誤配による再発送となったジョデリカETP-600CUは連絡通り6日に到着。連絡を入れた翌日に正しい商品が届くというのは凄いですね。流石ジョーシン。
それはそれとして、問題はETP-600CUをどこに使うかということですが、こちらの方は大迷走中。
●候補1:Antelope OCX
OCXを開けてみる前に、内部写真がアップされていないかと探してみたら1枚見つけました。その写真を見るとIECインレットは基板直結型を使用していることが判明。従ってOCXにETP-600CUをつけるのは無理。
●候補2:オヤイデMTB-4
機器ばかりに目が行っていたので見落としていましたが、コンセントBOXにもIECインレットは使われています。当然ながら基板直結型などではなく通常タイプのインレット。早速MTB-4を開けて取り付け可能かどうかを確認してみたところ、インレット自体の交換は問題無いものの、内部配線に問題があることが判明。
MTB-4の内部配線は2mmの純銀単線を使用しており、2つのコンセントに対してインレットから直接配線されています。つまりインレット側の各端子に2mm単線を2本接続する必要があるということ。現状はハンダにて2本をまとめて接続していますが、ETP-600CUは端子内に線を入れてネジ止めする方式となっているところが問題。ETP-600CUの端子孔のサイズが小さくて2mm線を2本も入れることができないのです。
インレットからの直接配線ではなく、インレットから1つ目のコンセント、1つ目のコンセントから2つ目のコンセントという配線に変更すれば交換可能ですが、2つ目のコンセントへの配線が1つ目のコンセントの接続端子を経由することになるのが気に入りません。う〜む。
●候補3:ルビジウム周波数基準ユニット
これはまだ開けていませんが、自作製品(お願いして製作していただいた)なので交換自体は問題無いと思います。それよりも問題なのは、このルビのインレットを交換することの効果ですかねぇ。オーディオなんてどこをいじっても音が変わるのだからメリットがないとは思いませんが、例えばTL3NやM1-DACに比べると効果が小さいような気がしてなりません。まあやってみなければわからないわけですが、どうにも交換するモチベーションが起きないのです。
●候補4:TL3N
基板直結のインレットを外し、基板の裏側から線を差し込んで表側でハンダ付けし、それを基板の横を回して表側に引っ張ってきてETP-600CUに接続できるかもしれません。ただし問題点(要確認事項)もいくつかあります。基板に空いている孔のサイズが小さいと太い線は使えないこと、基板の横側から線を通すだけのスペース(基板と筐体の間隔)が在るかどうかということ、皮膜があるとはいえ筐体と電源ラインが接触してしまう可能性が高いこと、などなど。とりあえずもう一度開けてみて確認しないとですね。
●候補5:UX-1
UX-1のIECインレットを交換できることはわかっています。問題は作業が大変そうなことと、UX-1を修理に出す予定があるということ。以前アップデート作業に出した際、交換していたISO CLEANヒューズが標準品に交換されて戻ってきました(勿論、ISO CLEANヒューズも袋に入れられて戻ってきましたが)。そんな経験があるので、インレットを交換した状態で修理に出すのは気が引けます。故に、やるとしたら修理から戻ってきた後になりますが、ボーナスが出てからでないと修理(オーバーホールを含む)に出せないので随分先になりそう。それまで待つよりは、とりあえず他の使い途を探し、UX-1は別途検討する(もう一個ETP-600CUを購入する)方がよさそうです。
ということですんなり交換できそうなのは候補3のルビだけですが、どうにも気が乗らないのでまずは候補4が可能かどうか検討してみて、だめそうなら候補2にしようかなと思います。果たしてどうなることやら。