memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

iPhone6のケース

何やかんやで4種類のケースを試してみました。購入した順番に感想を書き留めておきます。


●KINTA TPUケース

  • 手に吸い付く感じなので持ち心地は良い。
  • ボタン部分がケースと一体化しており(ただしボタンを覆う場所は可動パーツになっている)、埃やゴミからのプロテクト力は高いが、ボタンを押すのに力が必要で、パワー/スリープボタンを押そうとして反対側の音量ボタンも押してしまうことが多々生じる。
  • ケースの厚みが厚いため、何となくもっさりして見える。
  • エッジが液晶面よりも出っ張っているので、液晶面を下にしてデスクにおいても傷つかない(傷つきにくい)構造。ただし手に持った時にそのエッジ部分が引っ掛かる感じがある。


●ELECOM PM-A14PVKCR

  • PC(ポリカーボネイト)製のケース。透明感が高くデザインと加工精度は一番良い。
  • ボタンやコネクタ部分だけが抜き加工されている点は良い。
  • ケースの厚みが(KINTA程ではないが)そこそこあるため、パワー/スリープボタンは少し押しづらい。
  • iPhone5で使っていたPC製ケースよりも滑りにくい気がするものの、TPU製程ではない。


●SPIGEN SGP

  • こちらもPC製のケース。透明感が高いのは良いのだが、カメラのレンズ周りに黒い縁取り(iPhone6はレンズ部が出っ張っているので、多分その保護用)があるのがデザイン的に気に入らない。
  • 滑り止め加工と書いてあったので購入したのに(PC製ケースはTPUに比べると滑りやすい)、ELECOMのケースとの違いがわからない。
  • 上下の部分が完全に覆われないため、埃やゴミからのプロテクト力は4つの中で一番低そう。


●Orange Line 透明超極薄0.3mm TPUケース

  • 0.3mmのTPU製故に単独だとヘナヘナ状態だが、iPhone6を入れるとそこそこピッタリフィットしてくれる。背面部の平滑性に関してはPC製に比べると見劣りするけど(0.3mmと薄いためか完全にボディに密着せず、微妙に波打っている)、個人的には許容範囲。
  • ただし、これは個体差だと思うけど、上部左側の部分に癖がついてしまっていてボディにフィットしない。

  • KINTAと同様、パワー/スリープボタンと音量ボタンの箇所もケースで覆われるタイプなのだが、厚みが薄いのでボタンの押しづらさはほとんど感じない。
  • 透明ではあるものの、よく見ると完全な透明ではなく、薄い網点がかかっている。
  • 耐久性は不明ではあるものの、4つの中ではiPhone6のデザインと薄さを一番損なわないケースだと思う。


フィット感ではOrange Line、美しさではELECOMで、それぞれ1日ずつ使ってみた結果、最終的にOrange Lineのものを常用することにしました。理由は、iPhone6の薄さとフォルムを損なわず、滑りにくく、操作しやすいから。パワー/スリープボタンと音量ボタンがカバーされている点もELECOMに比べて優位点です。


上部左側の部分がボディにフィットしないという点に関しては、その部分の上に本を3冊ほど置いて一昼夜そのままにしておくことで、何とか気にならない程度まで整形することができました。よく見ると微妙に浮いていますが、その程度は良しとしました。価格が720円と手頃なので(今回購入した4つの中では一番安い)、どうしても気になるようなら同じものに買い替えれば良いですしね。