自転車のタイヤエアゲージを、これまで使ってきたパナレーサーのアナログ式(BTG-F)から、デジタル式のTopeak SmartGauge D2Xに買い換えました。
パナレーサーのやつが壊れたわけではないのですが、7年も使っているので測定値がズレてきてないか不安だったのが主な理由。
あと、デジタル式の方がアナログ式よりも数値が読み取りやすいですしね。
今日届いたので、早速使ってみました。
液晶ディスプレイはバックライト付きなので暗い場所でも見やすいですが、私は日中しかロードバイクに乗らないし、エアチェックは走る直前にするのであまり意味はありません。
ただ、クルマで使う場合は夜間走行時にチェックする場合もあるので、バックライト付きの方が何かと便利ではあります。
今時のデジタルエアゲージは大体そうだけど、空気圧単位を、psi、bar、kg/cm2で切り替えることができ、測定後の変更も可能です。
※kpaは使えないです。
実際に使ってみた感想は次の通り。
- 一定の空気圧を感知すると自動的にONになり、かつオートオフ機能もついているから、一々電源ボタンを操作しなくてもよい。
- 測定が終わると電子音で知らせてくれるのが意外に便利だった。
- 空気圧調整モードにすると、ピーク値保持ではなくその時点での空気圧を表示するので、エアリリースボタンを併用して空気圧調整が可能。その際、バルブヘッド部が360°回転するので、液晶ディスプレイを見やすい角度に調整できるのは便利。
- 仏式と米式をレバーで切り替えられるので、ロードバイクだけではなくスイスポにも使えるのが嬉しい。
唯一の欠点は、仏式バルブの場合、エアゲージ側の金属部分と仏式バルブ先端が接触する際に滑るので位置合わせがしづらいことと、押し込んだ瞬間にバルブが開く(エアが漏れ出す)一方、測定するにはさらに奥まで押し込まないとならないため、米式バルブに比べると押し込んでから測定ポイントに達するまでのタイムラグが長くなり、結果としてエア漏れが多くなってしまうこと。
この点は正直使いづらいなと思いました。
何回か試してみた感じでは、躊躇せずに一気に押し込むとエア漏れは多少抑えられるけど、真っ直ぐ押し込まないとバルブコア軸が曲がってしまいそうで怖いし、やっぱりそれなりには漏れます。
実運用上は、空気圧を多めに入れておいて、調整モードで合わせるのが良いかもしれません。
ちなみにこれまで使ってきたパナレーサーのエアゲージは、バルブを奥深くまで差し込んだ所で初めてバルブが開くので、エア漏れは少なかったです。
パナレーサーの測定値をトピークと比較してみたところそんなにズレはなかったので、しばらくトピークで運用してみて、やっぱり使いにくいようであればパナレーサーに戻そうかなと思っています。
ついでなのでスイスポのタイヤエアチェックもしたのですが、米式バルブの方は一転してとても使いやすかったです。
実は1年くらい前にスイスポ用に安いデジタル式エアゲージを購入したのですが、
トピークの方はヘッドの角度が変えられるし、空気圧調整モードがついているし、電源ボタンの操作も不要ということで、断然使いやすいです。
なので、もしBianchiにはパナレーサーを使うことにした場合は、トピークはスイスポ用にするつもりです。