memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

Wahoo SPEEDPLAY POWRLINK ZERO を使ってみた!

昨日、私にとっては初めてのパワーメーターとなるWahoo SPEEDPLAY POWRLINK ZEROを使ってみました。

これまで使っていたZEROのQファクターが53mmなのに対してパワーリンクは55mm、また11.5mmのスタックハイトが13mmになるというサイズ的な違いはあるけれど、実際に使ってみた印象では違いは全く感じませんでした。

またグリスアップが不要になったことやペダル面のステンレス部分が従来の前後だけから全周を覆うようになったという改良はあるものの、基本的に従来のSPEEDPLAY ZEROと同じシステムなので、これまで使ってきたクリートで問題なく使えました。


私はレースに出るわけでもないしヒルクライムを好んでいるわけでもなく(と言うかヒルクライムは嫌い)、健康のためにファンライドを楽しむただのジジイローディーです。

だからパワーメーターをつけてもガチ勢の方のようには使いこなせないとは思うけど、それでも自分の乗り方や多少の成長度合いが可視化できるのにはすごく興味があって、Tern Eclips P20に乗っていた時から憧れがありました。

そんなわけで、自宅前でクリートを嵌めて漕ぎ出した時、サイコンにパワーが表示された時はすごく嬉しかったです♪

昨日は、いつも走っている庄川沿いのコースを往復する40km程度の予定で出発。
往きは20kmライドのつもりで回し、帰りは40〜50kmくらいのライド後半くらいの流し加減で走るつもりだったので、違いを見るためにGarminのログは往路と復路で分けることにしました。

しかしながら、走り方によってパワーが変わるのが嬉しくて、結果的には往路が31.54km、復路が26.39kmの約58kmのライドになってしまいました。
まだシーズン初めの段階なので、自宅に帰ったときはヘトヘト...(^^;;


自宅に戻って一息ついてから、ログを確認しました。
そもそもどんな数値が確認できるのかもよく知らないで使ったので、思っていたよりも色々な数値が取れていることに感動。

Garmin Connectアプリで確認できた主要なログ(往路)はこんな感じです。
数値が低いのは、大貧脚のジジイと言うことで大目に見てください。


平均パワーは121W。ちなみに正規化されたパワーは135Wで、最大平均パワー(20分)は124Wでした。
最大平均パワー(20分)に0.95をかけると簡易的にFTPを算出可能なので計算してみると118Wでした... ( ; ; )
まあ社会人になってからロクに運動もせずデスクワークだけ数十年やってきた体脂肪率の高い人間としてはこんなものでしょう...^^;

左右のパワーバランスは左52%、右48%で、やや左の方が高いですが、停止する際には左クリートを外すから再スタート時にはクリートを嵌めるために左ペダルに体重を乗せます。そのせいで左ペダルのパワーバランスが高くなっている気がします。
その分を差っ引いて考えると、左右差はあまりないのかな。


以前は心拍数ゾーンだけ表示されていましたが、パワーメータをつけたのでパワーゾーンも表示されるようになりました。
心拍数ゾーンはハードの割合が高いにもかかわらず、パワーゾーンはテンポ、閾値、耐久走が高くなっています。
つまり、心臓はそこそこ頑張っているのに脚パワーは出ていないと言うことですね。筋力の無さが露呈しています。


各種指標で唯一悪くなかったのがVO2 Max。
性年齢を考えると良いみたいなのでちょっと嬉しいかも♪


と言うことで、これまでベンチマークにしてきた走行距離と平均スピード以外に、パワーという新たな指標が加わったのでライドする楽しみが増えました。

今シーズン終わりに数値がどう変化しているか楽しみです♪