memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

スイフトスポーツ オイル交換(4回目)

備忘録です。

本日、走行距離 13011kmにて4回目のオイル交換を実施。
前回は 9824km(2022/3)で交換したので、約3200km走っての交換です。

基本、5000km走行か半年経過の早い方のタイミングで交換するので、今回は半年経過による交換となります。


前回同様ベルハンマー7を入れましたが、前回はオイル交換後に自分で入れたのでオイル量がベルハンマー7の分(330ml)だけ規定量よりも多くなってしまったため、今回はディーラーでオイルと一緒に入れてもらいました。

※オイル交換毎に入れるつもりなので、少しお得な3本セットを購入。

実はZC33S(K14Cエンジン)のオイル適正量はオイルゲージのアッパーレベル(3.5L)よりも0.4L多い3.9Lが適正と言う話もあるので(3.5Lだと強い横Gがかかってオイルパン内のオイルに偏りが生じた際に油圧低下を起こすことがあるが、3.9Lだと油圧低下が起こらない。また3.9L入れてもオイルが燃焼室内に入る等のトラブルは起こらない)、330ml多く入れたからって問題はないけれど、一応メーカー指定量に従っておいた方がエンジンに何かあった場合でも「オイルを多く入れ過ぎたのが原因」なんて言われなくて済みますからね。
www.tm-square.com


ちなみに今回はエレメント交換していませんが、納品明細書を見たらドレンワッシャー交換(サービス)となっていました。
どうやら私がお世話になっているディーラーはオイル交換のみでも上抜きではなく下抜きしているようで、新しい発見でした。

洗濯革命Newナノバブール プチ Petit 洗濯機用

洗濯機に取り付けるナノバブル(ウルトラファインバブル?)発生器を購入してみました。
ファインバブルってシャワーヘッドのReFaで話題になったやつですね。

似たような商品がたくさん出ていてどれを買えば良いのか迷いましたが、本体がプラスチック製であることと(金属製だと下手すると洗濯機側のネジ山を痛めそう)、価格でもってこれを選択。

amazonの商品説明では

  • ナノバブルが汚れを吸着除去し輝くような白さに
  • 洗濯物がふんわり仕上がります
  • 部屋干しによる生乾きのニオイ防止にも効果的

とあります。
また洗濯槽の汚れ防止にも効果があるみたい。


8/8に届いたのですぐに取り付けてみました。

中身はこんな感じ。

取り付け前の状態。

洗濯機に繋がっているホースを内部の水に気をつけながら外します。
フィルターが少し汚れていたので拭き取りました。

ナノバブール プチを取り付けます。

最後にホースを接続します。


3週間ほど使ってみた感想は次の通りです。

  • 我が家の洗濯物は泥汚れとか油汚れのものは無いので、洗浄力が上がったかどうかはわからない。
  • 基本的に洗濯〜乾燥まで洗濯機でやるので、生乾きのニオイが弱くなったかどうかもわからない。
  • 乾燥後の柔軟剤の香りがすごく弱くなり、良くも悪くも無臭に近づいた。
  • 仕上がりが特段にふんわり柔らかになったとは思わない。むしろ柔軟剤の効果が弱くなった気がする。

と言うことで、柔軟剤の効果が弱まったという結果になりました。

これだとデメリットの方が大きそうなんだけど、もし柔軟剤を使う必要がなくなるなら(柔軟剤を使わなくてもゴワゴワしないとか、嫌なニオイが残らないとか)一転してメリットになるので、今度、柔軟剤を使わないでどうなるか試してみるつもり。

そもそも使用時効果よりは洗濯槽の汚れ防止のために買ったので、それも併せてさらに検証を続けたいと思います。


【2023/9/22追記】
使用から約1年で本体が破断しました。
briareos.hatenablog.jp

スイフトスポーツのドレスアップ&カスタマイズ #21-⑪ 〜スピーカー交換とデッドニング:SPユニットの雨水対策と内装パネルの密閉度強化

10日前に低音の質感改善のためバスレフポートを塞ぐ作業をしました。
実は夜中に雨が降っていたのですが、右フロントドアの内装パネルを外してみると内装パネルのSPグリル下辺りに水が溜まっていて、SPのフレーム外周に貼ってある吸音材も濡れていました。

