〜前回からのつづき
前回のエントリーで「High Sierra 10.13.2ではDirect Modeが復活しないみたい」と書きましたが、その後、件の2chで「High SierraのIOAudioFamily.kextをEl Capitanのものに入れ替える際、ターミナルのコマンドではなくFinderでファイルを直接入れ替えるとうまくいった」という情報を発見したのでやってみました。
しかしながら、我が家の環境ではうまくいきませんでした...(T_T)
2chで成功したという方は、High Sierraをクリーンインストールしてからやっている、Audirvana Plus3を使っているようで、その点が我が家と違います。
Audirvana Plusのバージョンについては多分関係ないと思うのと、バージョン3にするメリットをあまり感じないので、今のところはバージョン2のままでいこうと思います。
OSのクリーンインストールの影響についてはあり得るかもしれません。そこで、まずはEl CapitanとHigh Sierra(10.13.1か10.13)を比較して良い方を残し、悪い方のOSを消してからHigh Sierra 10.13.2をクリーンインストールして確かめてみることにしましょう。
さて。IOAudioFamily.kextをEl Capitanのものにした状態のままではAudirvana Plus2が立ち上がらないので、一旦High Sierraのものに戻しました。そしてもう一度試聴してみたところ、以前感じた「ちょっと曇った感じ」が少し軽減してマシになっています。
だったらと言うことで、Z1ESをサーバーとしてSonica DACをネットワークプレーヤーとして使用した場合と、MacBook ProにSonica DACをUSB-DACとして接続した場合で、どの程度音が違うのかを試してみました。
3曲ほど比較してみた結果、ぱっと聴いた感じではほとんど差を感じません。ただじっくり聴くとネットワーク経由の方は総じて耳あたりが良いのに対し、USB経由の方では高音にほんのわずかだけど嫌な感じを受ける時がありました。
私の経験では、こういう嫌な感じって大体がノイズの影響なんですよね。
そこでOSの再インストールによるダイレクトモードの有効化を試す前に、まずはMacBook Pro周りのノイズ対策をしてみることに。OSの再インストールと環境再構築は面倒なので、とりあえず手軽なところからやってみようという魂胆(逃げ)です。
本当はMacBook ProのACアダプタの代わりに音の良いリニア電源を用意すればよいのでしょうが、ヘッドフォンシステムでPC Audioをするのを止めた場合に無駄になってしまうので(新しいMacBook Proには使えないので)、そこまでするつもりはありません。
投資するならメインシステムでも使えるものが良いですね。それならPC audioを止めても投資が無駄にならないので。
他にも思いつくものはありますが、とりあえず次の3つを試してみようと思います。
1) MacBook Proの空いているUSBポートにパッシブのノイズフィルターをつけてみる
PanasonicのBDレコーダー用のやつがあるのでそれを使います。
2) MacBook Proをバッテリー駆動にしてみる
以前メインシステムで試した時には、バッテリー駆動よりもACアダプタを繋いだ時の方が音に力強さを感じたのでヘッドフォンシステムでもそうしてるけど、ACアダプタがノイズ源になることは間違いないので、一度バッテリー駆動を試してみましょう。
3) iFi iGalvanic3.0の導入
iPurifier2をつけているので必要ないと言えばないんだけど、USBアイソレーションの強化ということで。本音を言えば、以前から(メインシステムのZ1ESに)試してみたかったので、良い機会かと。
iPurifier2とは違って接続するのにUSBケーブルがもう1本必要になるため、Furutechのやつを調達中。先日買ったAETと迷ったのですが、どうせなら違うメーカーにしてみようかと。iGalvanic3.0の入力側ケーブルと出力側ケーブルを入れ替えて、違いがあるかどうか試してみるという楽しみもできますしね。 ※ヨドバシカメラのWebサイトでFurutechを買うつもりでいて、一応amazonの価格も見ておこうと思って調べてみたらAETが安かったのでAETにしたのでした。最近記憶力の減退が酷くて困ります。
iGalvanic3.0が届くのは土曜なので、まずは1と2を試してみましょう。
〜つづく