memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

Wera TOOL CHECK PLUS & ステンレス マルチカラーヘックスキーセット

Tern Eclipse P20のアルテグラ化に当たり、必要となる専用工具は新たに入手しましたが、六角レンチやドライバーといった通常の工具は手持ちのモノを使いました。でも専用工具に比べると、使い心地が劣ることに気がつきました。


特に六角レンチに関しては「ボルトの穴にスパッと入らない」とか「トルクがかけにくい」など、不満を感じることが多々ありました。


でも「六角レンチなんてそんなものだ」と割り切って使っていたわけですが、専用工具の使い心地の良さを知ってしまうと、「もしかして道具自体が悪いのではないか」と思うに至った次第。


自転車以外にもオーディオ機器のヒューズ交換や簡単な改造などで工具を使うことは多いので、これを機に使用頻度が高い工具類を新調することに。


ネットで色々と調べた結果選んだのがドイツのWeraのツールです。PB SWISS TOOLSと迷いましたが、デザインの好みとコストパフォーマンスでWeraを選択。


まずは六角レンチセット。長さの違い、素材の違い、カラーグリップの有無などでいくつか種類がありますが、多分一生使うことになると思うので錆び/カビにくいステンレス製の標準的なサイズを、また使い勝手(判別のしやすさ)を考えてカラーグリップ付きのものにしました。


1.5〜10mmの9本セットで、サイズごとに異なるカラーグリップがついています。


拡げるとこんな感じ。


下にある黒くて短いのがこれまで使っていた六角レンチです。長さがまるで違うのもあるけど、その存在感自体が同じ工具とは思えませんね。


軸棒が円柱形になっているためしなりにくいとのこと。PBは逆にしなることでトルクのかけ過ぎを防ぐという思想なので、一長一短があるとは思いますが、以前、サイズの小さい固着した六角ボルトを外す際、六角レンチ自体が捩れてしまった経験があるので、Weraの方が良いかなと。


Weraの最大の特徴はHEX-PLUSという形状にあります。通常の六角レンチ(正六角形)に比べると、辺の部分が内側に曲線を描いているため、トルクが一点に集中しにくく、なめにくいとのこと。またエッジが隅取りしてあるため、ボルト穴に差し込みやすくなっています。


実際に使ってみましたが、これまでのものとは比較にならないくらいスパッとボルト穴に差し込めるし、柄が長いため力を入れなくてもトルクをかけられ、またそのトルク調整もしやすいです。もう、使い心地が全然違います。


アルテグラ化の前に入手しておけばどれだけ楽だったろうと後悔しきりですが、アルテグラ化が切っ掛けになって入手したわけだからどうしようもありませんね。


予定通りであれば金曜か土曜には注文したハンドルバーが届くはずなので、Weraの使い心地を楽しみたいと思います♪




もう一つ入手したのはビット交換式のドライバーセット。こちらはAV機器やその他の一般的な作業用に導入しました。


この佇まいに一目惚れ!


ビットは前後2列に収納されていて、


Weraのマークがついた部分をスライドさせると後列にアクセスできます。


標準セットのラチェットハンドルに加えて、PLUSセットにはドライバーハンドルもついています。ドライバーハンドルの方はマグネット付きなのでビットの付け外しが簡単です。


驚くのはこのコンパクトさ。AV機器で使う分には大きいサイズだと使いにくかったりするし、仕舞っておくにもスペースを取りますからね。


裸のままだと他の物に当たって傷つけたりしそうだったので、amazonでケース(ポーチ)を調達。全長がもう少し短ければ2.5インチポータブルHDDを持ち運ぶための保護ケースが使えたのですが、この大きさ(18cm×8.5cm×3cm)にピッタリのモノって中々ないんですよね。


このポーチだとサイズはピッタリだし、ファブリック製なので工具にも周りの物にも優しいです。


今のところこのドライバーセットが活躍する具体的な予定はありませんが、早晩機会が訪れると思うので使うのが楽しみです♪