どうやらインナーパネルのSPユニット上部の何処かから雨水が侵入してきているようです。

またインナーバッフル交換のためリアSPを外したところ、インナーパネル内部への雨水の侵入はなかったものの、SPユニットの裏側は雨水で濡れており、純正ハーネスとアッテネーターを繋ぐコネクタ(スポンジを巻いてある)も雨水で湿っていました。

※この写真は日曜に撮影したもので、左リアのSPを外した時の状態です。明け方まで雨が降っていたため、SP背面の吸音材、コネクタを覆ってあるスポンジ、SPケーブル、インナーバッフルの内側下辺雨水がついている(溜まっている)のがわかると思います。

インナーパネルとアウターパネルの間を雨水が流れることはわかっていましたが、私が想像していた以上に入り込む雨水の量は多いようなので、SPユニット裏側の雨水対策をすることにしました。

最初はプラ板を買ってきてSP裏側に半円状の庇をつけようと考えたのですが、プラ板をインナーパネル裏側に固定するアイデアが浮かびません。

そこで、誰か似たような事をやってないかググってみたところ、何とオーディオテクニカからまさにドンピシャな商品「サウンドプロテクトキット」が発売されていました!

無論、すぐに購入(2セット)!

オーディオテクニカってカーオーディオアクセサリーも出していたんですね。知りませんでした。

他にどんな商品があるのかとオーディオテクニカのサイトを見てみると、インナーパネルと内装パネルの接触面に貼る「サウンドプ ルーフィングウェーブ インナーパネル用防音材」という商品があったので、これも使ってみることにし、とりあえずフロントドア2枚分(2個)を購入。

サウンドプトテクトキットを取り付けるためにはSPユニットとインナーバッフルを外す必要があるため、SPフレーム外周に貼ってある吸音材は取り除かなければなりません。

テープの粘着力が落ちるので再利用はできないから、新たにエプトシーラーテープ(20mm幅×20mm厚)を2m購入することにしました。

購入したエプトシーラーテープのメーカー(be on sound)もまたデッドニング関連の製品をいくつか出しており、その中にトリムダンパー(内装パネルをインナーパネルに固定するトリムクリップ部のガスケットみたいなもの)という商品があったので、これも試してみることにしました。


届いた商品がこちら。




また先日注文した空転式トルクドライバーもEMSで届きました。
中華製かと思っていたら台湾製でした。台湾製の方が信用できるので嬉しいです♪



そしてようやく晴れ間が出てきた今日(日曜)の13時から作業を開始。
SP交換〜デッドニング作業は、今度こそ最後にするつもりで取り掛かりました。


まずはサウンドプロテクトキットの取り付けから行います。

午前中に説明書を読んだのですが、書き方が曖昧でよくわからない部分がありました。
そこで実車を使って取り付け手順をシミュレートし、ようやく理解できました。

結果的には説明書の取り付け手順とは異なるやり方になりましたが、多分この方がやりやすと思います(インナーパネルのSP取り付け穴とインナーバッフルの穴のサイズが同じ場合はこのやり方で大丈夫だと思います)。
※もし説明書通り先にスピーカー保護シートをインナーバッフルに貼り付けておく場合は、配線通し溝の位置を考慮した上でインナーバッフルの12時の位置を現車合わせでまず確認し、その上で中央の固定サポートチップが12時の位置になるようにスピーカー保護シートを貼り付けると良いです。

1.固定サポートチップを、説明書の通り、両面テープの剥離紙側が内側に向くように点線部分(説明書の図に示されている)を90°に折り曲げます。折り曲げる時には定規を当ててやると良いです。
折り曲げたら、点線部分の両面テープにカッターで切れ目を入れ、細長四角の部分の剥離紙を剥がします。

2.スピーカー保護シート(庇になる部分)の切れ目に、折り曲げた固定サポートチップを差し込みますが、固定サポートチップはインナーバッフルの表側(車内側)に貼り付けるので、差し込む向きに注意してください。

