先日導入したFocal Clear MG Proは現在エージング時間が100時間を超えました。
60時間を超えたあたりからようやく音がほぐれ始めたものの、100時間を超えてもまだ解像感に物足りなさを感じるので、もうしばらくエージングを続行することにしました。
またFocal Clear MG Proで使用するリケーブルが本体より2日遅れで届いたので、本体と合わせてエージングを行っています。
今回導入したのは onso hpct_03_blx3というバランスケーブルで、ヘッドホン側が3.5mmモノラルプラグ×2、アンプ側がXLR(4pin)プラグの仕様です。
細身で軽いので取り回しがとても良い点が素晴らしい!
ジャケットが固くて扱いにくい純正ケーブルとは雲泥の差です。
音についてはエージング完了後に感想をアップします。
それはそれとして...。
システムエンハンサーのリピート再生でFocal Clear MG Proのエージングを進めつつ、就寝時に課題曲を試聴するというルーチンを続けているのですが、やっぱり高音にキレがないんですよね...。
最初はエージング不足のせいだと思っていたのですが、60時間、80時間とエージングが進んできても物足りなさを感じます。
そこで2つほど試してみることにしました。
1つ目は現在U18(DDC)に使用している自作ケーブル(KRIPTON PC-HR1000M-Triple C、Oyaide P/C-046)のプラグ/コネクタを交換してみること。
オヤイデのP/C-046は金+パラジウムの2層メッキになっていて"濃く艶のある音色"が特徴なのですが、機器との相性によっては中低音が若干厚ぼったくなり高音が立ってこない場合がありました。
そこでプラグ/コネクタをP/C-037系に変えてみることにしました。
P/C-037はシルバー+ロジウムメッキで、解像力が高く、高音の伸びも良くて、響きに少し華やかさがあるのが特徴。
P/C-004系と並んで私が好きなプラグ/コネクタです。
最初はオリジナルのP/C-037にしようと思っていたのですが、折角なのでARMOREDシリーズのAP/AC-037を使うことにしました。
30時間ちょっとエージングした段階で試聴したところ、期待通り高音が少し立ってきました。
ただしまだ物足りなさがあるので、エージングが完了したらこのケーブルをどの機器で使うのが良いか、試行錯誤してみる予定です。
そして2つ目は仮想アース(KOJO Crystal E 2台)のターミナル用ステンレスネジ(M4バインドネジ)をチタン製に交換してみること。
Crystal Eはスピーカーシステムで使っていた時はNagra PL-Lに取り付けていて、サウンドステージの空気感が強まる効果がありました。
しかしながらヘッドホンシステム(ZEN StreamとU18に接続)ではスピーカーシステムほどの効果は感じません。
なのであまり期待はしていないけど、ダメ元でやってみることに。
結果は、ピアノの響きが少し硬質になったような気がするけど、まあプラセボの範囲ですかね。
とは言え、変化の方向性は好ましいのでチタンネジのままにしておくことにしました。
Crystal Eはいずれスピーカーシステムに戻すので、その際にネジの素材違いによる音に変化を再度確かめてみようと思います。