いよいよベッドルーム内のヘッドフォンシステムにSoundgenicを組み込みます。
現状のヘッドフォンシステムは全ての電源をアイソレーショントランス(2口×2回路)からとっており、デジタル機器とアナログ機器は使用する回路を分けています。Soundgenicの導入によってデジタル機器が3つになるため(Sonica DAC、Soundgenic、無線LAN中継機)、コンセントが足りません。
そこでリビングのメインシステムにiPurifier ACとΛ5.35を使用するために導入した光城精機のコンセントBOX(3口)をベッドルームに持ってきました。現在iPurifier ACはヘッドフォンシステムで使用しており、メインシステムはΛ5.35のみの使用なので、Λ5.35は壁コンに接続すればコンセントBOXは必要ありません。
アイソレーショントランスのコンセント2口(デジタル用に使用している回路)には、Sonica DACとコンセントBOX用の電源ケーブルを接続し、コンセントBOXにはSoundgenic、無線LAN中継機、iPurifier ACを接続しました。
Soundgenicには先日導入したアリエナイザーを敷き、SoundgenicとSonica DACはiDefender3.0とiGalvanic3.0を経由して接続します。さらにSoundgenicのUSB3.0端子にはPanasonicのUSBパワーコンディショナーを接続し、とりあえずのセッティングは完了。
LANケーブルは手持ちのもの(cat5)を使用しましたが、もう少しノイズ耐性に優れたケーブルを2本amazonに注文しました。接続にはLAN用のイズフィルターを併用するので、フィルター前後の2本が必要になります。このLANケーブルには音楽信号は通らないので対策は必要ないかと思ったものの、何となく気持ち悪いので最低限のノイズ対策だけはしておくことにした次第。
以上でとりあえずの環境構築は完了しましたが、果たしてちゃんと再生できるのでしょうか?
iPad(以前使っていたiPad airが少し前にご臨終となったため、先日発売されたiPadの第6世代(32GB)をヘッドフォンシステムのコントロール用に導入しました)にインストールしてあるOpenHome対応のコントロール用アプリ(fidata Music App、Linn Kazoo、Lumin)の3つを試してみたところ、何故か純正のfidataおよびLuminでは不具合が生じ(再生はできるけど一時停止/停止が効かないとか)、Kazooのみが問題なく操作できました。
Luminはともかくとしても、IOデータ純正のfidataでSoundgenicが問題なく操作できないというのは腑に落ちないため、もう少し試行錯誤してみようと思いますが、とりあえずはうまく動くKazooで2曲ほど試聴してみました。
【追記】fidata Appがうまく動作しなかった原因が判明。この件は後日触れる予定。
Soundgenicは音楽ファイルのコピーで2時間半ほど使用しただけなので本調子ではないと思うけど、Macbook Pro & Sonica DACによるPC audioの音と比べると、音の解像力(音が重なった時の分離具合)や透明感がイマイチ。音の芯はしっかりしているし、低音もなかなか力強く、それなりに聴ける音ではありますけどね。
とりあえずエージングを進めた後で音のレビューをしたいと思います。