2020年に富山に帰ってくるにあたってリフォームした際、キッチンの窓は二重サッシにしませんでした。
理由は、キッチンの窓前下に奥行17cmのスペースがあり、二重サッシにすると約7cmのスペースが潰れて約10cmの奥行スペースになってしまうので、調理関連の小物を置きづらくなるからです。
しかしながら二重サッシにしなかったせいで冬の時期はキッチンがもの凄く寒くなるし、エアコンの効きも今ひとつという状況になっています。
※この4年間で冬のキッチンの気温は5℃まで下がったことがあり、今朝は外気温4℃に対してキッチンは8℃でした。
流石に今の状態では冬が辛いので、YouTubeで見たプラ段を使った簡易二重窓を施工してみることにしました。
※理想を言えば中空PCボードを使った方が透明度が高く見た目も良いのですが、近所のホームセンターには売ってなかったので。
ホームセンターで180cm×90cmのプラ段1枚と剥がしやすい養生テープを購入。
合わせて700円くらいでした。
プラ段は長辺2辺は水平が取れていましたが、短辺の方は長辺に対して垂直になっていなかったので、まずは垂直になるように片側をカッターでカットし、その後、窓枠のサイズに合わせて2辺をカットしました。
カットが終わったプラ段を窓枠にくっつけて養生テープを四辺全てに貼り、外気がキッチン内に入らないようにしました。
※そもそも富山に帰ってきてからキッチンの窓を開けたことが一度もない(開ける必要がない)ので、プラ段はめ殺し状態にはなるけど問題ありません。
施工が終わったキッチンの窓はこんな感じ。
まあ所詮はプラ段なので安っぽいのは否めませんが、機能性重視ということで良しとします。
窓前下のスペースもプラ段の厚みしか狭くなっていないので、これまで通りに小物置きとして使えます♪
さて気になる効果ですが、窓の近くに手のひらを持って行くと冷たかった(窓側から冷気が流れてくるのがわかった)のが、かなり改善されました!
また(これは全く想定していなかったのですが)外の音が聞こえにくくなり、キッチンの静粛性が増しました。
そもそも田舎なので外が煩いということは無いけど、それでもキッチンがシ〜ンとした感じになりました。
逆に言うとキッチン内の音が外に(少しではあるけど)漏れにくくなったとも言えるので、キッチンで音楽を聴きながら炊事する私としては、隣家への迷惑度合いが多少なりとも減るかと思うと有り難い副産物です♪
あとは結露が気にならなくなると思われますが、これは現時点では確認できません。
一方デメリットについては、プラ段の可視光透過率が低いので昼間はキッチンが少し暗くなります。
※中空PCボードであればプラ段より透明度が高いので暗くなりにくいと思います。
※ただし夜(キッチンの灯りをつけた時)は逆にプラ段が光を反射するので窓前が明るくなります
また、プラ段がはめ殺しになるのでキッチンの窓を開けられないことと、見た目が安っぽいことですかねぇ。
とは言え必要なくなれば直ぐに撤去できるし、何より費用が安いので、手軽に窓の断熱効果を高めたい場合はお奨めできるかと。
昨週末は結局雪は降らなかったのですが、今週末は土日とも雪マークがついており朝は0℃まで気温が下がるみたいなので、どの程度の効果があるのか期待したいと思います♪