自転車のツールケースに入れておく携帯工具を買い替えました。
先日、ライドの途中でバーエンドミラーの調整に使ってみたのですが、これまで使ったことがある携帯工具の中ではダントツで使いやすかったのでご紹介。
ちなみにこれまで使ってきたのは、よくある折りたたみ型の携帯ツールです。
TOPEAKのmini9は小さくて携帯に便利だし、CRANK BROTHERS MULTI-19は多機能でこれさえあれば何とかなりそうという安心感があります。
しかしながらこの手の折りたたみ型ツールには非常に使いにくい点があります。
それはビット部分の長さが短いこと。
これは買い替える前に使っていたCRANK BROTHERS MULTI-19ですが、
ビット部分が短いため、目的のボルト周りのパーツにツール本体部分が当たってしまい、一度に少ししか回せないという事態が起こります。
そのため、少し回したらビットを一度外し、角度を変えて差し込んでまた少し回し...という作業を繰り返さないと、ボルトを必要なだけ緩めたり締めたりできないのです。
これってかなり面倒なのですが、新たに導入したTOPEAKラチェット ロケット ライト NTX+だと、
こんな感じで組み立て使うのでビットの実効長が長く、よほど奥まった場所にあるボルトでない限り他のパーツと干渉することなくボルトを回せます。
しかもラチェットなので、一度差し込めば必要なだけ緩めたり締めることができます。やっぱりラチェットって神!
ケースはこんな感じで、左側にビット(六角レンチ:2、2.5、3、4、5、6、8mm、ドライバー:+2、トルクス:T10、T15、T25)とラチェットハンドルが、右側にチェーンツール、エクステンションロッド、トルクビットが収納されてます。
チェーンツールは12速対応で、エクステンションロッドのビットホルダーはマグネット付きです。
チェーンツールを使用する際にはこんな感じで組み立て使います。
なおこのセットには2~6Nmで設定可能なトルクビットが入っているので、小物パーツ、ステム周りやカーボンシートポストのトルク管理もバッチリです。
携帯性に関しても、私が使っているツールケースにきっちり収まりました。
ちなみにツールケースの中には、シーラントでは塞ぎきれないパンクを修理するためのDynaplug Micro PRO、サイドカット等で修理不可能な場合に最終手段として使うタイヤチューブ、小型エアポンプ、センサー用のボタン型電池、タイヤレバー2本、ディスクブレーキ用スペーサー、ミッシングリンク、ニトリルゴム手袋、太めの輪ゴムなどが入れてあります。
私はソロライドなので、多少重くはなってもいざという時のための備えはしておかないと怖いですからね。
ということで、TOPEAKラチェット ロケット ライト NTX+ のご紹介でした。
※バリエーションもあります