3.固定サポートチップの剥離紙を剥がし、スピーカー保護シートをインナーバッフルに取り付けます。
中央の固定サポートチップが12時の位置になるように取り付けますが、もし3つの固定サポートチップがインナーバッフル取り付け用のネジ穴を塞いでいる場合はネジ穴を塞がないように最小限だけ位置をズラします。

スピーカー保護シートとインナーバッフルの穴の縁に隙間ができないよう気をつけて貼り付けます。
なおスピーカー保護シートの両面テープ剥離紙はまだ剥がしません。

4.固定サポートチップとスピーカー保護シートをインナーパネルに貼り付けたら、次にインナーバッフルを取り付けますが、もしインナーバッフルの裏側にスポンジが無い場合は、スピーカープロテクトキット付属のバッフル保護シートをインナーバッフル裏面に貼り付けます。カロッツェリアのインナーバッフル(メタル製、MDF製)にはスポンジが貼ってあるので付属のバッフル保護シートは使いません。
なお、この時点でもスピーカー保護シートの両面テープ剥離紙はまだ剥がしません。

カロッツェリアのインナーバッフルを取り付ける際には裏側のナットの回り止めをする必要があります。しかしながらインナーパネルの裏側には既にスピーカー保護シートの庇ができているため、庇の裏側となるナット(スイスポの場合は右上と左上の2箇所)の回り止めが非常に難しいです(スパナやペンチでは無理)。

そこでお薦めするのは、8mmのソケット(私はセミディープを使用しました)の中に予めナットを入れ、インナーパネルの穴に手を突っ込み(スピーカー保護シートはまだインナーバッフルに接着していないので、多少動かしたり曲げても大丈夫)、ソケットの穴をインナーバッフル固定用ネジ穴のちょうど裏側に持ってきて(インナーパネル表側から覗いてネジ穴の位置とソケットの穴の位置を合わせる)、片手でソケットを固定しつつネジを差し込んで電動ドライバーで締めるというやり方。

ネジがナットにうまく嵌らない場合は、ソケットの位置を僅かに動かしながら電動ドライバーでネジを回し続けます。何回かトライするうちにうまく嵌ると思います。

ネジの締め付けが終わったら、スピーカー保護シートの両面テープ剥離紙を剥がしてインナーバッフルの内側に接着します。

スピーカー保護シートを取り付けた状態はこんな感じになりました。これなら雨水除けとして十分に機能しそうです。


※スピーカー保護シートの素材はEVA(エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂)でした。調べてみると水に強く、低温でも硬化しにくい素材のようです。弾いてみても比較的鈍い音なので共振ノイズの心配もなさそう。当初はプラ板で自作しようと思っていたけど、こちらの方が素材的にも作業性的にも断然優れているので買ってよかったです♪

スピーカーにひさしをつけたので多分大丈夫だとは思うものの、万が一のことを考えて純正ハーネスとネットワークを繋ぐコネクタに防水(ビニールテープでグルグル巻き)&防音処理(スポンジで覆って両端をビニールテープで止める)を実施。

あと、写真は撮っていませんが、SPケーブル端子の保護カバー周りもビニールテープで巻いて防水処理をしてあります。

それからスピーカーを取り付けてトルクドライバーを使って1N・mでネジをトルク締めしました。

当初は0.8N・mで締めるつもりだったけど、右フロントドアのSPを取り外す際にネジ2本が(振動で)かなり緩んでいたのを発見したため、安全のために1N・mに変更しました。

※SP上部の大きなサービスホールの下辺付近の制振材の貼り込みが甘かったために雨水が侵入したようなので、制振材を圧着しておくとともに、新たな制振材でもって怪しい付近を覆っておきました。多分これで大丈夫だと思います。

