評判が良いようなので試しに買ってみて、とりあえずYSP-2200に使っているKaNaDe01 wide。YSP-2200には2個しか使わないため2個余っているのですが、それも勿体ないなぁ...ということで、MA1 DACのインシュレーターとして使ってみることにしました。ちなみに現在使っているのはKriptonのIS-HR50です。
KaNaDe01 wideの片面にはフェルトが貼ってあり、多少のガタツキは吸収してくれそうだったので、4点支持で使うことにしました。
※後で知ったのですが、4点支持で使う場合はフェルトの十字溝を"+"の向きではなく、"×"の向きにするのが音質的に良いとメーカーサイトに書いてありました。現状はバラバラの向きになっていると思うので、今度試してみます。
設置当初は音像が大きくなってイマイチだなぁと思ったものの、時間が経つにつれてフェルトが落ち着いてきたせいか、4〜5時間ほど後には音像も小さくなってきました。
雨が降っていて自転車にも乗れないので、お昼過ぎから夜の10時くらいまで断続的にCDを試聴。こんなに長い時間音楽を聴いたのは久しぶりでしたが、そのお陰でKaNaDe01 wideの音の傾向も概ね把握できました。
- wideの名称の通りサウンドステージが左右に拡がるのだが、奥行きは変わらない。つまり、サウンドステージが大きくなる(相似形で拡がる)のではなく、横に引き伸ばされて薄っぺらくなる(左右に拡がった分、相対的に奥行きが浅くなるため)。最初は違和感が強かったが、奥行きそのものが短くなったわけではないので(あくまで相対的なものなので)、聞き込むうちにだんだんと慣れてきた。
- CDによっては音がスピーカーよりも少しだけ前に出てくるものもあり、(スピーカーとリスニングポジションとの距離が近いこともあって)圧迫感を感じた。
- 響きが多少増した感じがするが、響きの質に違和感は感じない。
- 音色が変わるとか、特定の周波数でピーク(あるいはディップ)ができるといった悪影響はほとんど感じない。ピアノの高音でキンつくかと心配したが、杞憂だった。
- 音像はKriptonの方が僅かにシャープかもしれない。
- 総じて音(響き)がキレイなので、ギターの歪んだ音の迫力が少し減った感じがする。
- クラシックは概ね良い感じとなるものの、ロック系は微妙。
奥行きがもっと深くなれば言うことないのですが、今の状態でもメリットの方が相対的には大きいように思うので、もうしばらく使ってみようと思います。機器の重みでフェルト部分もさらに圧縮されてくるはずなので、音も多少変化するでしょうしね。
また先に書いたとおり「4点支持で使う場合の推奨設置方法」を見つけたので、今度の休みに指示通りに修正してみるつもり。そんなに大きくは変わらないような気がしますが、メーカー推奨なだけに試してみないわけにはいきませんから。
機器用複合材フット奏φ50「 KaNaDe01 wide」4個入り(金井製作所)
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機器用複合材アンダースペーサー「 KaNaDe01(03) under」4個
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