射音を少しでも防ぐための対策ですが、高音がスッキリした感じがします♪
やらないよりは、やった方が良いかも。