最後にエプトシーラーテープをSPフレーム外周に貼り、SP周りの作業は完了。

※写真は月曜日に作業した右リアSP。エプトシーラーテープが足りなくなったので取り外した吸音材を継ぎ足しました。

インナーパネルのクリップ穴に貼ったトリムダンパーはこんな感じです。

サウンドプルーフィングウェーブですが、説明書ではインナーパネルに貼るように書いてあったけれど、貼る位置(内装パネルとインナーパネルが接触する位置)を正確に把握するのが難しいため(説明書に書いてあるように単純ではない)、内装パネル(外縁部の内側)に貼ることにしました。

機能的(内装パネルとインナーパネルの隙間からの音漏れ、スレ、ガタつきの防止)には内装パネル側に貼っても問題ないと思います。

なお説明書によるとサウンドプルーフィングウェーブの素材はNBR(ニトリルブタジエンラバー)とのことですが、触った感じはエプトシーラーと似ています。

なので、後部ドアの内装パネルにはサウンドプルーフィングウェーブではなく、厚5mm×幅10mmのエプトシーラーテープを(後日)貼ろうと思います。

サウンドプルーフィングウェーブは1ドア分で1500円強ですが、エプトシーラーテープなら300円強(3m)ですからね。

【8/30追記】
今日の朝作業をしたのですが、内装パネルの外周内側にエプトシーラーを貼る場合はもしかすると5mmだと薄いかもしれません。
測定しようと思ったけど面倒くさくなったのでそのまま貼りました。なんか疲れてしまって...。
もし再び内装パネルを外すことがあれば、その時にちゃんと検証しようと思います。
仮に5mmでは内装パネルとインナーパネルの接触面を密着する効果がなかったとしても、吸音材としての効果は多少なりともあると思うので無駄ではないかなと...。


13時から17時まで作業をし、施工が終わったのがフロントドア2枚と左リアドアの計3枚。
今日は時間切れのため右リアドアの施工は月曜の午前中にやることにし、スーパーに買物に出かけました。

その際に試聴してみたところ、意外や意外、低音の質感が少し改善されていました♪
具体的には低音が少し伸びやかになった感じ。

何が奏功したのかわかりませんが(トリムダンパーとサウンドプルーフィングウェーブを貼ったことで内装パネルとインナーパネルの密着度が強化され、内装パネルの振動がダンプされたことが要因として一番大きいような気がします)、今回の作業による音質改善はほとんど期待していなかったので、嬉しい結果となりました。

実はサブウーファーをつけようかどうしようか迷ってたんだけど、今の音ならギリギリ満足できそうな気がするので、サブウーファー導入は見送ろうと思います。


右リアドアの作業一式と、左右リアドア内装パネルへのエプトシーラーテープ貼り付け作業が残っていますが、特に説明する必要もないと思うので、今回をもって「スピーカー交換とデッドニング」シリーズは完結と言うことにしたいと思います。
今度こそ本当です...(^^;;

やれることはやり尽くしたので、充実感はありますね...(^^)

とにかく、やる事なす事初めてだったので正直大変だったけど、いざやり始めると色々奥が深くて面白かったし、楽しかったです。

一連の作業の途中でデッドニング(車内の静音化)に関して色々と調べてみたのですが、車内のフロアパネル、タイヤハウス/フェンダー内部、天井裏など、やれる所はまだまだあるみたい。

中でもタイヤハウス/フェンダー内部のデッドニング(インナーカバーを取り外して、車体側とインナーカバーの裏側を制振&遮音処理する)だったら自分でできそうな気がするので、気が向いたらやってみるかもしれません。
その時は別のシリーズとしてアップしたいと思います。

スイフトスポーツのドレスアップ&カスタマイズ #24 〜ウェザーストリップの密着力強化による静音化

YouTubeで見つけたクルマの静音化施作。

www.youtube.com

ドアのウェザーストリップ内部にシリコンチューブを通すことで、ドア&ボディとウェザーストリップとの密着力を強化し、ドアとボディの隙間からのノイズ遮断性能を高めようというものです。

面白いアイデアだし、施工もさほど難しくなさそうだったので試してみました。

amazonでシリコンチューブを物色。
安いものから高いものまであるのですが、安いものは今回の使用目的には柔らかすぎるようなので(そのようなレビューがあった)、ちょっと高いけれども硬そうなものを選びました。
※柔らかいと密着力が弱くなるのと、ウェザーストリップの中を通しにくい(直ぐに曲がってつっかえてしまう)からです。

