memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

新型Macbook ProとPC Audio

昨晩の23時ころからTime MachineでMacbook Proのバックアップを始めました。所要時間は7時間と表示されていたので、朝起きるまでには余裕で終わりそうな感じです。翌朝7時に起床してすぐに確認したところバックアップ完了時刻は午前4時過ぎになっていたので、実際には約5時間で済んだようです。そして7時半過ぎからMacOS Sierraのインストールを始め、約45分で無事に完了。会社から帰宅したら色々触ってみたいと思います♪


まあそれはそれとして、前回の日記でKaNaDe01 wideの試聴結果について書きましたが、実はMacbook Pro(Audirvana+)で再生するDSD音源がとても良い感じでした。これはKaNaDe01 wideの効果では無く、MA1 DACのアップグレードとWireWorldのUSBケーブル導入の影響だと思うのですが、あまりに良い感じなのでもう少しDSD音源を増やそうかなと思ったくらい。


で、その時はたと気づいたのですが、考えてみれば秋に購入予定の新型Macbook ProってUSB-A端子がついてないんですよね。ニュースによるとUSB-C端子が4つ搭載されているみたいですが、この端子構成だとMacbook Proだけを入れ替えてPC Audioを続けるというわけにはいかないのです。だってUSBケーブルのPC側の端子はType-Aですからね。


さてさて、どうしたものか...。直ぐに思いつく解決策は次の3つです。

  1. USBのType-A(メス)→Type-C(オス)の変換アダプタを導入する
  2. UCBケーブルを、Type-C→Type-Bの端子構成のものに買い替える
  3. 今使っているMacbook ProをPC Audio用に残す


でも、3つそれぞれに問題があるのです。


まず変換アダプタの導入についてですが、音質を考えると余計なもの(接点)はできるだけ使用したくないわけです。仮に使用するにしてもちゃんとしたオーディオメーカーが音に拘って作ったものでないと使う気になりませんが、今現在、オーディオメーカーが発売しているこのタイプの変換アダプタは見たことがありません。PC用は色々出てますけどね。


次にUSBケーブルの買い替えですが、問題が2つあります。1つは予算の問題。それなりの音質のUSBケーブルでないと意味がありませんからね。もう1つは、そもそもType-C→Type-Bの端子構成のオーディオ用USBケーブルって見たことがないという点。今後USB-Cがデフォルトになっていきそうなので、いずれ発売されるのは間違いないでしょうが、Macbook Pro買い替えのタイミング(10月〜11月ころ)で発売されている蓋然性は相当低いと思います。それ故に、当面の選択肢としては?です。


最後の現用Macbook ProをPC Audio用にするという選択肢は、1点を除けば最も良い選択肢と言えます。今のPC Audio環境をそのまま使えるわけですからね。しかしながらその1点というのが大問題。実は新型Macbook Proへの環境移行が完了した段階で、今使っているMacbook Proは売ってしまって新型購入の資金の足しにするつもりなのです。もし現用Macbook ProをPC Audio用として残す場合には、当てにしていた資金がなくなるわけで、財政状況が厳しい折、これはかなりの痛手です。


上記の3つ以外に、USBケーブルを導入するまでPC Audioはお休みするという選択肢もあるにはありますが、それはそれで勿体ないなと思うわけで...。


プロセスはともかくとして、私にとってのゴールとして望ましい姿は「新型Macbook Pro 1台だけでPC Audioを含めた全てに対応すること。PC AudioはType-C→Type-B端子のUSBケーブル1本だけで接続すること」です。
と言うことは、いずれかのタイミング(多分、C/P的に納得できるケーブルが発売されたタイミング)でUSBケーブルは買い替えなければならないわけです。


だとするなら、問題はUSBケーブルを買い替えるまでの対応をどうするかに絞られます。
選択肢は2つですね。1つはPC用の変換アダプタを使ってUSBケーブルを買い替えるまで凌ぐ方法、もう1つは現用Macbook Proを使い続けるという方法です。


音質的には後者の方が良いような気はしますが、そもそも新型Macbook Proの音は現用Macbook Pro(2012mid)に比べてどうなのか、そして変換アダプタはどの程度音質に影響するのか、今の時点ではよくわかりません。もしかしたら「新型+変換アダプタ」の方が「現用Macbook Pro」よりも音が良いということもあり得なくはないし、仮に現用Macbook Proと新型Macbook Proの音質的な差が無かったとしても、変換アダプタ使用による音質ロスが想像しているよりも小さい可能性もあります。結局のところ、やってみないことにはわからないんですよね。


それと、よくよく考えてみれば現用Macbook Proで使用している周辺機器(CD/DVDドライブ、USB-HDD、デジカメとの接続ケーブルなどなど)を新型Macbook Proで使い続けるためには、どのみちType-A→Type-Cの変換アダプタ(もしくはHUB)が必要なのです。つまり変換アダプタを購入しても無駄にはならないというわけ。


一方、現用Macbook Proを使い続ければ、新型の購入資金が苦しくなって他にしわ寄せがいくのは目に見えています。そもそもPC AudioはDSD音源用であり、普段はOracleによるCD再生もしくはZ1ESによるファイル再生(DSDファイルも再生可能)で十分に事足りているので、たまにしか聴かないPC Audioのために多くを犠牲にすることは避けたいというのが本音。


と言うわけで、ようやく頭の整理ができました。新型MacBook Pro導入に伴うPC audio環境の移行は、次の段取りで行うことにしましょう。

  1. 新型MacBook Pro購入と同時にPC用(できるだけ音が良さそうなもの)のUSB変換アダプタを購入し、新型MacBook ProでPC audio再生環境を構築する。
  2. 新型MacBook ProでのPC audio再生が確認でき、かつ現用MacBook Proから新型への環境移行が全て完了した段階で、現用MacBook Proヤフオクもしくはソフマップで売りさばく。
  3. C/P的に納得がいくオーディオ用のUSBケーブル(Type-C→Type-B)が発売された段階で購入し、新型MacBook ProとMA1 DACの接続に使用する。


これでPC audio移行計画も万端整いました。後は新型MacBook Proの発表を待つばかりです♪


【追記】MacOS Sierraにアップデートすると、現時点ではaudirva+でmacのdirect modeが使えなくなっています。設定してもエラーになって再生出来ません。audirvana側で対応できることを祈るばかりです...(-。-;