輸入代理店のHigh-End(有)様と何回かやりとりをした結果(メーカーに問い合わせていただきました)、アップグレードの全容が把握できました。主たるポイントは2つあります。
インターフェイスプロセッサーボードをDA2ボードに交換する。これにより、
- USB入力がDSD128とDXDのストリーミングに対応 ※現状はDSD64対応
- SPDIF/TOSLINK/AESからのデジタル入力がDSD(DoP)ストリーミングに対応 ※現状はUSB入力のみDSD(DoP)に対応
- USB入力のガルバニック絶縁
となる。
ファームウェアのアップデートにより、MDATのアップサンプリングプログラムとMDACのパラメーターを更新する。その結果、MA1内部でのアップコンバート周波数は、現状のDSD128(=5.64MHz)からDSD512/8xDSD(=22.58MHz)へと4倍にアップする。ちなみにMDACボードは最初から22.58MHzを処理するように設計されているので、MDACボードを交換する必要はない。
ということで、製品版のMA1 DAC V2と同じ中身になるとのこと。
であればアップグレード費用に十分見合うだけの価値はあるので、アップグレードを申し込みました。今度の日曜日に代理店に向けてMA1を送り出します。
現在の作業期間は約2週間とのことなので、自宅に戻ってくるのは3月末頃になりそう。その間はヘッドフォンシステム用のSonica DACをメインシステムに持ってこようかなと考えていたのですが、High-End様より「作業の間、別のDACをお貸ししましょうか?」という願ってもないお申し出があったので「機種は問いませんので、ぜひお願いします」と返答。
そして翌日、「貸し出し機種はMola Mola Makuaになります」との連絡がありました。
「Mola Mola Makuaってどこかで聞いたことがあるな」と思って調べてみたら、一部で絶賛されている例のプリアンプでした。お借りするのはそのDAC内蔵版ということになります。
MA1 DACのV2アップグレードだけでも楽しみなのに、Molaまで使えるなんて楽しすぎますね!
PL-L+MA-1の音とどの程度違うのか、ワクワクです♪