届いたシリコンチューブ。内径4mm、外径6mm、長さ15mです。


ウェザーストリップには空気抜きのための小さな穴がいくつも空いています。

この穴からシリコンチューブを挿し込んでいきます。
基本的には上辺の穴(同じ穴)からスタートし、片側は左回り、反対側は右回りにチューブを挿し入れていき、ドア下辺で合流する感じでやると良いと思います。
ただ、チューブをそのまま挿し込んでも滑ってくれないので、穴の周囲(縁と内部)およびチューブの先端付近にシリコンスプレーを吹いておきます。

ちなみにシリコンチューブは予めウェザーストリップの長さよりも少し長めにカットしておき、両端はチューブが入っていきやすいように斜めにカットします。



こちらは右リアドアですが、左上のチューブがループしている所の穴から左方向にチューブを挿入していき、チューブはドア下辺の真ん中あたりまで入っています。
次にチューブの反対側を同じ穴から右方向に挿入していき、ドア右辺上部の穴から一度引き出している状態。

何故ここで引き出しているかというと、引き出した穴の下側にあるカーブのところでつっかえてしまったため。
カーブがキツイところほど入っていきにくいので、カーブの手前で一度チューブを引き出し、同じ穴から再度挿し込んでいく方がやりやすいです。
途中でチューブを引き出す場合は、挿入側のチューブを押しつつ、同時に引き出し側のチューブを引っ張ります。単に引っ張るだけではチューブが伸びてしまう危険性があります。
上の写真で言うと、左上のループの方のチューブを左手で押し入れていくと同時に、右側のチューブを右手で引っ張っる感じです。
挿入側のループ部分の処理ですが、チューブが折れるくらい小さくなったら強引に穴に押し込み、右手でチューブを引っ張りつつ、押し込んだ穴の辺りを指で押さえてチューブの折れを解せばOK。
なおチューブを引っ張る際に非常に重要なことが一つあります。引っ張る方のチューブは必ずウェザーストリップに沿って(ウェザーストリップと平行に)引っ張りましょう。
ウェザーストリップに対して角度をつけて引っ張ると、比較的簡単に穴が裂けるので注意してください(私は知らずにやって1カ所穴が裂けました)。


こちらは左リアドアの終端処理の際の写真ですが、チューブを引き出している穴のすぐ右横まで反対側から挿し込んできたチューブが来ています。ウェザーストリップを指で潰すとどこまでチューブが来ているかは簡単に分かります。
左方向から挿し込んできたチューブを引き出した穴のところでカットし、先端を穴に押し込めば完了。


ちなみにスイスポの場合、ウェザーストリップはこのような白い縦長のクリップで止められていました。

縦長の部分をウェザーストリップの裏側の穴から内部に入れて押える構造。
もしかしたら先にウェザーストリップを取り外してしまい、チューブを全周入れ込んでからウェザーストリップを付け直す方が簡単な気もしたのですが、クリップの数が結構多かったので止めました。


最後に、今回やってみて思ったいくつかのポイントをまとめておきます。

  • シリコンチューブをスムーズに挿入していくためにはシリコンスプレーが必須です。
  • シリコンスプレーは最初にチューブを挿し込む時は勿論のこと、チューブが進みにくくなった時に挿入穴とチューブの間に吹いてやると進みやすくなります(チューブの入口を滑りやすくするのが効果的)。
  • またチューブが進みやすいよう、ウェザーストリップの穴(主にカーブ周辺の穴)から内部に予めシリコンスプレーを吹いておくと良い感じでした。
  • シリコンスプレーを吹いてもチューブが進まなくなった場合、大抵はカーブの所でつっかえているので、カーブの手前の穴で一旦チューブを引き出すと良いです。
  • なお途中の穴からチューブを引き出す際、私は"耳かき"を使いました♪ マイナスドライバーだとウェザーストリップを傷つけそうな気がしたので先端が丸い(角がない)耳かきを使ったのですが、窪みの部分にチューブを引っ掛けて引っ張り出せるので非常に使い勝手が良かったです!


