スイスポのタイヤ交換の際は、KTCのPJ-1にZHUBANG ジャッキパッドを取り付けたパンタジャッキ(KTC改)を使用しています。
そしてマルフジ剣山製作所 車載ジャッキ電動化プラグ マルフジ MA-19を使ってインパクトレンチで昇降させています。
使い始めたのは2021年4月なので2年半くらい使っていることになりますが、使っているうちに問題点が見えてきました。
① ジャッキパッドのサイズ
ZHUBANGのジャッキパッドは直径が12.5cmで、スイスポのジャッキアップポイントにあるフレームの切り欠きの幅と同サイズになっています。
最初はピッタリサイズの方がパッドがズレるリスクを無くせるので良いと思っていましたが、実際に使ってみるとピッタリすぎるのは却って位置合わせに苦労することが判明。
もう少し小さいジャッキパッドに交換しようかとも考えたけど、年に2回しか使わないのでまあ良いかと...。
でも今年の8月に右フロントタイヤがスローパンクした際、右フロントタイヤと右リアタイヤを入れ替えるためにKTC改とスイスポ付属のパンタジャッキの2つを同時に使用したのですが、スイスポ付属のパンタジャッキの方が使いやすかった(ジャッキアップポイントへの位置合わせが楽だった)のです。
briareos.hatenablog.jp
そもそもKTCのパンタジャッキにジャッキパッドを取り付けた理由は、私がスイスポのジャッキアップポイントの形状を確認せずに昔のクルマのジャッキアップポイントを想定して購入してしまったため、そのままの状態ではスイスポに使えなかったから。
流石に一度も使わずに買い替えるのは癪だったので改造して使うことにしたのですが、やっぱりスイスポのジャッキアップポイントの形状に合ったパンタジャッキの方が使いやすいわけで、その事を思い知ったという次第。
とは言え、位置合わせが多少面倒だけど使えないわけではないので先日冬タイヤに交換する際もKTC改を使用したのですが、実はその時に別の問題点が明らかになりました。
②パンタジャッキの口金の摩耗
KTC改は口金にジャッキ電動化プラグをつけてインパクトレンチで回すのですが、その口金部分がかなりすり減ってきていることに気がつきました。
これまでの使用回数は多分25回(タイヤ交換6回×4箇所、スローパンク時の使用1回×1箇所)ですが、口金の円周部の幅の半分くらいまで摩耗してしまっています(裏側も同様)。
今のところは大丈夫だけど、今後のことを考えると...。
そんな折、amazonブラックフライデーの先行セールでエマーソンのパンタジャッキとインパクトレンチ用ジャッキヘルパーが安くなっているのを見つけたので、これは買い替え時かもと思い購入しました。
(私は使わないけど)付属のハンドルは折りたたみ式なのでスペースを取りません。
ジャッキアップポイントの受け口はスイスポ付属のパンタジャッキと同じタイプです。
口金にジャッキヘルパーを取り付けた状態。
これなら口金の摩耗も少なそうだし、ジャッキヘルパーに直接インパクトレンチを挿し込めるのも便利です。
※マルフジのジャッキ電動化プラグはインパクトに19mmソケットをつけて使う必要がありました。
※使用するインパクトレンチは最大トルク200Nm以上が必要です。
KTC改と並べてみました。
パンタジャッキの本体サイズはほぼ同じだけど、重量はKTC PJ-1の3.7kgに対しエマーソン EM-505は2.1kgなので随分軽いです。
ちなみに最大揚程質量はどちらも1000kgだから能力的な違いはありません。
既に冬タイヤに交換してしまったのでエマーソンのパンタジャッキの実戦投入は来春の夏タイヤへの交換作業になりそうですが、どう考えてもエマーソンの方が使いやすそうなので使うのが楽しみです♪
【2024/3/27追記】 すぐに壊れました!
briareos.hatenablog.jp