memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

NASの音源をBluetoothヘッドフォン(スピーカー)で聴きたい!

ベッドルームで寝る時はベッドサイドにヘッドフォンシステムがあるのでそれを使います。一方、リビングのソファーで寝る際にはSONYのWH-1000XM2をNW-A35にBluetooth接続して使います。

NW-A35はこれ以外にお風呂でBOSE soundlink revolveに接続して音楽を聴くのにも使っているのですが、新しいCDを入手する度にA35にも音源をコピーしなければなりません。

勿論、オーディオシステムのHAP-Z1ES、ヘッドフォンシステム&SC-C50用のSoundgenic、会社で使うDAPのNW-WM1Zと外出(出張)時に使うAK70MkIIには当然コピーするので、合わせて5つの機材にコピーしなければならないという状況。

流石に面倒なので、せめてBluetoothヘッドフォン&スピーカーはNASのSoundgenic(Z1ESは普段電源を落としているけどSoundgenicは24時間稼働)に接続して聴ければA35にコピーする手間がなくなるので良いなと思っていました。


手持ちの機材で何とかならないかと考え、まず思いついたのがSoundgenicにUSB接続してあるSonica DACのデジタル出力をBluetoothトランスミッターで飛ばすという方法。
これは確かに可能ではあるけれど、ベッドルームとリビングの距離が長いため(電波障害物が多いため)、残念ながらまともな接続ができませんでした。

リビングに置いてあるSC-C50のデジタル出力をBluetoothトランスミッターで飛ばせられれば理想なのですが、残念ながらSC-C50にはデジタル/アナログの音声出力端子が一切ついていないのでNG。やっぱり手持ちの機材だけでは難しいのかな...。


結局のところリビングにネットワークプレーヤー(Bluetooth出力可能で、できればOpenHome対応のもの)を導入するしかないのかと思いつつも、本当にそうなのか?と疑問に思って調べてみたところ、他にも方法があることが分かりました。


一つは、ホームネットワーク対応のDAPを使う手段。DAPNASに接続してその音をBluetoothで飛ばすというやり方です。

実はホームネットワーク対応のDAPを調べている際、出張時に使用しているAK70MkIIはDLNA対応だったということが判明したのですが、残念ながらAK70MkIIのBluetooth出力は使い物にならないので(電波が弱すぎて数十cmくらいの距離にないと使えないので)現実的ではありません。それにどのみち新しい音源はAK70MkIIにコピーしているので、態々Soundgenicにつなぐ必要はありませんからね。

だったらAK70MkIIは売り払ってBluetooth出力の強いDAPに買い替えようかという考えが一瞬頭を過ぎったものの〜例えばFiio M11は2.5mm/4.4mmバランス出力にも対応してるから手持ちのイヤホンが全て使えてハッピーだけど、出張用用途で考えるとAK70MkIIより大きいし、何よりDLNA対応ではあるけどWindows標準搭載のDLNAサーバー機能にのみ対応とか書いてあるのでLinux OSのSoundgenicで使えるかどうか不安なわけで〜とっても魅力的なアイデアではあるけど不安点も多いし、それなりの投資も必要ということで現時点では却下。


でも、実は目から鱗のもう一つの方法があったのです。

それはiPadNASに接続し、iPadBluetooth接続したヘッドフォンあるいはスピーカーで再生するという手段。考えてみればDIGAに録画してある番組をMLPlayerDTV(アプリ)を使ってDLNA経由でiPadで見られるのだから、音楽ファイルだって再生できるはずですよね。

と言うことでMLPlayerDTVで試してみたのですが、Soundgenicのファイルは表示はされるけど再生できませんでした。


だったら他に再生できるアプリがあるのではないかと探して見つけたのが mconnect Lite というフリーのアプリ。早速ダウンロードして試してみたところ、ちゃんと再生できました!素晴らしい!

反応速度は結構速くてGoodではあるものの、プレイリストの使い方とかがやや癖があるのが難点。

とは言えDLNA接続であるにもかかわらずアプリ側でギャップレス再生を実現しているし(多分データをバッファしてギャップが無いよう再生している)、iPadがスリープしても再生が停止しないなど、基本的に必要な機能は備えているので十分使えます。


音質についても、A35と1000XM2の接続はLDACで、mconnect LiteはiPadBluetoothコーデックに準ずるので恐らくAACで接続されているのだと思いますが、実際に聞いてみてもさほど差は無いように感じました。mconnect Liteでも就寝時に聴く分には必要十分な音質であることは間違いありません!


と言うことで、投資額0円でNAS(Soundgenic)の音源をBluetoothヘッドフォン(1000XM2)で聴けるようになりました!

当然BOSE soundlink revolveでも同じことができるので、近々試してみようと思います♪