今回は15mのチューブを購入して施工しましたが、ドア4枚分でほぼ使い切りました。
リアハッチは施工できなかったので追加でシリコンチューブを注文して後日施工するつもりですが、スイスポの場合は20mあれば大丈夫だと思います。
※私が購入したシリコンチューブは一番長いのが15m(3580円)でした。施工後に追加で5m注文したのですが、価格は2680円ととても割高なのでご注意ください。先にショップに連絡して20m欲しいと言えば、もしかしたら割安に入手できるかもしれません。


さて、肝心の効果についてですが、ドア4枚分施工後に運転席に乗り込んでドアを閉めた際、何となく静けさが増している気がしました。
それから近所を試走してみましたが、やはり少し静かになったような気がします。まあプラセボかもしれませんが...。

ただ、興味を持たれて自分もやってみようと思われた方に留意していただきたいのは、私のスイスポはフロアに静音マットを敷き、ドア&トランクルームもデッドニングした状態だという点。
つまり、それなりの静音化を施してあるが故に感じられた(僅かな)効果かもしれないということです。

従って、ノーマル状態のスイスポの場合、果たして効果を感じられるのかどうかは正直わからないので、トライされる方はその点をぜひ頭に入れておいてください。

飽くまで個人的見解ですが、ウェザーストリップの施工をするよりはフロア&トランクルームに静音マットを敷く方が効果が高いので、まずはそちらからトライされた方が良いと思います。
ウェザーストリップに手をつけるのは、他にやることがなくなってからでも良いかと...。

ちなみに施工によってウェザーストリップの反発力が増すので、ドアを閉める時に必要な力は大きくなります。
だからと言って「力一杯閉めないとドアが閉まらない」というようなことは決してなく、「いつもよりもちょっと力を入れないと閉まらない」という程度ですので、その点は安心して良いと思います。

スイフトスポーツのドレスアップ&カスタマイズ #23 〜スイスポ対応スマホホルダー導入、そしてiPhoneとカーナビのUSB接続について

スイスポが納車されてすぐにマグネットタイプのiPhoneホルダーを購入しました。

briareos.hatenablog.jp

しかしながらダッシュボードに両面テープで貼り付けるタイプだったため、懸念していた通り夏場にダッシュボードの温度が上がると粘着力が弱くなって落ちてしまいます。

そこで取付場所をダッシュボード右端下にあるスイッチパネルの空いた場所に変更したのですが(ここだと取付面がフラットだし、夏場でも熱くならないので大丈夫)、如何せん視認性が悪い場所のため使いづらいのが難点。

当初はiPhone置き場があった方が良いかなと思って購入したけど、エンジンをかけるとナビとiPhoneは自動的にBluetoothで接続されるのでiPhoneをポケットに入れておいても音楽ファイルの再生はできるし、電話もステアリングスイッチで取って固定マイクでハンズフリー通話できるので、今は使っていない状態。


でも先日スピーカー交換とデッドニングによるカーオーディオの音質アップに取り組んだ際、ふと思ったのです。

「もしかしてBluetooth接続よりもUSB接続の方が音が良いんじゃないか?」

Bluetooth接続コーデックはナビ取説には記載がないけど多分SBC(もしかしたらAAC)。
だとしたらUSB接続でiPhone内のAIFFファイルを直接再生できればそっちの方が音が良いはずなのでやってみようかなと。

ただiPhoneにUSBケーブルを接続しないといけないので、ナビ周りにiPhoneを固定できた方が安全だし便利です。

そこで新たにスマホホルダーを買おうとamazonで物色したところ、エアコン吹き出し口に装着できるホルダーを見つけました。
しかも商品説明にはスイスポ対応と書いてあります!

