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ヘッドフォンシステムの構成変更と久しぶりのPC audio #7:毒を食らわば皿まで

前回のつづき


iGalvanic3.0の効果が認められなかった件、どうにも不完全燃焼感が拭いきれず、メーカー推奨のさらなる音質向上策であるiDefender3.0との併用にトライしてみることにしました。毒を食らわば皿までです。


iDefender3.0は「USBパワーの遮断/クリーンな電源供給」と「アースのグラウンドループノイズの遮断」という2つの機能を持っています。もう少し詳しい説明をメーカーサイトから引用すると以下の通り。

【A】外部電源「なし」のiDefender 3.0の場合
 1:DACが約1mA以下を必要とする場合
  → アース及び+5Vをハイインピーダンスへ切り替え、ノイズを遮断
 2:DACが約1mA以上を必要とする場合
  → アース及び+5Vで直接接続(つまりiDefenderは効果を発揮しません)

【B】外部電源「あり」のiDefender 3.0の場合
 ●アース及び+5Vをハイインピーダンスへ切り替え、ノイズを遮断


Sonica DACはセルフパワーですが、ハンドシェイクにUSBバスパワーを使用しています。従ってMacBook ProのUSBバスパワーに含まれるノイズは多少なりともSonica DACに流れることになります。
iDefender3.0を使えばハンドシェイク機能は維持したままバスパワーに含まれるノイズを遮断(低減)できるので(※上記説明の【A】−1に該当)、音質向上が見込めるのではないかと。


Sonica DACで使用する場合はiDefender3.0に外部電源を繋がなくても動作するはずだけど、メインシステム用に導入したiPurifier SPDIFの外部電源 iPower(5V用)がそのままiDefender3.0の外部電源としても使用できるようなので、iPowerを繋いだ場合と繋がない場合で比較してみる予定。もし有意な差があるようであれば、iPowerを追加で導入することにします。


ちなみにiDefender3.0のもう1つの機能である「アースのグラウンドループノイズの遮断」に関しては、iGalvanic3.0がさらに高い水準で対応している(はずな)ので、iDefender3.0の機能はあってもなくてもよい感じ。


もしiDefender3.0を追加しても有意な音質向上が認められない場合は、iGalvanic3.0をメインシステムに移し、代わりにiPurifier2をヘッドフォンシステムに持ってくるつもり。その場合でもiDefender3.0は使えるはずなので、導入が無駄になることはないでしょう。


既にヨドバシカメラに注文済みで金曜に届く予定。




そしてもう一つ導入する予定のものがあります。それはiPurifier AC。
我が家ではiPurifier2、iPurifier SPDIF、iGalvanic3.0、iDefender3.0に続く5種類目(個数では6つめ)のiFi Audioの製品になりますね。


こちらは昨年末に新発売になったもので、一言で言えば電源ラインのノイズキャンセラーです。ただしパッシブなノイズフィルターではなく、アクティブなノイズキャンセラーであることが特徴。
メーカーサイトの説明図を見る限りでは、電源に含まれるノイズ成分と逆相のノイズ成分を加算することによってノイズを相殺するみたいです。

iPurifier ACはリビングのメインシステムの方に使うつもりですが、ヘッドフォンシステムの方でも効果があるかどうか試してみるつもり。もし両方ともで効果があれば、追加導入を検討します。


こちらも既に注文済みなので、iDefender3.0と合わせて今週末には試せるでしょう。


と言うわけで、ヘッドフォンシステム用のPC audio環境構築はもう少し続きます。


〜再び、つづく


iFi Audio iDefender3.0

iFi Audio iDefender3.0