memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

生兵法は大疵の基 (^^ゞ

WZR-HP-G300NH/Pのデータ転送速度が更に速くなるのではないかと思い、TCPOptimizerでRWINのサイズを大きく(ただしMSSの整数倍)してみました。

VAIOを再起動し、まあ期待半分くらいの気持ちでUSEN回線速度測定サイトにて測定してみたら、なんと速度が20Mbpsに大幅低下!

「これはイカン!」と設定を元に戻し、再び再起動して再測定してみたのですが、状況に変化無し。(T.T)


それからRWINのサイズやら、その他のパラメーターをいろいろと変えては測定してみたものの、どうやっても25Mbps以上の速度が出ません。


もしかするとMIMOがうまく効いていないのではないか(速度から見るとgのシングルチャンネル状態なのではないか)と思い、設定ツールで接続ステータスを確認してみたところ、クライアント(VAIO上の子機)は802.11n有効となっています。まあVAIOと親機の接続は300Mbpsを表示しているので当然といえば当然なのですが、マルチチャンネルでの接続は確立していても実際の通信にはシングルチャンネルしか使われていないのではないかという疑問は残ります。ただし実際にそうなのかどうなのかを確認し再設定する手段を知りません。


こういう時は最初からやり直すのが最善策。
機器が届いて最初に設定した時は74Mbpsでの接続に成功しているのだから、ドライバもしくは接続ソフト(クライアントマネージャー3)のインストール過程でwindowsのパラメーター設定(150/300Mbpsへの最適化)が行われている可能性は大です。


というわけで、まずは子機のドライバーを削除し再インストールしてみましたが、残念ながら状況は変わらず。(;.;)


次はクライアントマネージャー3です。もしこれでダメだったらバッファローに問い合わせてみるしかありません。


ソフトを一旦削除して再インストール。そして祈るような気持ちで速度を測定してみたところ、76Mbpsが表示されました!ヽ(^0^)ノ


いやぁ、よかったぁ...。


念のため何回か測定してみましたが安定して73〜78Mbpsの速度が出ています。測定日時(回線のトラフィック状況)が違うので一概には言えないのですが、結果的に最初の状態よりは僅かながら速度アップしているような気もします。RWINの最適化が効いたのかな?


ちなみに接続速度が20Mbpsに低下した状態での各パラメーター値と、クライアントマネージャー3の再インストールにより正常状態に戻った時点での各パラメーター値を比較してみたのですが、TTLが37から38に変化している以外パラメーター値に違いはありませんでした。(※speed guide.netTCP/IP Analyzerにて測定)
でもTTL値が原因ではないと思うので、クライアントマネージャー3のインストールにより行われる設定は、TCP/IP Analyzerでは補足できない別のパラメーターが対象のようです。


MIMOで接続している方は、TCP/IP最適化の各種ツールを使って設定変更をしない方がよいかもしれませんね。もし速度が落ちた場合は付属の接続ソフトを再インストールしましょう。


今回の教訓・・・「生兵法は大疵の基」