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スイフトスポーツのドレスアップ&カスタマイズ #21-⑩ 〜スピーカー交換とデッドニング:低音の質感改善

SPユニットを取り付けるネジのトルク調整によって僅かに改善できた低音の質感ですが、「もしかしたらこれが原因?」と思われるものが浮かんできたので試してみることにしました。

それは何かと言うと、バスレフポートです。
つまりバスレフポートからの逆位相の音が低音の質感に対して何らかの悪さをしているのではないかということ。

元々はネットで見つけた「バスレフポートを開けた方が低音の量感が増える」という施工事例をもとに開けたわけですが、仮に低音の量感が減ったとしても質感が上がる方が好ましいので、バスレフポートを塞ぐことにした次第。

◆フロントドア

◆リアドア

ついでなので、費用を抑えるためにMDF製にして後悔していたリアのインナーバッフルをメタル製(UD-K616)に変えました。
尤もリアSPの音量はフロントSPよりもかなり小さいため効果は僅かだとは思うけど、気分は上々です♪


さてバスレフポートを塞いだ音についてですが、やっぱりこっちの方が良いですね。
低音の弾力感が更に増したし、抑圧感も少し低減しました。

理想の低音にはまだ遠いものの、バスレフポート有りの低音が100点満点中の60点だったとしたら、70〜75点くらいにはなったと思います。

これ以上を求めるなら、プロセッサーとサブウーファーを入れてマルチチャンネル駆動にしないとダメかな。

ちなみに低音の量感ですが、ほとんど変わらなかったというか、むしろ僅かに増えた気がします。
逆位相の音によって相殺されていた分がなくなったからでしょうか?

またバスレフポートを塞いだことで以前よりもボリュームを少し上げないとならなくなったため、結果的に(現在調整中ではあるものの)EQで低音域を全体的に少し下げました。
EQ上の125Hz帯域は少し共振が出たので多めに下げています。

◆バスレフポートを塞ぐ前のEQ

◆バスレフポートを塞いだ後のEQ

と言うことで、まだ不満はあるものの低音の質感を少し改善することができました。

なお、先日買うのを止めにしたトルクドライバーをやっぱり導入することにしたので、届き次第(9月初旬予定)4本のSPユニットのネジ締め付けトルクを再調整し(0.8N・m)、長きに渡った「スピーカー交換とデッドニング」は完了にしようと思います。

とは言え気まぐれな人間なので、今後の気分次第では更に一歩前に進める事になるかもしれませんけどね... ^^;