昨日ドライブがてら、糸魚川のフォッサマグナパークに行ってきました。
往復ともに自宅〜朝日IC間は北陸自動車道を使い、朝日IC〜糸魚川間は国道8号線を走りました。
朝日〜糸魚川の間には親不知があり、その前後の区間には海沿いの崖を削って作った覆道(スノーシェッドなのかロックシェッドなのかは不明)が多いのですが、海岸沿いの道とは違って少し高いところから日本海が眺められるので大好きな道です。
※現在補修工事の真っ最中で片側交互通行の箇所が3箇所あり、残念ながら信号待ちと徐行で気持ちよく走れる状況ではなかったのですが、本来は小さなコーナーが連続した(前走車がなければ)走って楽しい道です。
今回の目的地であるフォッサマグナパークは、糸魚川-静岡構造線(フォッサマグナの西端で、東端は柏崎-千葉構造線)を人工的に露出させた断層見学公園で、断層破砕帯をはさんで、東側の約1600万年前の岩石と、西側の約3億年前の岩石が接しているのを見学することができます。
糸魚川から長野に向かって国道148号線を10分ほど走ると左側に駐車場があり、そこから10分ほど歩けばフォッサマグナパークがあります。
歩き出して間も無く、右側に大糸線(糸魚川〜松本)の線路が見えました。
遊歩道は整備されているものの、その日はまだ誰も歩いていなかったのか木々にかかった蜘蛛の糸が何度も頭にくっついて閉口しました...(^_^;)
見えてきたフォッサマグナパーク。
根知川という小さな川に面した場所にあります。
これが断層露頭で、左(西側)の白っぽい方が3億年前の岩石のユーラシアプレート、右(東側)の赤っぽい方が1600万年前の岩石の北アメリカプレート、その間の黒っぽい部分が断層破砕帯だそうです。
一度見てみたかったので来てみましたが、「なるほど...。」という以外の感想は浮かんできませんでした。
もう来ることはないかな...^^;
ついでなので、帰りにフォッサマグナミュージアムに立ち寄りました。
フォッサマグナの説明、翡翠の展示、様々な鉱物標本の展示、化石(糸魚川周辺で採取されたもの、世界各地の化石や有名な化石のレプリカなど)の展示がされていて、子供が喜びそうな場所でした。
展示物は写真撮影が可能で、私も気になる翡翠や化石の写真を撮ったのですが、個人で楽しむ目的に限定されているのでブログには掲載できません。
個人的には翡翠の勾玉(出土品)に惹かれたのと、有名な始祖鳥の化石(のレプリカ)が見られたことが嬉しかったかな。
※始祖鳥って思っていたより小さかったです(カラスくらいらしい)。
出口付近にあるお土産物コーナーに翡翠の勾玉(工芸品)が売っていたので欲しくなりましたが(スイスポのキーホルダーに付けたい)、一番小さいもの(1.5cmくらい?)でも2〜3万円くらい、「これ良いな」と思ったやつは5万円以上したので断念。
宝石に全く興味はないけど、翡翠の勾玉だけは昔から気になっていたので、手頃な物をいつか入手したいと思っています。