前回の検証では、BTD600はUSB-C端子の機器(MacBook Pro 14、iPad Pro 11)では使えたけど、Lightning端子の機器(iPhone 14、iPad mini 5、iPad Pro 10.5)では使えないという結果でした。
Lightning端子の機器で使えない理由は、あくまで推測ですが、BTD600に対する電源供給が十分でないためと思われます。
であるなら、電源供給が可能なHUBを介して接続すれば使えそうな気がします。
そこで手持ちの3種類のHUB(全てUSB-C端子に接続するタイプなので、USB-C〜Lightning変換アダプタを介して接続)を使って試してみたのですが、残念ながらダメでした。
何故だろうと思って調べてみたところ、何と私が持っているUSB-C〜Lightning変換アダプタは充電専用でデータ通信に対応していないタイプでした...^^;
だったらデータ通信にも対応しているアダプタを買おうと思ったのですが、amazonで調べている際にもっと良さそうな奴を発見したので直ぐにポチッと。
何故これが良いかというと、私が持っているHUBは全てUSB-Cによる給電となっているため、ベッドサイドで使おうと思ったら長めのUSB-Cケーブルを買って配線しなければなりません。
しかしながらこの製品はLightning端子による給電なので、iPad Pro 10.5用に既に配線してあるLightningケーブルを使えるから追加でケーブルを買う必要がないのです。
またデータ通信用のUSB-AとUSB-C端子のうちUSB-C端子は給電にも使えるので、何かと便利というわけ。
つい先ほど届いたので、iPad Pro 10.5で試してみました。
接続はこんな感じ。
mconnectHDを立ち上げ、FoKus ProをBTD600に接続してみた結果、問題なく接続できました!
LEDは薄紫色になっているので、ちゃんとaptX Adaptiveで接続できているようです。
※PlayToメニューのリストの中に、昨日は出てこなかったBTD 600が表示されています♪
これでiPad Pro 11をいちいちベッドサイドに持って行かずとも、ベッドサイド常設のiPad Pro 10.5を使いaptX Adaptive接続でFoKus Proを使えるようになりました!
ただiPad Proの仕様により、BTD600を接続した状態だと音声出力は強制的にBTD600になるため、BTD600を接続した状態でiPad Proのスピーカーから音を出すことはできません。
従って、スピーカーから音を出したい時はBTD600を外す必要があります。
まあ外すこと自体は簡単なんだけど、BTD600は小さいので外した後で無くさないように気をつけないといけませんね。
MacBook Proみたいに設定で音声出力先を切り替えられると良いのですが、システムアップデートで何とかしてもらえないかなぁ...。