memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

ワコーズ クーラントブースター R140(250ml)

最近のクルマのLLC(ロングライフクーラント:冷却水)はほとんどスーパーLLCを使っており、スズキの場合は7年目の車検時に交換、以降は4年毎の交換となっています。

うちのスイスポはまだ3年半強しか経っていないからLLCはそのまま使って問題ありませんが、7年使えると言えどもLLCの性能(防錆性能、防食性能、消泡性能)は時間の経過と共に落ちていくようなので、ワコーズ クーラントブースター R140(250ml)を入れておくことにしました。

ワコーズ添加剤カタログ①より引用


ワコーズのカタログによるとリザーバータンクから投入しても良いとのことなのでそうすることとし(ただしLLCと完全に混ざるまで1週間〜2週間程度かかる)、LLC抜き取り用にホームセンターで洗浄ビン(500ml)とシリコンチューブ(内径4mm×外径6mm/50cm)を購入。

冷間時のリザーバータンク内LLCはこんな感じで、FULLよりも一目盛り少ない量になっています。
ただしエンジン(LLC)が暖まるとFULLまで増えることは昨日確認済みです。

クーラントブースターはLLC 5〜10Lに対して1本(250ml)ですが、ZC33SのLLCは5.6Lだったと思うので、最低でも140ml入れられれば(置き換えられれば)指定濃度をクリアできます。
リザーバータンクからどれだけ抜き取れるのかわからなかったので、とりあえずやってみることに。

洗浄ビンは吸い出すための器具ではなく中の液体を押し出すための器具なので、本体を手で潰して手を離しても復元力が弱く、LLCの吸い上げは少ししかできませんでした。
そこで洗浄ビンをリザーバータンクよりも下に置き、サイフォンの原理で吸い出すことにしました。

リザーバータンクの下端付近まで吸い出した結果は、何とほぼ250mlでした!
これならクーラントブースターを全量入れることができます♪

スズキのスーパーLLCは青色だけど、クーラントブースターは黄色でした。

全量投入後のリザーバータンク。
黄色になるかと思いきや、LLCよりも少し薄い青色でした。クーラントブースターの方が比重が大きいのでLLCが上がってきて混ざったのでしょう。


クーラントブースターを入れたことによって感じられる変化が無い(実感が無い)のは残念ですが、3年半の間に低下したLLCの性能が少しは復活するはずなので、これから本格的な夏を迎えるにあたり気分は良いです♪