memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

無線LANの速度低下

以前の日記にmountain lionのダウンロードに1時間40分かかったという話を書きましたが、そんなに時間がかかったのはApp Storeのサーバーが混んでいたからだと思っていました。


しかしながら昨日Firefoxを使っていて、何となくページの読み込みが遅いのでUSENのスピード測定サイト無線LAN(buffalo WZR-HP-G300NH)の速度を測定したところ、なんと7Mbpsしか出ていないことが判明!それまでは60Mbpsくらいは出ていたので一桁も遅い速度です。
先日のmountain lionのダウンロードに時間がかかったのもこのせいに違いありません。

http://www.usen.com/speedtest02/index.html


以前Vaio noteを使っている際にネットの速度を上げようと思ってMTUとかいろいろな数値を弄っていたら、やはり速度が落ちてしまったことがありました。その時は、最終的には無線LANのクライアントソフトをインストールし直すことで解消したのですが、macの場合はOS X標準のネットワーク設定を使うのでwindowsのような手は使えません。


ネットで調べてみたところ、ネットワーク構成を作り直したら速度が上がったという記事があったので試してみました....、が、我が家では効果無し。親機(ルーター)側の設定を見直してみても特に問題は無し。そもそも親機側の設定は正常な速度が出ていた状態から何も変更していないので問題は無いはず。


他の無線LAN信号の影響かと思い、無線のチャネルを変更してみたり、ソフトバンクデジタルTVチューナーの電源を切ってみたけれど変化無し。


もしかしてローカル側(無線LAN側)の問題ではなくプロバイダー側の問題かもしれないと思い、MBPRを有線(Thunderbolt〜GigabitEthernetアダプタを買っておいて良かった)でネットにつないでスピード測定をしてみたところ、安定して80Mbpsくらい出ています。ということはやはり無線LANの問題のようです。


それから再びうんうん考えて思いついたのが、MBPの方の状態を確認すること。もしMBPも速度が低下していたとしたら、やはり親機に問題があるのかもしれません。
で、試してみた結果、MBPも同様に速度が低下しています。どうやら原因は親機にあるようです。


何か情報があるかもしれないと思いバッファローのページを色々見てみたところ、ファームウェアの最新バージョン(Ver.1.79)がリリースされていました。この新しいファームウェア自体は速度低下といった問題に対応するためのものではありませんが、ファームウェアの書き換えによって問題が解決することはあり得ます。


早速ダウンロードしてファームウェアの更新をしたところ、ブラウザ(親機の設定画面)に表示されるはずの更新状況を示すプログレスバーが表示されません。しばらく待っていると、突然、「無線接続が解除されました」との表示が!
safariを立ち上げて確認してみたところ、ネットにアクセスできません。iPad2も同じ状態なので、やはり無線LANがトラブっているようです。


こういうときは親機のリスタートに限るのですが、「ファームウェアの書き換え時には決して親機の電源を切らないように」との注意書きがあるので、電源を切ることもできず...。


それから10分ほど親機の前面にあるインジケーターを注視していたのですが、何ら変化は無し。よくよく見ると、そもそもファームウェアの書き換え時に点灯するはずのランプすら点灯していないので、もしかしたら実際の書き換えプロセスに入る前に何かトラブったのかもしれません。であるならば親機をリスタートしても大丈夫なはず。


ということで親機の電源を一旦落とし、再起動してみたとろ、無事に無線LANが復活しました。親機の設定画面で確認してみたらファームウェアのバージョンは以前(Ver.1.76)のままだったので、再度ファームウェアのバージョンアップにトライ。すると今度はちゃんとプログレスバーが表示され、6分ほどで無事に書き換えが完了。


さて問題はスピードです。USENのスピード測定サイトに行って、ドキドキしながら測定。


すると...50Mbps強のスピードが表示されました。3回ほど試してみましたが概ね同じ程度のスピードです。60Mbpsよりは少し遅いけど、まずまずでしょう。


やっと直った...(^_^;)


ファームウェアの書き換えとコールドスタート(親機の電源を落として入れ直した)のどちらが奏功したのかは不明ですが、何にせよホッとしました。
もっと早く気がついていればmountain lionへのアップデートは短時間で終わったかもしれませんが、不具合に気がついただけで良しとしましょう。


【追記】親機の位置とアンテナ角度を調整することで56Mbps程度までスピードが回復。60Mbpsまで後一歩です。