購入したのは星光産業 EXEA(エクセア) スマホホルダー EC-222というやつ。


昨日届いたので早速取り付けてみました。

エアコン吹き出し口のフィンを縦にして、短い方のフィンを挟むように押し込み、ゴニョゴニョ動かしているとカチッと固定される場所があります。

ホルダーを手で動かしてみましたが、しっかりと固定されているみたい。

amazonのレビューではスイスポ後期型でフィンを水平にしても固定できたという書き込みもあったのですが、何度かトライしたけど無理でした。

フィンを縦にした状態で装着して近所を走ってみましたが、振動で落ちてしまうことはなさそうです。

ただしホルダーを取り付けるとフィン調整(エアコン吹き出し方向の調整)ができなくなるし、吹き出し口の前にiPhone&ホルダーが位置しているのでエアコンの風が直接身体に当てられなくなるのはデメリットですね。
特に中央右側の吹き出し口からの冷風は夏場は重要ですから。

と書いていて気がつきました。だったら左側の吹き出し口につければいいじゃん。

と言うことで設置位置を変更してみたのですが、USBケーブルが邪魔ですね。
もう少し長いケーブルにしてナビ画面に被さらないようにした方が良さそうです。


さて肝心の音についてですが、同じ楽曲をBluetooth接続とUSB接続で比較してみました。

結果、USB接続の方が僅かに高音が明瞭な気はしたけど、違いはほとんどありませんでした...( ; ; )
唯一感じた明確な違いは、USB接続の方が音量が若干大きいということだけです。
※比較は聴感上の音量を合わせて行ないました。

経験上、Bluetooth接続よりもAIFFファイル再生の方が明らかに音が良くなるはずなのですが、何か変です。

そこでナビの取説を見てみたところ、このナビ(Panasonic CN-RE07WD)が対応している音楽ファイルはMP3/WMA/AACとなっており、AIFFは含まれていませんでした。

だったら何故音楽が再生できるのでしょう?

そこでググってみたところ、どうやらiPhone/iPodをUSB接続してiPodPanasonicナビの場合)として認識される場合は通常のファイル再生とは異なるメカニズムになっているようです。


これはパイオニアのナビの説明サイトから拝借したものですが、iPhone/iPodBluetoothと同様に「音楽再生」となっていてファイル形式が明記されていません。

car.watch.impress.co.jp
CarWatchの記事では、iPhoneをUSB接続した場合はiPhone内部でナビが再生可能なデジタルストリームに変換して出力していると書かれています。

つまりiPhoneに保存してある音楽ファイルを直接再生しているわけではないようです。

ただ、CarWatchの記事では"AppleロスレスファイルをUSB接続で再生する場合「原理的に信号の劣化はない」"となっていますが、個人的には信号伝送時の劣化はないけど変換プロセスでの劣化は存在し、Panasonicナビとの接続の場合はAACに変換して流しているのではないかと思っています。
AACは圧縮ファイルなので、当然ながら非圧縮のAIFFからは信号が劣化することになりますよね。

もしこの推察が正しく、かつナビとのBluetooth接続コーデックがSBCではなくAACだった場合、Bluetooth接続時とUSB接続時の圧縮方法は同じになるので、比較再生時の音質に違いがなかったという結果も頷けるというわけ。

勿論、私の推察が正しいかどうかはわからないので鵜呑みにはしないでくださいね。


まあ何れにしても音質アップにはならなかったので、音楽再生はBluetoothでいこうかなと思います。
一々ケーブルを挿さなくても良いので楽ですしね。

ホルダーについては折角買ったので暫くiPhone置き場として使ってみようと思うけど、そもそもUSB接続のために導入したわけだし、エアコン吹き出し口を塞ぐというのも嫌なので、外してしまうかもしれません。

尤も、取り付け/取り外し自体は簡単なので、普段はトランクに入れておいて必要な時(Google Mapを確認したい時とか)にだけ使おうかな。


と言うことで、私の場合は微妙な結果になってしまったけど、このスマホホルダーがスイスポで使えることは間違い無いのでスイスポ乗りの方にはお薦めです。


【2023/12/17 追記】MagSafe対応のスマホホルダーに買い替えました。
briareos.hatenablog.jp

車内掃除用ハンディクリーナーを買い替えました♪ 〜Anker Eufy HomeVac H20

昨年3月にスイスポの車内掃除用として購入したDOFLYの充電式ハンディクリーナーを買い替えました。

新たに購入したのはAnker Eufy HomeVac H20です。

DOFLYのやつもそこそこ使えていたのですが、どうしても吸いきれない小石とかあったのでもう少し吸引力が強いハンディクリーナーが欲しいと思っていたところ、ニーズにピッタリの商品を見つけたので買い換えました♪

