GARMIN Varia RTL515を使ってみました♪
GARMIN Edge830 & iPhone 11 Proとペアリングして、いざスタート!
※GARMINのサイコンだけではなくWahoo等のサイコンでも使えるみたい。
ペアリングすると画面右上角にレーダーアイコンが表示されます。
後方(140m)にクルマが近づいて来ると、そのスピード(自転車との相対速度)によって画面の左右にカラーバーが表示され、右端に検知したクルマのアイコンが表示されます(自転車からの距離に応じて移動する白丸で、クルマの台数分表示される)。
相対スピードが遅い時は緑色のカラーバー。
少し速い時にはオレンジのカラーバー。
速い時には赤のカラーバーが表示されます。
実際の動作はこんな感じ。
※停車した場所の後方に交差点があるので、途中からアイコンが表示されたり、途中で消えたりしています。
サイコンの表示以外にも、スマホ専用アプリ(Garmin Varia)での表示も可能で、スマホアプリだとクルマを検知すると音とバイブレーションでも知らせてくれます。
実際に使用してみた感想は次のとおり。
- 後ろからクルマが近づいて来ているのが早い段階でわかるのは、想像していた以上に便利でした!
- 特にスマホアプリによるサウンドアラートが便利!音が聞こえたらサイコン画面を見てクルマの位置と相対速度を確認すれば良いので、始終サイコンを確認し続けている必要はありません♪
- アプリのサウンドアラートがiPhoneとBluetooth接続しているイヤホンから聞こえるのも便利です。
- 細かいことだけど、サウンドアラートは(多分)クルマを検知した時とクルマが追い越して行った時(あるいは後方にクルマがいなくなった時?)の2回鳴るみたいなのですが、どちらも同じ音なので少し混乱しました。追い越して行った時のサウンドアラートは別の音にするか、もしくは無くしてしまっても良いと思いました。
- また後方140m地点で検知した場合はサウンドアラートが鳴るけど、途中の交差点から曲がって来たクルマは画面上に表示はされるけどサウンドアラートは鳴らないようです(もしかしたら私の認識が間違っているかもしれません)。
- レーダー(ミリ波)は相対速度を検知しているので、例えばクルマが近づいてきて、安全に追い越せるまで自転車の後ろにくっついて走っている場合は、相対速度が同じなので画面上からアイコンが消えます。現状のプログラムだと無理だけど、表示させ続けてくれた方がより安全ではあります。
- スマホのアプリはバックグラウンドで動作するので、フロントに他のアプリ(私の場合はミュージックプレーヤーかGoogle Map)を表示しておくことができるのも便利♪
- 今回のライド中、接近して来ているクルマの検知ミスは全くありませんでした。素晴らしい!
- RTL515のバッテリーは、デイフラッシュモード(カタログデータでは16時間動作可能)で2時間使ってバッテリーのメモリ(5段階?)が1つ減るくらいでした(バッテリー残量はサイコンもしくはスマホアプリ上で確認できる)。
- 本体のバッテリーはほぼ期待通りだったけど、iPhoneのバッテリーがスタート時の75%からライド終了時には25%まで減っていました!これはミュージックプレーヤーで音楽を聴きつつ、バックグラウンドではレーダー用のアプリを動作させ、フロント画面にはGoogle Mapを表示させていたからなんですが、長時間ライドの際にはRTL515のバッテリーよりもiPhoneのバッテリーの方に気を使う必要がありそうです。
クルマの検知に関して少しクセはあるものの、それさえわかってしまえば、もの凄く便利なデバイスだと思います。
そもそも交通量の多い道はクルマが来ている前提で路肩近くを走るから然程有り難みはないけど、交通量の少ない道は後方にクルマが来ていることに気がつかないことがあるので、そういう道を走ることが多いローディーにこそお薦めしたいデバイスですね。
価格は高いけど、それだけの価値は十分あると思います。
ちなみに私はもうRTL515無しでは走りたくなくなりました...笑