先日のブログでPRELUDE（アンプ）とR26（DAC）のレイアウト変更をしたことに触れました。
元々はR26の上にPRELUDEをスタッキングしていたのを平置きに変更したのですが、その理由は後日明らかにするとしていました。
⚫︎以前のレイアウト
⚫︎現在のレイアウト
"その理由"となる製品が本日届きました♪
それはZEN Streamに代わる新しいネットワークトランスポート LUMIN U2 miniです。
※今回は福岡の吉田苑さんで購入しました。理由は店頭在庫があったからです。
U2 miniはR26より一回り小さいくらいの大きさなのですが、流石にR26、PRELUDE、U2 miniの3台をスタッキングするのは嫌だったのと、夏に向かってのPRELUDE（A級アンプ）発熱対策を考えて、PRELUDEとR26は平置きにし、U2 miniを発熱が小さいR26の上に置くことにした次第。
※音のことを考えるとスタッキングはしない方が良いので、ラックを1段増設しようか思案中。
U2 miniの導入に至った理由は2つあります。
一つは、ヘッドホンシステム全体のクオリティバランスを見た時、トランスポート（ZEN Stream）とサーバー（Soundgenic）のクオリティが低いのでは...と感じたこと。
この2台を上位機種に置き換えるとどんな音になるんだろうと思っちゃったんですよね。
ただ、流石に2台を買い替えるだけの余力は（今のところは）無いので、優先順位的には音への影響が大きそうなZEN Streamが先かなと。
※SoundgenicはHDDをSSDに換装し、高精度クロックへの換装と振動対策、さらにはAudioDesign製DC電源も使用しているので、中途半端な上位モデルに置き換えても音は然程変わらないのでは無いかと...。
もう一つは、アップサンプリングしたデータをR26に入れてNOS（Non Over Sampling）モードで聴くとどんな音になるのか興味があったから。
U2 miniはPCMを 44.1kHz→352.8kHz、48.0kHz→384kHzにアップサンプリングすることができるので、このデータを（U18経由で）R26に入れてOSモードとNOSモードの音の違いを聴いてみたかったのです。
※U2 miniはDSD64〜128をDSD256にアップサンプリングすることもできますし、PCMをDSD256にアップサンプリング（アップコンバート）することもできます。
※ただ、R26はDSD入力をR2R（ラダーDAC）ではなくDSD専用チップでD/A変換するので、U2 miniでPCMをDSDへアップサンプリング（アップコンバート）するつもりはありません。だってR2R変換を使わないのであればR26を購入した意味がないですから。
実はトランスポートからのUSB出力をI2Sに変換しているU18（DDC）とR26（DAC）はPCM 768kHzまでの入力に対応しているので、U2 miniの上位モデルであるU2にすれば705.6kHz/768kHzにアップサンプリングできて良かったのですが、価格がU2 miniの倍以上なので諦めました。
ちなみに以前はアップサンプリングなんて以ての外だと思ってたけど〜繊細さは増すけど音の線が細くなってしまい、本来の音が持っていたはずの力強さが失われてしまうのが嫌だった〜最近はチップの性能（アップサンプリング・アルゴリズムとそれを処理するハードの性能）が向上し以前感じていたような弊害が無くなりつつあるみたいなので試してみようかなと。
尤も、アップサンプリング＆NOSモード再生に然程大きな期待はしておらず、基本的には機器自体（筐体構造、回路設計、実装部品など）のクオリティが上がることによる音質アップへの期待の方が大きいです。
※勿論、アップサンプリング＆NOSモード再生が使えるレベルの音だったら積極的に使うつもり。
現在、システムエンハンサーのリピート再生を行っておりまだ試聴はしていません。
正直なところ聴いてみたくてうずうずしているのですが、今日の就寝時（12時間エージングの後）に初試聴したいと思います。
果たしてこれまでよりもさらに良い音になっているのでしょうか？
投資に見合う効果はあったのでしょうか？
すごく楽しみだけど、不安でもあります...(^^;;
無駄遣いだった、なんてことだけにはならないで欲しいなぁ...。