内容物はこんな感じ。

Ankerだけあって本体デザインはスマートですが、ノズルキャップ部がちょっと外れやすいかな。

透明の先端部を回転して外し、中のフィルターを外せばゴミが捨てられます。

フィルターは水洗い可能だそうです。

充電端子はUSB-Cで、付属のカーチャージャー(シガーソケットに差し込むタイプで、USB-CとUSB-Aの端子がついている)を使えば車内での充電も可能(急速充電で満充電まで約1時間)。
3段階のLED表示でバッテリー残量がわかるのも便利です。


実際に使ってみましたが、Max14000Pa(吸引力は2段階で切替可能)の吸引力だけあって(DOFLYは8500Pa)、これまで吸い残していた小石もちゃんと吸い取ってくれました♪

でも弱モードだとDOFLYよりも吸引力は弱い(5000Pa前後?)ので、吸引力が3段階(5000、10000、14000)で切り替えられる方が良かったですね。

また弱モードの最大稼働時間は30分だけど、吸引力Maxだと9分しか持たないみたいなので、こまめに充電しておく必要がありそうです。


と言うことで、Bestなハンディクリーナーとまでは言えないけれど、DOFLYに比べればデザインも良いし吸引力も強いので、まずまず気に入っています♪

スイフトスポーツのドレスアップ&カスタマイズ #21-⑩ 〜スピーカー交換とデッドニング:低音の質感改善

SPユニットを取り付けるネジのトルク調整によって僅かに改善できた低音の質感ですが、「もしかしたらこれが原因?」と思われるものが浮かんできたので試してみることにしました。

それは何かと言うと、バスレフポートです。
つまりバスレフポートからの逆位相の音が低音の質感に対して何らかの悪さをしているのではないかということ。

元々はネットで見つけた「バスレフポートを開けた方が低音の量感が増える」という施工事例をもとに開けたわけですが、仮に低音の量感が減ったとしても質感が上がる方が好ましいので、バスレフポートを塞ぐことにした次第。

◆フロントドア

◆リアドア

ついでなので、費用を抑えるためにMDF製にして後悔していたリアのインナーバッフルをメタル製(UD-K616)に変えました。
尤もリアSPの音量はフロントSPよりもかなり小さいため効果は僅かだとは思うけど、気分は上々です♪


さてバスレフポートを塞いだ音についてですが、やっぱりこっちの方が良いですね。
低音の弾力感が更に増したし、抑圧感も少し低減しました。

理想の低音にはまだ遠いものの、バスレフポート有りの低音が100点満点中の60点だったとしたら、70〜75点くらいにはなったと思います。

これ以上を求めるなら、プロセッサーとサブウーファーを入れてマルチチャンネル駆動にしないとダメかな。

ちなみに低音の量感ですが、ほとんど変わらなかったというか、むしろ僅かに増えた気がします。
逆位相の音によって相殺されていた分がなくなったからでしょうか?

またバスレフポートを塞いだことで以前よりもボリュームを少し上げないとならなくなったため、結果的に(現在調整中ではあるものの)EQで低音域を全体的に少し下げました。
EQ上の125Hz帯域は少し共振が出たので多めに下げています。

◆バスレフポートを塞ぐ前のEQ

◆バスレフポートを塞いだ後のEQ

と言うことで、まだ不満はあるものの低音の質感を少し改善することができました。

なお、先日買うのを止めにしたトルクドライバーをやっぱり導入することにしたので、届き次第(9月初旬予定)4本のSPユニットのネジ締め付けトルクを再調整し(0.8N・m)、長きに渡った「スピーカー交換とデッドニング」は完了にしようと思います。

とは言え気まぐれな人間なので、今後の気分次第では更に一歩前に進める事になるかもしれませんけどね... ^^;