数ヶ月ほど前から「画面が回転しない」という不具合がたまに生じていました。その時は数分くらいで回復していたのでさほど問題は無かったのですが、1ヶ月くらい前から不具合が起こる頻度が増え、かつ回復までの時間が長くなってきました。ここ最近は、再起動直後はほぼ100%の確率で画面が回転しないという状況となり、回復するまでの間はiPad airを縦位置で使わざるを得ないという不便きわまりない状況に...。さらに以前だったら一度復活すると再起動するまでは正常に動いていたものが、今は一瞬復活してもしばらくするとまた回転しなくなるという状態になっています。
現状、横位置状態を確保できているため多くの場合は問題ないものの、画面が全く回転しないというのはやはり不便だし、精神衛生上よくありません。
原因として考えられるのはOSもしくはハード(センサー)のどちらかです。最初はOSの問題かと思って工場出荷状態にリセットした後復元してみたのですが、不具合状況に変化無し。となるとセンサー(加速度センサー)が逝ってしまった蓋然性が高いため、センサーロガーを使って確認してみたところ、センサーからの情報が3軸共にゼロでした。やはりセンサーが壊れているようです。
アップルストアでiPad air(保証切れ)を修理する場合、新品もしくは同等品との交換となり、29,400円(税別)かかります。(交換費用と考えれば納得できるけど)修理費用としてはべらぼうに高いので、修理対応が幅広そうなショップをネットで調べて修理可能かどうか聞いてみたのですが、問い合わせた2店とも「加速度センサーは基板に実装されており、センサーだけの交換修理はできない」という回答。
ちなみに片方のお店からは「基板交換になるのでアップルストアに持ち込んでやってもらった方が良い」というアドバイス、もう1つのお店は「買い直すしかない」という愚にもつかないアドバイスをいただきました。
センサーが別パーツになっていれば修理可能なんでしょうが、オンボードチップだとどうしようもないみたいですね。
さてここからが考えどころ。現状考えられる選択肢は次の4つです。
1)アップルストアで修理(交換)する・・・31,752円(税込)
2)iPad air2(64GBモデル)に買い替える・・・62,800円(税込)
3)iPad air3の発売を待って買い替える・・・70,000円〜80,000円(予想)
4)修理せずこのまま使う
iPad air3の発売は、早ければ年内、遅くても年明け(Q1)だと思われます。スペックは不明ながら、iPad Proと同じA9Xが搭載されてiPad air2より2倍前後速くなると推測されているため、今iPad air2を買うというのは得策ではありません。
一方、iPad air3を買うのはほとんど既定事実なので、詰まるところはiPad airを修理するかどうかという選択になるわけですが、やっぱり3万円もかけて修理するのは馬鹿馬鹿しく感じます。1万円くらいで修理できるのならしのごの言わずに修理しますけどね...。
というわけで、一旦は選択肢 4)の「修理せずこのまま使う」という結論になったのだけど、iPad mini4(Wi-Fi model)だったらiPad air3を買っても使い分けができるのでそれもアリかなという別の選択肢が浮上。
iPad mini4はA8チップ&RAMも2GBなのでA7チップのiPad airよりも処理速度は速いし、Split Viewも使えます。唯一、3D Touchに対応していない点が残念ですが、iPhoneとのテザリングが必要ではあるものの外に持ち出しやすいという点はiPad airにはないベネフィットです。
問題は税込で58,000円強という価格。どうしようかなぁ...。
【追記】画面を強制的に回転させる方法が見つかりました♪