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実家のリフォーム #3

今回はバスルームから。

●バスルーム クリナップ AQULIA-BATH

cleanup.jp



※窓の右側に見えるビニール袋に入っているものは浴槽蓋です。引き渡し直後に撮影したのでビニール袋に入ったままでした。
※左上の異物は私の指です。


今メーカーサイトを初めて見て知ったのですが、やっぱりクリナップは保温性を特徴にしてるようですね。

さて、詳細はメーカーサイトを見ていただくとして、オーダーした仕様と感想は次の通り。基本パッケージとしてついてくるものも含みます。

  • スムーズ浴槽:浴槽は5種類から選べますが、今回は母が入りやすいことを最優先とし、またぎ部分が最も低いタイプ(通常より7.5cm低い)にしました。その分浴槽の深さが少し浅いので、少し寝そべって入る感じになります。
  • 浴槽内グリップ(追加):これも母用に追加。寝そべって入る際に右手でつかめるので、溺れることがありません。
  • 2ハンドルデッキ水栓(追加):給湯はエコキュートの自動給湯なので本来必要はありませんが、浴槽のデッキに2ハンドル水栓を追加してもらいました。これをつけた最大の理由は、バブルバス(泡風呂入浴剤)を使うためです。自動給湯だと入浴剤の泡が立たないので、東京に住んでいた時は後からシャワーで泡立てていました。その経験から今回デッキ水栓を追加したわけです。といってもまだバブルバスにはしてませんけどね。
  • 浴室換気乾燥暖房機(追加):冬場に浴室を事前に暖めるため、あと洗濯機の乾燥にかけられない衣類(縮みやすい素材とか)を乾かすためには必須です。でもガスの浴室暖房乾燥機に比べると明らかに乾燥能力が弱いですね。ガスの時は1時間で乾いていたものが1時間だと生乾き部分がかなり残っていました。もしかしたら吹き出す風が弱いのかもしれません。200V仕様なんですけどね。
  • 足ピタフロア:濡れていても滑りにくいです。とっても安全です。
  • サポートバー&シェルフ:これもクリナップの特徴らしいのですが、正面カウンター、浴槽の右側デッキ上、シャワーバー、後ろ側の浴槽蓋フックの右側の4カ所に体重を掛けても大丈夫なサポートバーがついています。これだけサポートバーがついていると母が使う際にも安心です。
  • 床夏シャワー:浴室の入口にコントローラー(スイッチ)があって、それを押すと浴室の床にお湯が撒かれます(大体1分間くらい)。東京にいた時は、冬場にシャワーを浴びる際は予めシャワーを出した状態にし、浴室内と床を暖めてから入っていました。またお風呂を入れる場合は浴槽に蓋をせずにお湯を張ります。そうすると湯気で浴室が暖まって入る際にはいい感じになっていますが、床は冷たいのでシャワーで暖めてました。でもこの床夏シャワーがあれば床の暖めはワンタッチでできるので、シャワーの際も、お湯をためて入る際も、もの凄く便利です!


※この横長のノズルからお湯が散布される


上記の他に、浴室内のカラーコーディネイトにクリナップ独自の特徴があります。
それは、浴室パネル(長方形)を縦方向ではなく横方向に貼っているので(結果、上中下段の3段貼りとなる)、下段と上中段のカラーリングを変えられること。ジョーシンのリフォームカタログで他メーカーのバスルームを見てみたのですが、上下方向でカラーリングを変えられるのはクリナップだけみたいです(他メーカーの浴室パネルは縦方向に貼っているので、カラーは鏡・シャワーのある壁面のみ変えられる仕様みたい。ちなみにクリナップも正面壁のカラーだけを変えることは可能です)。

私は下段をダーク系、上中段をホワイト系にしましたが、上下の2トーンカラーを選べるのってかなりポイント高いと思います。あくまで個人的な感想ですが、カラーコーディネイトの仕様に関してはクリナップが一番優れてますね。

あと、Panasonicのプライベートビエラ(バッテリー駆動/防滴仕様)を買って、S字フックでサポートバーからぶら下げて、お風呂でTVを楽しめるようにしました。

実際にはTV放送ではなく、YouTubeか、ディーガに録画してある番組をお部屋ジャンプリンクで観ることが多いですが、お風呂タイムには必須ですね。脱衣場の天井裏に無線LANのアクセスポイントを設置したので映像が途切れることなく快適に楽しめます♪
勿論、BoseのBTスピーカーを持ち込めば、音楽も楽しめます♪

お風呂タイムは冬の大きな楽しみなので、バスルームにはキッチンとともにかなり拘りました。その甲斐もあり、とても快適なバスライフを楽しんでいます♪


●洗面台 クリナップ Sシリーズ


洗面台で拘ったのはサイズだけです。ジョーシンによると75cm幅を選ぶ方が多いらしいのですが、90cm幅にしました。
マンションに住んだことのある方だとわかると思うけど、マンションの洗面台って壁と壁の間にカウンターを渡して設置するタイプが多く、そのタイプだと洗面台のスペースが広いんですよね。それに慣れてしまうと75cm幅の洗面台って凄く狭く感じるので、90cmを選んだ次第。

洗面台とは関係ないけど、洗濯機用の水栓はお湯と水の混合水栓にしました。これだと冬場もぬるま湯で洗えるし、洗濯機自体の温水洗浄機能を使うよりは電気代が安く済むと思います。


●トイレ TOTO タンク式

トイレは排水溝までの距離の問題があるため、安全を期して最新の節水型ではなく昔ながらのタンク式になってしまいました。これは仕方ありません。

トイレで唯一拘ったのは、ハンドソープが置ける手洗いを別に取りつけたこと。トイレのスペース自体が狭いので手洗いスペースが限られること、ハンドソープが置けるタイプが少ないこともあり、最終的には飲食店で見かけるようなタイプになってしまいましたが、ハンドソープを使わない手洗いなんて意味ないので、これまた仕方ないですね。

冬場はトイレ内の気温が5度を切ることも多いためセラミックヒーターを入れ、母用のサポートバーも設置しました。
またトイレが洗面台とは離れた場所にあるため、手洗い前に鏡も取りつけました。


●その他

これまで書いてきた以外で拘った点は、玄関ホールおよびトイレ前廊下、トイレ内の照明をセンサー式にしたこと。
母が夜に自室を出てトイレに行く際、導線およびトイレ内の照明は全て自動点灯/消灯となり、トイレの蓋も自動で開閉するので、楽ちんです。導線には全てサポートバーを設置してあるので、転んで怪我する危険性も低いです。
サポートバーは、他にも玄関ホール、バスルーム入り口横、リビングのソファー横、キッチンにも設置し、安全に配慮しました。

あと、富山は冬が寒いので、キッチン、バスルーム、納戸の3カ所以外の窓およびサッシには全て内窓をつけました。これにより、リフォーム前に比べ寒さはかなり和らぎました。暖房効率も良いはずなので投資効果は高いと思います。


実家リフォームにおける設備面の話は以上です。

次回(実家リフォーム最終回)は大変だった点について書き留めておこうと思います。