briareos.hatenablog.jp
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ふと思いついた仮想アースとUSB接続のガルバニックアイソレーションにより、「音はこれで十分かな」というレベルにまで持ってくることができました。
しかしながら使い勝手に関してはどうしても改善したい点があります。
現在はFiiO R7に挿してあるSDカードの中の音楽ファイルを再生していますが、プレーヤーアプリとして使用しているFiiO Musicの使い勝手があまり良くありません。
例えばあるアルバムを再生したい場合、過去の経験では"ジャンル>アーティスト>アルバム"という流れで探すのが最も速くて簡単なのですが、FiiO Musicでは"ジャンル>アルバム"となってしまいアーティストでのフィルターがかけられないため、アルバム選択に手間(画面スクロール)と時間がかかります。
またアルバムを跨いだ複数の楽曲を再生するには事前にプレイリストを作成しておくしか方法がなく、そのプレイリスト作成作業もかなり面倒です。
上記の作業はR7のディスプレイ上で行わなければならないのですが、画面サイズが小さいしタッチ操作も意図しない反応をしたりして、正直ストレスフルです。
なので事前に頑張って作ったプレイリストの曲ばかり聴くことが多くなり、「ちょっと飽きたからあの曲聴きたいなぁ」と思っても「やっぱり面倒だな...」と思ってしまって結局はプレイリストの曲を聴くことに。
そもそもヘッドホン&イヤホン再生環境再構築を始めた際は東京での環境と同じく「Soundgenicをミュージックサーバーとし、iPad上のプレーヤーアプリで聴きたい曲を選んで再生する」つもりだったのですが、残念ながらR7(FiiO Musicアプリ)は
- Soundgenicを音源にすることはできるけど、アルバムの曲順が楽曲名順となってしまってトラックナンバー通りに再生できない
- リストにアルバムアートが表示されないため聴きたいアルバムを探すのが非常に面倒
- ネットワークサーバー内の曲はプレイリストの作成ができない
- iPad上のアプリで操作することができない
など、使い勝手が非常に悪いのです。
また新しいCDを購入した際にはSoundgenic以外にR7のSDカードにも一々コピーしなければならないのも面倒だし、R7に内蔵されているDACとアンプは使っていない状態なのでシステムとして美しくないなと...。
色々考えたのですが、これらの問題を解決するにはやはりちゃんと機能するネットワークトランスポートを導入するしかないという結論に至りました。
※メインシステムのSonore ultraRenduを持ってくることも考えたけど、メインシステムはいつでも使える状態にしておきたいので止めました。
つまりR7をネットワークトランスポートに置き換えて音源はSoundgenicだけとし、再生に関する操作はiPad上のプレーヤーアプリで行うというやり方です。
市販されているネットワークトランスポートにはピンからキリまでありますが、ヘッドホン&イヤホンシステム専用として使うので必要要件は以下の4つです。
- OpenHomeに対応していること
- ベッドサイドに置けるくらい筐体が小さいこと
- 価格は7万円以下(FiiO R7を売却して買える範囲)
- 知っているメーカーの製品
ネットで探してみるとこの条件を満たす製品ってほとんどなかったのですが、1つだけ見つけることができました。
実はその製品のことは以前から知っていたけどOpenHomeに対応していないと思っていたのですが、今回調べてみたらちゃんとOpenHomeに対応していることがわかり、OpenHomeで使用しているユーザーレビューもいくつか見つけられたのでこの製品を導入することにしました。
既にamazonで購入ずみで、明日到着予定ですが、
- FiiO K9 Pro ESSをUSB-DACとして認識してくれるか
- Soundgenicをサーバーとして認識してくれるか
- OpenHome対応プレーヤーアプリは実際には何が使えるか
などの不安材料もあるので、まずは目論見通りに機能するかどうか確かめるところから始めましょう。