2020年12月、東京から富山に帰ってきた際に買い替えたパナソニックの斜めドラム式洗濯乾燥機 NA-VX900AL。
使い始めてから5年半を超えましたが、1年前くらいからフィルター掃除のアラートがたまに出るようになり、この半年くらいは乾燥運転する度に表示されるようになりました。

しかしながらフィルターに溜まった糸屑・埃はこの程度で、本来ならアラートが出るような量ではありません。


しかもフィルターボックスの内側に水(結露)が付着しており、さらには運転開始時ドラムが回り始める時に"ギィー"と言う異音もします。

東京に住んでいた時もパナソニックのドラム式洗濯乾燥機(NA-VR5600L;2010年購入)を使っていたのですが、U04エラー(フィルターが詰まって乾燥時の排気に問題がある)が多発するようになった際には、パナソニックに連絡してヒートポンプユニットおよび乾燥経路の清掃を行ってもらっていたので、今回も同様の事象だと考えてパナソニックにクリーニングを依頼しました。
※クラブパナソニックのサービスメニューから依頼しようと思ったら「販売店経由で依頼できる場合はそうして欲しい」との旨のことが書いてあったので、購入したジョーシン射水店に行って依頼しました。
※翌日にパナソニックから訪問日調整と不具合内容の確認の電話があり、その際に"フィルター掃除アラートの件"と"ドラムが回り始める最初にギィーという音が鳴る件"を伝えました。
※ちなみに以前使っていたNA-VR5600LはU04エラーが頻発する機種で、10年間で3回クリーニングしてもらい、4回目(2018年)は乾燥能力が落ちて洗濯物が生乾き状態になる症状だったため、ヒートポンプユニットの交換となりました。この機種はヒートポンプユニットが本体下部に置かれていたため整備性が悪く、また乾燥経路が長く糸屑・埃が詰まるというトラブルが起きやすかったため、次の機種からはヒートポンプユニットが今の位置(本体上部)に変更され、乾燥経路も短くなりました。
▪️パナソニック洗濯機のヒートポンプユニットクリーニングサービス
https://panasonic.jp/wash/service/heatpump-cleaning.html




