memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

地デジポータブルTVの導入と無線LAN環境の強化 #1

実はソフトバンクデジタルTVチューナー(SB-TV02-WFPL)が5月頃から不調です。接続して5分間くらいはキレイに映っているものの、その後徐々にブロックノイズが出始め、そのノイズがどんどん酷くなり、10分も経つとノイズだらけで何が映っているのやら訳がわからなくなります。
この症状はiPadでもiPad2でも同様に起きるので、おそらくデジタルTVチューナー本体の問題。接続時間の経過に比例していること、また症状が出始めたのが気温が上がり始めた5月頃からなので、本体内部の温度と関係がありそうな気がしますが...。


とにかく修理しないとどうしようもないのでピクセラのユーザーサポートに電話をして、本体を送りました。ちょうどお盆休みにかかるので少し時間がかかると言われましたが、しかたありませんね。


そんなこともあって、以前の日記で「気になるもの」として挙げていた地デジポータブルTV SV-ME5000 を導入。昨日届きました。


パナソニック 10V型 液晶 テレビ SV-ME5000-R

パナソニック 10V型 液晶 テレビ SV-ME5000-R


初期設定を行った後、とりあえず屋内を持ち歩いて受信状況を確かめてみたところ、窓のある部屋は問題ありませんが窓のない部屋(トイレ、洗面所、お風呂)ではほとんど映らないもしくは映るチャンネルが限定されることが判明。ちなみにワンセグモードにすれば概ね問題なく映ります。


う〜む。やっぱりマンションは厳しそうですね。何とかならないものかと色々検討し、一つ対策を試みてみることにしました。(ちょっと問題含みなので詳細には触れません)


残念ながら地デジの方は期待はずれという結果でしたが、デジタルTVチューナーが修理から戻ってくればSV-ME5000で地デジを見る必要はありません。何といってもSV-ME5000導入の最大の目的はお風呂でDIGAに録画してある番組を見ることなのですから!(あきらかに負け惜しみですね(^_^;)


ということで、次は一番の目的であるお部屋ジャンプリンクを使ったDIGA録画済み番組の視聴可否を調査しました。


まずは設定。DIGAとの接続は無線LANで行うわけですが、SV-ME5000のどこを確認してもMACアドレスがわかりません。説明書にも確認方法の記載は無し。仕方がないので無線LAN親機のMACアドレスによる接続機器制限を一旦外してSV-ME5000を親機に接続し、管理画面でSV-ME5000のMACアドレスを確認して接続機器として登録。もう一度MACアドレス制限をONにして設定完了です。(でもMACアドレスの確認方法くらい説明書にちゃんと書いておいて欲しいですね。)


しかしながら無線LAN設定をしている際、SV-ME5000の説明書の中に気になる記載を見つけました。お部屋ジャンプリンクは5GHzを推奨するとの記載です。我が家の無線LANは2.4GHzの802.11nなんですよね...。


兎にも角にも試してみようということで、DIGAに録画してある「氷菓」(最近一番のお気に入りアニメ)を再生させながら屋内をうろうろ。トイレ、洗面所、ベッドルームでは問題なく再生できましたが、肝心のお風呂では入り口付近では再生できるもののバスタブの縁に置くと再生が途切れます。あちゃー!


なかなか思い通りには行かないものですね(^_^;


仕方がないのでこちらも対策を講じます。


1) 無線LAN環境を5GHzで再構築(現在の親機を5GHz対応のものにリプレイス)
2) 今使っている2.4GHzの親機をバスルームに近い荷物部屋に移設


対策1で片がつけば御の字ですが、無線LAN親機の位置は(親機への)有線接続機器の位置関係もあって動かせないので、親機リプレイスは2.4GHz→5GHzへの帯域変更という意味合いが大きいです。しかしながら障害物に強いのは波長が長い2.4GHzの方なので、5GHzに変更することによってむしろ映りにくくなる可能性があります。
(注:最新機種なので現用機種よりも無線スループットが向上し、5GHzであってもバスタブ近辺でキレイに映る可能性はあります。実際に試してみないことにはわかりませんね。)


そこで対策2の意味が出てくるわけで、現在の親機設置位置とバスルームの距離の中間くらいに2.4GHzの親機を設置すれば、バスルームの奥のバスタブ付近でもキレイに映るのではないかと。


SV-ME5000でDIGA録画済み番組を見るという目的だけに関して言えば対策1の5GHzへの変更にはさほど意味がなく、むしろバスルームに近い位置に2台目の親機を設置して無線LAN環境を2つ構築することの意味の方が大きいと言えます。そういう観点からみるならば新設する親機が5GHzである必要はありません。


しかしながら、5GHzは(2.4GHzに比べると)障害には弱いけど速度が速いという利点があるので、MBPR、iPad2iPadでの無線LANインターネット接続速度が上がる可能性があります。つまり、SV-ME5000対策というよりは、我が家の無線LANの速度強化という意味が大きいわけです。
ちなみに現在最速の規格は802.11acというもので、既に対応する親機も発売されていますが、クライアント機器の方が対応しない限り宝の持ち腐れになるので、今回はパスします。


で、新しい親機として選んだのは、Buffalo WZR-600DHP 。



今使用しているWZR-HP-G300NHもBuffalo製なので、リプレイスの容易さを考えて同じBuffalo製にしました。


新しい無線LAN環境を構築し、SV-ME5000によるDIGA録画済み番組視聴と、MBPRのインターネット接続速度のテストができたら、結果をアップする予定です。