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MAVIC COSMIC SLR45 の受け取り、そしてディレーラー調整とポジション調整

昨日Bicycle Land M-2に行ってきました。天気が良ければBianchi に乗っていくつもりだったんだけど、出かける1時間前に結構な雨が降ったため、結局クルマで行くことにしました。

今回の目的は3つです。

ホイールの受け取り。ディレーラーとケーブル取り回しの調整。そしてライディングポジションの調整です。


まずホイールについてですが、仕様は次の通りです。

  • ホイール:Mavic Cosmic SLR45

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[rakuten:cyclick-2:10015659:detail]

  • タイヤ:Mavic Yksion Pro UST2 (28c) チューブレス仕様

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  • フロントディスクローター:Shimano RT-MT900 160mm

  • リアディスクローター:Shimano SM-RT800 160mm



フロントディスクローターは横風対策のためMTB用のローター(ロード用に比べると横風を通しやすい構造になっている)にしました。一方リアはどのみちスプロケットがあるためMTB用のローターに交換しても効果は限定的になります。なので通常のロード用を使用。

ちなみにMavicのアプリで計算した結果、ドライ状態での最適空気圧は次のようになりました。低いですね。


ホイールを受け取った後、ディレーラー調整とリアシフトケーブルの長さ調整をしてもらいました。
ディレーラーに関しては一応全てのギアに問題なく入るものの、微妙にチェーンが擦れる音が出たりするのでその微調整です。
リアシフトケーブルの長さについてはサイクルベースあさひで受け取った後、自宅に持って帰って細部を見ている時に気がつきました。

これはその時の写真ですが、ディレーラーに繋がるシフトケーブルが異常に長いです。これだとシフトケーブルが何かに引っ掛かりそうで怖いし、シフトケーブルが曲がったところのRが小さくに無理なテンションがかかるので、もっと短くしてケーブルが動きやすいようにした方が良いと思っていました。

その話をM-2の松田さんJr.〜以前対応していただいた若い男性は店長の松田さんの息子さんでした。おじいさんが街の自転車屋さんとして創業し、今の店長の松田さんがスポーツバイク店に変え、現在は息子さんもスタッフとして働いているそうです。つまり親子三代にわたる自転車店というわけです〜にしたところ、多分メーカーから納車された状態のままなんだろうと。

(ちゃんとした専門店はそうだと思うけど)M-2もコンポーネントはメーカーからの納車後に一度バラして組み直すので、ケーブルの長さもその際に最適化してお客さんに引き渡すそうです。


ケーブルの長さ調整後の状態はこんな感じ。全然違いますよね。

その後、2階に上がってポジション調整をしてもらいました。Bianchi のフロントタイヤを外してローラー台に固定し、ペダリングと測定を繰り返して最適点を探ります。
結果、サドルの高さを少し下げ、サドルの位置を少し前に出しました。調整後にペダリングしてみると、調整前よりも楽にペダリングできるようになりました。

後々のため、調整してもらったポジションを記録しておきましょう。


サドルの方はすんなり調整できたのですが、問題はハンドルに関してです。横から見た感じだと少し前すぎるのではないかという指摘。

私自身初めてドロップハンドルのスポーツ車に乗るので何が正解なのかわからなかったのですが、先日走った際にブラケットポジションでも結構キツいと感じていたこと、ブレーキを引く際にも力が入りにくかったことをお話しすると、腕が伸びきっているためだろうと。ステムを20mm位短くすれば腕が楽になると思うので、そうした方が良いのではとのアドバイスです。

現在のステムは100mm(フレームサイズ53だと自動的に100mmとなる)なので80mmステムへの変更となりますが、純正のレパルトコルサに80mmがあるかどうかわからないことと(Infinito CV Diskのカタログ上ではフレームサイズに合わせて70mm、90mmのステムはあるけど80mmはない)、またそもそもレパルトコルサのパーツはBianchi 取扱店でないと引けないことを考えると、M-2で調整する限りは社外のパーツを使わざるを得ないようです。

現在FSAのパーツをつけられるかどうかビアンキジャパンに問い合わせてもらっており、もし可能とのことであれば80mmに変更する予定です。


さて、Mavic Cosmic SLR45 & Mavic Yksion Pro UST2 (28c) チューブレス仕様の使い心地ですが、1時間ほど乗った感想は次の通り。

  • Infinito CV に採用されている Countervail® のお蔭で乗り心地が激変したという話は以前書きましたが、チューブレス仕様に変更したことにより乗り心地がさらに良くなりました。細かな路面のギャップを吸収してくれる感じで、乗り心地の滑らかさが増しました!Ternとはまるで別の乗り物みたいです。
  • 漕ぎ出しは純正のFULCRUM RACING 518DB & VITTORIA RUBINO PRO Graphene 2.0 に比べるとやや軽くなりました。ホイール自体の軽さもあるけど、リムテープが不要になってホイール外周部の重量が減った効果が大きいのでしょう。
  • 走行時の加速感も良くて、踏み込むと直ぐに反応してくれます。
  • 高速巡航をしていないのでセミディープリムの効果は未確認ですが、やっぱり横風の影響は大きくなった感じです。
  • シフトチェンジの感触が凄く滑らかになりました。流石はプロの調整です。
  • またシートポジションを調整してもらった効果は大きくて、以前感じていた(何度調整しても拭えなかった)違和感が大幅に無くなりました。一方でハンドル位置はちょっと前すぎる感じで、下半身の収まりは良くなったのに上半身は無理をしているというアンバランスな印象。これを何とかしないと楽に走れません。
  • まだ調整中ではあるものの、TernからBianchi & Mavic に乗り換えて平均スピードが3kmほど上がりました。慣れてくればもう少し上げられると思います♪


今日現在、M-2さんからステムに関する連絡は来てないのですが、短くできると良いなぁ。