以前のエントリーでモノ自体はご紹介しましたが、iTransport用の外部バッテリー電源として「SANYO eneloop music booster KBC-9VS」を購入しました。
本日の朝一で届いたので、帰宅後に接続テストをする予定。果たしてiTransport用電源としてうまく利用できるでしょうか?
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で、帰宅後。開封してみたところ、中身はこんな感じでした。
バッテリー本体、充電用のACアダプタ、DCケーブル2本、DC極性変換ケーブル1本、そしてミュージシャン用のポータブル電源ということでポーチがついていました。(^_^)
早速充電してiTransportに接続。ちゃんと動くかドキドキでしたが、問題なく動作しました!やったぁ!
(ちなみにmusic boosterのDC出力端子はセンターピンがマイナスなので、iTransportにはDC極性変換ケーブルを介して接続する必要がありますのでご注意の程。)
さて、肝心の音についてです。
バッテリー本体にエージングが必要かどうかはよくわかりませんが、少なくともDC極性変換ケーブルについてはエージングが必要だと思うので、現時点での音は必ずしもベストの状態ではないという前提で感想を書いておきますが、やっぱり音は変わりました!スピーカー・エナコムよりも変化量は大きいです。
1)音がなめらかになる。言い換えると、高域の刺々しさ、ざらつき感がなくなり、耳に優しい音になる。
2)ノイズフロアが若干下がった感じ。
今日のところは3曲ほどしか試聴していませんが、特に1)については明らかな特徴だと思います。
この「高域の刺々しさ」っていう奴は個人的に凄く嫌いなので、我が家のシステムではそれなりに頑張って排除してきたつもりだったのですが、今回music boosterを使ってみて「まだまだ追い込む余地があった」ことがよくわかりました。(^^ゞ
念のため、
外部電源P3改 → music booster → 外部電源P3改
という順番で同じ曲を試聴してみましたが、P3改からmusic boosterに変更した時よりも、music boosterからP3改に変更した時に1)の特徴はより顕著に感じられました。
最初は「響きが減った」「音の勢いが若干弱まった」と感じられなくもないのですが、良く聞いてみると必ずしもそうではなく、むしろ音の純度が高まった結果として音がなめらかに、優しくなったように思えます。
正しい表現かどうかやや疑問ですが、イメージ的には「デジタルっぽさが減ってアナログに近くなる」と言えるかもしれません。
私の場合弦楽器を中心としたアコースティック系の音楽を聴くことが多いので、この変化はとても好ましいと思いますが、ロック系あるいはジャズ系の音楽に合うかどうかは微妙ですかねぇ。
音に関してはもう少し使い込んでから(エージングが進んでから)改めて評価してみたいと思いますが、現時点の音を前提にしたとしても予想していた以上の効果があったので、個人的にはとてもHappyです!
今週末は「連続稼働時間」についてテストしてみたいと思いますが、もしバッテリーがあまり持たないようであればもう一個追加で購入しようかな。