いくつかのオーディオブログ様での評判が良かったので気になっていたのですが、響きの拡がりがよりワイドになった新製品(KaNaDe01wide)が発売されているのを見つけたので、試しに買ってみました。
手に持ってみて驚いたのはその軽さ。金属系なので重いのかと思いきや、拍子抜けするくらい軽いです。クッキングスケールで計ってみたら50gしかありませんでした。
説明書を読むとフェルトを下側にして設置するよう指示があります。スピーカーへの使用は推奨されていないようですが、とりあえずYSP-2200に2個(左右1個ずつ)敷いてみました。
それから3日ほど使ってみた感想です。
- 音の当たりが少し柔らかくなった。そのせいか、音の「品」が良くなった。D-RENを使った時の安っぽい高音とは逆の変化。
- 高音域が少し大人しくなったため、全体として周波数レンジが狭まったように感じる。
- 普段TVを聞く時の音量レベルが28〜32から、30〜35へと上がった。このくらいにしないと適性音量にならない。
- 売りの1つである響きの拡がりについては違いがわからないが、響きの色彩感が上がった。
音の品(質感)の変化方向は嫌いでは無いけど、見方を変えれば「少し迫力が無くなった」とも言えるわけで、中々悩ましいところです。
サブウーファーもD-REN支持に変えたことにより低音の量感が減っているし(余計な響きが整理された?)、本体とサブウーファーの設置方法(インシュレーター)は再考してみた方が良さそうなのですが、その前に現在のセッティングのままで自動音場調整をやり直してみる予定です。