そして昨日パナソニックのサービスの方が来訪され診ていただいたのですが、フィルター掃除アラートとドラム回転時の異音についての説明をまとめると次の通りでした。
- フィルター掃除アラートはフィルターボックス内に溜まった糸屑・埃が多い場合、フィルター自体が目詰まりしている場合だけではなく、乾燥経路のどこかが詰まっている場合にも表示されます。
- 乾燥経路のどこかに詰まりがあると乾燥経路の風量と乾燥能力が落ち、結果として洗濯物が乾きにくくなったり、フィルターボックス内に湿気が溜まって結露したりします。
- ヒートポンプユニット前面にある熱交換器のフィンの汚れ具合を確認したところ、確かに左下周辺にヘドロ状になった汚れが付着しているものの面積的に然程大きくはないので、恐らく根本的な原因はヒートポンプユニット内部に溜まった汚れだと思われます。
- フィルターが2重で備わっているのにフィンが汚れる原因は髪の毛で、フィルターに対して髪の毛が垂直に当たるとフィルターをすり抜ける場合があり、その髪の毛がフィンに張り付き徐々にその量が増えていくと髪の毛に埃(フィルターの目よりも小さい)が付着していって汚れが溜まります。その際に湿気や結露があるとその汚れがヘドロ状になってしまいます。
- 通常のクリーニングメニューはフィン前面の汚れを清掃する内容で、多くの場合は乾燥効率のアップが見込めますが、今回の場合はヒートポンプユニット内部の汚れが原因だと思われるため、通常の清掃でどこまで改善するかは何とも言えず(半年〜1年で同様の症状が再発する可能性が高い)、根本的に解決するためにはヒートポンプユニットを交換するしかありません。
- ドラムが回転し始める時に出る異音はVベルトの劣化が原因で、Vベルトを交換すれば直ります。
依頼する前はヒートポンプユニットのクリーニングで解決すると思っていたけど、そうは問屋が卸しませんでした...。
洗濯機は少なくとも10年(あと4年半くらい)は使いたいと思っており、今の時点でヒートポンプユニットを交換した方が今後かかるメンテナンス費用は安上がりになりそうなので、Vベルトと一緒に交換してもらうことにしました。
※前機種での経験を踏まえると、今回交換しなかったとしても10年経過する前に交換せざるを得なくなる蓋然性が高いです。だったら今交換しておいた方が余計なクリーニング費用を支払わずに済みますから。
1時間少しかけてヒートポンプユニットとVベルトの交換が完了。
※外したVベルトは劣化が激しく、このまま使っていたらベルトが外れてドラムが回転しなくなってしまったかもしれないとのことでした。
交換後にサービスメニューから乾燥テスト運転するところを見せてもらったのですが、乾燥時にフィルターボックス内に流れる温風が明らかに強くなっていました♪
ちなみに今回かかった費用明細は次の通りです。
| 部品代:ヒートポンプU | 19,000円 |
| 部品代:Vベルト | 1,100円 |
| 技術料 | 16,500円 |
| 出張料 | 4,500円 |
| 修理代計 | 41,100円 |
| 消費税 | 4,110円 |
| 支払合計 | 45,210円 |
※2018年に(前に使っていた機種で)ヒートポンプユニット交換をした際の料金は、部品代、技術料、出張料を合わせて2万円弱だったから、メンテナンス費用はかなり高くなってますね。
サービスの方が帰られた後、洗濯〜乾燥運転をしました。
ドラムが回り始める時に発していた異音もなくなり、また乾燥時の運転音(空気が流れる"ゴーッ"という音)がこれまでより大きくなっていました。
洗濯物の中に新品のフェイスタオル4枚が含まれていたので運転終了後のフィルターボックス内の糸屑・埃の量は通常よりもかなり多かったけど、運転終了後にフィルター掃除のアラートが出ることはありませんでした。
※この程度の糸屑・埃の量ではアラートは出ないのが本来の状態です。
※ちなみに新品のタオル類は一度洗濯してから使い始めるようにしています。
ここからはサービスの方に教えてもらった"パナソニックのドラム式洗濯乾燥機をお使いの方に役立ちそうなTips"です。
この記事の途中にあげてあるヒートポンプユニットクリーニングサービスの写真では洗濯機上部のカバーを取り外した状態になっていますが、実は熱交換器のフィン前面の掃除をするだけなら誰でも簡単にできます。
まずネジを2本外し、フィルター取り付けベース部を外すだけで、


このフィンの前の汚れを柔らかいブラシを使って定期的に清掃すれば、乾燥能力の低下をある程度防ぐことができるとのこと。
※ヒートポンプユニット内部に溜まる汚れを防ぐ効果はありません。
ただしフィンは薄くて折れ曲がりやすいため、絶対に硬いもので擦ったりしてはいけないそうです。
ちなみにサービスの方も自宅ではドラム式洗濯乾燥機(当然パナソニック製)を使われているとのことで、フィンの汚れ具合の確認・清掃をする度にネジ2本を外すのは面倒だからネジは外したままにしているとのことでした。

ただ実際にやってみたのですが、ネジ2本を外した状態で掃除のためにフィルターを外そうとしたら、フィルターと一緒に取り付けベース部も外れてしまったことは付記しておきます。
今回ヒートポンプユニットとVベルトを交換したので、他に問題が起きなければトータル10年間は十分に使えそうです。
次に同様の症状が起きたら(補修部品の保管年数は過ぎているので)、ジタバタせずに新型に買い換える予定。
10年も経てば洗濯乾燥機自体の性能が上がっているはずなので、それはそれで楽しみかも。





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