memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

SE846のイヤーチップ決定

最初は付属しているソフトフォーム(M)を試しましたが、どうにも違和感を感じてしまい音楽に集中できません。やっぱり私にはソフトフォーム系が合わないみたい。


と言うわけで、T8iE MK2にも使用しているSpinFitのShure用LサイズとMサイズを新たに調達しました。さらに手持ちのMコアSpiralDotにSE846付属のシリコン系チップの軸だけを組み合わせた3種類を試してみました。


左からSpinFit(M)、SpiralDot改、SpinFit(L)で、直径は12mm、13mm、13mm



SpiralDotにはSE846付属のシリコン系チップの軸を切り取って併用



SpiralDotは開口部が大きいです


まずは装着感ですが、最初は3つともイマイチでした。SE846のボディが耳に当たってイヤーチップが耳の奥までしっかりと嵌まっていない感じがします。
そこでイヤーチップの付け方を少し変えてみることにしました。


最初はこんな感じでつけていたのを...


こんな感じに変更


結果、装着感はかなり良くなりました。この状態での装着感は次の通り。


SpiralDot改 >= SpinFit(L) > SpinFit(M)


実は耳への嵌まり具合はSpiralDotが一番しっくり来るものの、付属チップの軸との嵌合具合がイマイチで、耳の奥まで押し込もうとすると軸とチップがズレてしまいます。SpiralDotにSコアがあれば良いのですが、残念ながらコアサイズは一種類しかないためこの時点でSpiralDotの使用は諦めました。実は高音のシャキッとした感じはSpiralDotが一番良かっただけにとても残念です。


と言うわけで、残るはSpinFitのLサイズとMサイズになりました。


次は肝心の音の比較です。試聴のポイントは低音〜高音のバランスです。特に深い低音までしっかりと出るかどうかが一番のポイント。


いくつかのソースを試聴してみた結果、装着感の良いLサイズの方が低音の量感と深さにおいて少し勝っている感じでした。ただし耳への押し込み具合が少し変わっただけで低音出方が変わるという微妙な状態なので、装着には少し神経を使います。
ちなみに高音の出方にはほとんど差がありませんでした。


先ほども書いたように、もしSpiralDotにSコアがあれば音的にはベストだったのですが、無いものはどうしようもないのでとりあえずSpinFitのLサイズを常用チップとすることに決定。ただしベストとは言えないので、いずれ別のイヤーチップを試してみたいですね。