無線LANの新しい規格が実用化されて通信速度が上がり、端末(macやiPhoneなど)がその規格に対応するたびに無線LANルータを買い替えてきました。ちゃんとは覚えていませんが、今のマンションに引っ越してきてから5台くらい(中継機を入れると6台くらい)は買ったと思います。
規格が802.11nになって以降は理論速度が100Mbpsを超えました。結果、マンション全体で導入しているインターネット回線(100Mbps)の速度を上回ってしまい、宅内無線LANの速度はこれ以上上げられなくなったのですが、ビームフォーミング(子機側の位置や距離を判別して電波を最適化する技術)によるiPhone使用時の安定性強化とか、複数の子機による同時通信時の速度の安定性強化といった新しい技術に惹かれ、802.11ac規格の無線LANルーターに買い替えたのが2014年10月。
中継機の併用効果もあり、宅内のどこであっても安定した無線接続を実現できています。とりわけバスルーム内で防水ポータブルテレビを使ってリビングのBDレコーダーに録画してある番組を観られるようになったのは、バスタイムの充実という点でインパクト大でした。
親機そして中継機として使用しているBuffaloのWZR-1166DHP2は5GHz帯が866Mbps、2.4GHz帯が300Mbpsなので、マンションのインターネット回線の速度が1Gbpsに上がらない限りもう買い替える必要はないと思っていたのですが、意外なところに落とし穴が...(^_^;
先日、たまたま日経トレンディネットで「無線LAN(Wi-Fi)ルーターはどれがいい?【17年版】選び方&価格帯別のおすすめ紹介」という特集を見かけて何とはなしに読んでいたところ、「有線のLAN端子は要注意」という見出しに目が止まりました。要約すると「低価格帯の無線LANルーターの中には、WAN(インターネット)側のLAN端子はGigabitに対応しているけど、LAN(宅内)側のLAN端子は100Mbps対応の機種もある」というもの。
今使っているWZR-1166DHP2はどちらかといえば低価格帯の機種なので、とっても気になってメーカーサイトで仕様を確認してみたら、何とドンピシャで当てはまっていたのです...(T.T)
つまり宅内ローカルでのデータ通信の際に、無線LANルーター内蔵の有線LAN端子を経由するものは100Mbpsのキャップがかかってしまっていたというわけ。
AV機器用のHUBとして無線LANルーターの下流に別に設置してあるスイッチングハブは1Gbps対応なので、そのスイッチングハブだけを経由している場合、および無線LAN子機同士(例えばMacbook ProとiPadとか、OPPO Sonica DACとiPadとか)の場合は100Mbpsのキャップはかかりませんが、経路に無線LANルーター内蔵LAN端子が入っている場合は100Mbpsの制限に引っ掛かってしまいます。
実際上問題になることはほとんどなかったものの(もしかしたらZ1ESへの音楽データ転送が遅いのに影響しているかもしれないけど)、実はNASを導入しようかどうか迷っていて、もしNASを入れた場合には外付けHDDに入れてある音楽データをMacbook Pro 経由(無線LAN)でNASに送ることになり、無線LANルーターのLAN端子を経由することになるので、必然的に通信上限は100Mbpsになってしまうのです。
冷静に考えればNAS設置時に無線LANルーターを買い替えれば事足りるのですが、そうはいかないのが私のダメなところで、一度気がついてしまったからには放っては置けません。
と言うわけでBuffaloのサイトで機種を選定し、amazonで購入しました。
今回選んだのはBuffalo WSR-2533DHPという機種です。
BUFFALO 無線LAN親機 11ac/n/a/g/b 1733+800Mbps Giga ブラック【 Nintendo Switch動作確認済】 WSR-2533DHP-CB
- 出版社/メーカー: バッファロー
- 発売日: 2016/10/19
- メディア: Personal Computers
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翌日到着したので早速開梱。これまで使っていたWZR-1166DHP2よりも本体のサイズが一回り小さくなっていました。
同梱されていた説明書を読んでみると、従来使っていた無線LANルーターのSSIDと設定情報をそのままコピーする引越し機能がついていたのでそれを使ってみることに。SSIDが変わると無線LANを使用するすべての子機(および中継機)の無線設定を変更しなければならないので、SSIDを変えなくて良いならそれに越したことはありません。
コピーは数分で完了し、子機からの接続も従来の設定のままで問題なくできました。便利になったものです。
とは言え、ブラウザで接続して本体設定情報を確認してみたところ、引越し機能を使用した場合はその設定の一部だけを変更するということができないようで、変更したい場合は引越し機能を中止して(設定を一度削除して)設定し直さないとダメみたい。
なぜ一部変更ができない仕様になっているのかよくわかりませんが、少し弄りたい設定があるので、時間がある時にでもマニュアルで設定し直そうと思います。便利になったのは良いけれど、融通が利かないというのは困りものですね。
さて、新規導入した無線LANルーターは、5GHz帯が1733Mbps、2.4GHz帯が800Mbpsというハイスペックになっており、WZR-1166DHP2と比較すると5GHz帯は2倍、2.4GHz帯は3倍弱のスピードです。
だからと言って先に書いた通りインターネットのスピードが速くなるわけではなく、実測結果は93Mbps前後でこれまでと変わりません。
ただし、Macbook Pro(2016 13-inch/with TouchBar)の無線LANは1300Mbpsに対応しているので、Macbook Pro〜無線LANルーター〜Z1ESの通信速度は理論上は1000Mbpsとなり、これまでの10倍になります。
尤もLANやUSB3の通信速度以外のボトルネック(HDD/SSDのRead/Write)があるので、実際にZ1ESへの音楽データの書き込み速度が上がるかどうかはわかりませんが、近いうちに試してみる予定。
仮に書き込み速度が上がらなかったとしても、少なくともLAN通信経路上のボトルネックは解消され、これまでの10倍のスピードになっていることは間違いないので、気分は上々です♪