SC-C50の電源ケーブルは、所謂メガネ型コネクタを3P化したタイプとなっています。
2Pのメガネ型コネクタにアース用を加えて3P化しているようなので、通常の2Pメガネ型電源ケーブルで代替できそうに見えます。そこで新たにメガネ型電源ケーブルを入手して交換してみることにしました。
現在我が家で稼働している3台のBD/HDDレコーダは全てメガネ型電源ケーブルですが、3台とも別のケーブルに交換済み。使用しているケーブルは次の3種類。
- オヤイデLi/15 EMX
- FURUTECH G220AG18F8
- Zonotone 6N2P-3.0Megane
機器付属のケーブルを使うのはイヤだからということがケーブル交換の最たるモチベーションなので、オーディオ/ビジュアル用であれば正直どのブランドのモノでもよく、毎回購入ブランドを変えてました。機器を購入する時点で電源ケーブルも購入するため付属のケーブルは一度も使ったことがなく、残念ながらそれぞれのケーブルの特徴はわかりません。
でも今回はビジュアル機器ではなくてオーディオ機器なので、どこのケーブルにするか少し迷いました。
オヤイデはケーブルが緑なのでデザイン的に除外。FURUTECHはシルバーコート導体なので良さそうな感じ。Zonotoneはインターコネクトの印象があまり良くなかったので(音が柔らかすぎる)、今回はFURUTECHにしようと思っていたところ、なんと生産完了になっていました。
仕方がないのでヨドバシカメラのオンラインショップでメガネ型電源ケーブルを検索し、最終的に選んだのはAudioQuest NRG/X2(1.8m)です。今の設置場所だと0.9mでも問題ないのですが、今後、設置場所が変わる可能性もあるので、少し長めのものを選びました。
木曜日に注文し、金曜日に到着。早速交換してエージングを開始しようと思いきや、SC-C50本体のコネクタに刺さりません!
おかしいなと思ってよく見てみると、SC-C50のコネクタ部にある出っ張りが長すぎてNRG/X2のプラグと干渉しているみたい。プラグ部を純正ケーブルと比較してみるとこんな感じ。
少し見にくいかもしれませんが、プラスとニュートラル用の2本のコネクタ間の溝が純正品の方が深くて広いことがわかるかと思います。
さらに比較してみたところ、プラグの差し込む部分の長さがNRG/X2の方が純正よりも4mm程長く、SC-C50本体のピンがプラグ内の導体に届きにくいことも判明。
となればプラグを加工するしかありません。
工具箱から棒ヤスリを引っ張り出してきて、プラグの溝を削って深くする作業、プラグを削って長さを短くする作業、SC-C50のコネクタ部の出っ張りを少し削る作業を実施。何やかんやで小一時間ほどかかってようやく完成。
ちなみに作業している間に少し削れちゃったけど、上の方のプラグの側についている白いのはテスターで測定してつけた極性マークです。2Pケーブルは極性がわかりにくいのでケーブルを購入したら必ずつけることにしています。
見た目は悪いですがちゃんと刺さるようになりました♪
作業が終わったのが金曜日の20時半頃。それからエージングのための音出しを開始しましたが、レンジは狭いし高音に変なピークはあるしダメダメですね。
果たしてエージングでどう変わることか、期待して待ちたいと思います♪
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