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audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

スイフトスポーツのドレスアップ&カスタマイズ #21-② 〜スピーカー交換とデッドニング:まずはスピーカー交換を実施

briareos.hatenablog.jp

当初の予定では月曜〜火曜(11日の天気予報では雨が降らないはずだった)でスピーカー交換とデッドニングを行うつもりだったのですが、戻り梅雨のせいでぐずついた天気になってしまいました。

完全に天候が回復するのは次の日曜日(24日)以降らしいのでそれから取り掛かろうかとも思ったけど、1週間待ったのにまた1週間も待つのは何だかなぁ...と。

それと、この1週間の間にスピーカー交換とデッドニングに関してさらに色々と情報収集した結果、次の理由により先にスピーカー交換(4ドア分を1日で作業)をし、その後別日に1〜2日間かけてデッドニングを施行する方針に変更しました。

  1. スピーカー交換およびデッドニングのそれぞれについて、調べてはみたけどまだよく分からない点があるため、同時にやるよりは作業を分けた方がリスク分散になるので良さそう。
  2. 作業を分けると、スピーカー交換とデッドニングのそれぞれの効果を確認することが可能になる。
  3. 何より1日当たりの作業負荷が減る(じじいなので一気にやるとしんどい。現役時代と違って基本的には毎日自由な時間が取れるので、複数日に分けた方が楽で良い)。

デメリットとしては、ドアの内装パネルを剥がす作業が1回から2回に増えることですが、これまでの経験では1回やった作業は2回目以降はすんなりできるので、まあ良いかと。

と言うわけで、月曜〜火曜で下準備作業を行い、今日(水曜)の午後からスピーカー交換を行いました。

◆ 使用した機材
・フロントスピーカー TS-C1730SII

・フロントインナーバッフル UD-K616・リアスピーカー TS-C1730II・リアインナーバッフル UD-K526・制振材 REAL SHIELD・吸音材 REAL SCHILD ABSORB・エーモン 音楽計画 スピーカー周辺用※飽くまで結果的にではありますが、現時点ではこのキットの中のスピーカー前面に貼る吸音材のみ使用しています。スピーカー付属の吸音材より材質が良かったのが理由だけど、特に拘らなければこのキット自体が不要ですね。


◆ 下準備(月曜〜火曜)
・スピーカー交換手順のおさらいと事例収集(ネット)

・使用するパーツの仕分け(特にスピーカー関係)

・スピーカー裏のドア・アウターパネル(制振材の上)に貼る吸音材(REAL SCHILD ABSORB)の切りわけ

・スピーカー裏のドア・アウターパネルに貼る制振材(REAL SHIELD)の切り分け

・フロント用ツイータの組み付け

※ツイーター本体から取り出したツイーターユニットに、取説に従って不要部分をカットしたブラケットT9を取り付けます。
※【注意】ツイーターユニットにブラケットT8を嵌め、T8の前面にクッションT7を貼り付ける作業は不要です。これをすると純正ツイーター用カバーに取り付けるためのブラケットT9が取り付けられません。


※純正ツイーターカバーの支柱のリブの一部(水色の部分)をカットして、他のリブの高さ(赤線)に合わせておきます。


※純正ツイーターカバーに取り付けます。


◆ スピーカー交換作業(フロントもリアも基本的な手順は同じなのでフロントのみ紹介)
・ドア内装の取り外し(事前に情報収集したので思っていたよりも簡単でした)

・純正スピーカーの取り外し

・脱脂後、アウターパネルに制振材(REAL SHIELD)貼り付け

・アウターパネルに貼り付けた制振材の上に吸音材(REAL SCHILD ABSORB)貼り付け

・インナーバッフルの取り付け
※裏側のナットを固定するのに8mmのソケットがあると便利

・スピーカーネットワークの配線

・スピーカー取り付け

・スピーカー前面に吸音材貼り付け


※後日行うデッドニングの際にネットワークはちゃんと取り付けるので、今日のところは両面テープとマスキングテープで暫定的に取り付けました。


実際に内装を剥がして目視で確認してみると、事前に想像していたのとは状態が異なっており(フロントスピーカー裏のアウターパネルのスペースが小さかった)、制振材を予定の半分のサイズにカットせざるを得なかったり、最初に作業を行った右フロントドアの内装を取り付けた後でスピーカー前面に吸音材を貼るのを忘れていたことに気がついて再度内装を剥がして吸音材を貼り付けたり、リアドアのアウターパネルが想像以上に汚れていて(雨や埃が入っていた)掃除に手間取ったりと、思っていた様には進みませんでした。

結局、12時半から作業を開始し、ドア4枚分のスピーカー取り付けが全て終わったのは何と18時過ぎ...(~_~;)

いや〜、本当に疲れました。
デッドニングと作業を分けたのは大正解でした!

すぐに後片付けをし、夕食の準備に取り掛かり、夕食をいただいて洗い物をし、それから試聴がてら1時間ほどドライブをしました。

純正スピーカーと今回使用したCarrozzeria TS-C1730シリーズとでは作りといい重さといいかなりの差がありますが、


※左がTS-C1730SIIのウーファー、右が純正スピーカー

実際の音もそれなりに差がありました。
インストール直後の感想は次の通りです。

  • 純正SPの音は全体的に曖昧で音に芯が無かったけど、TS-C1730は一つ一つの音が割と明快でしっかりしている。
  • 純正SPは低音は緩くぼやけており、高音は線が太くてやや耳障りだったが、TS-C1730は低音がそれなりに締まっていて量感もあり、高音も繊細でさほど煩くない。
  • 純正SPが50点だとしたら、TS-C1730は75点くらい。

スピーカー交換によって音がかなり変わってしまったため、EQのカーブ設定をやり直しました。

エージングが進むともう少しスピーカー自体の音の抜けが良くなると思うし、デッドニングをすれば音がもう少しクリアになると思うので、さらに作業を進めていきたいと思いますが、何はともあれ、スピーカー交換を無事に終えることができてホッとしています♪