ヘッドフォンシステムでは明確な効果が確認できなかったiGalvanic3.0とiDefender3.0。果たしてメインシステムではどうでしょうか?
面倒なのでiGalvanic3.0とiDefender3.0をセットで使用した際の効果しか確認していませんが、やはりメインシステムでは効果がありました!
方向性はiPurifier2と同じで、具体的には次の通り。
- 何もない空間から楽器の音がポンと出てくる
- 前後の音の定位がより明確に
- サウンドステージがiPurifier2よりもさらに左右に拡がる
- 背景の静けさが増す
左右のスピーカーから出た音が交わって構成されるステレオフィールド形成に係わる効果を強く感じます。位相領域/時間軸領域での効果というか、ある面ではクロック精度を上げた時の効果に近いかもしれません。
ヘッドフォンの場合、左chの音は左耳に右chの音は右耳にしか入らないので、スピーカーのようなステレオフィールドは形成されないわけですが、その違いが効果の差に表れているのでしょうか?
iPurifier2よりも効果はやや大きい感じがするものの、価格差ほどの差は無いですね。故にコストパフォーマンスはiPurifier2の方が高いと思いますが、投資が全くの無駄にならなくて正直ホッとしました。
なお上の写真では撮影のため外しましたが、iGalvanic3.0は軽くて動きやすいため、本体上部に鉛のインゴットを置いて動きにくいようにしてあります。また付属のゴム脚も使いたくはないので、AETのインシュレーター(VFE4010U)を底面に1枚敷いて本体を支えています。
素の状態で使うよりも音が悪くなるとは考えにくいので、これらの効果の程は確認していません。悪しからず。
AETのインシュレーター、VFE4005U(左)とVFE4010U(右)。厚みだけが違うようです(5mmと10mm)。
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