memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

JS32のボード直刺し


昨日に引き続いてJS32(ボード直刺し)の検証。ポイントは「低域」と「金属音の質感」の2点です。

まずは低域についてですが、スパイク受けを使用した場合よりも量感・伸びともに良いようです。しかもどっしりとした安定感が素晴らしい!直刺ししてるから安定感があるように思える〜つまりはプラシーボかとも思ったのですが、CDを取っ替え引っ替えしても同じような印象なので、多分間違いないでしょう。


さて最大の問題は「金属音の質感」がちゃんと出るかどうかです。実は昨日聴いた印象では、どうも微妙に音が曇っているような気がしていたのです。ただし小さな音で聴いていたのでそのせいかもしれません。今日は普通のボリュームで聴けるので、そのあたりはハッキリするはず。
で、その結果なのですが、やっぱり金属音が曇っています。(T.T)


正直、参りました。この1点以外は実に素晴らしいのです。昨日もそう思いましたが、楽器の定位がびしっと決まって、しかも音の安定感が見事!この揺るぎない感じは今までには無かったものです。それだけに金属音の質感がイマイチなのは残念でなりません。
JS32のセッティングはこのままにして、他の対策で改善できないものかと考えてはみたのですが、良いアイデアが浮かびません。まあ今日のところは諦めてDVDでも観ようかとリモコンでUX-1の“HDMI出力”“VIDEO出力”をONにしようとした際、はたと“曇り“の原因がわかりました!
なんとHDMI出力、VIDEO出力がONになっていたのです。これでは高域が曇って聞こえて当然。直ぐに出力をOFFにして再度CDを聞き直してみたところ、ちゃんと金属の音が聞こえてきました。しかもONの際には聞こえなかった音まで聞き取ることができます。よかったぁ〜。 ヽ(^。^)丿


今までDAC64のインシュレーターには様々なタイプを使用してきましたが、このJS32直刺しは段違いに素晴らしいです!なんで今までやらなかったのかと思ってしまいますが、考えてみれば金属製のスパイクはコンセントラ2用にJS32を購入したのが初めてであり、しかも購入以降コンセントラ2を支えたままになっているので他の機器に試してみたことはないんですよねぇ...。
いやいや、例の虫が騒ぎ出して本当に良かったと思います。そうでなければDAC64のこの音を聴くことができなかったのですから!新しいDACの購入も依然として検討中ですが、しばらくはDAC64の、この“新しい音”を聴いていようと思います。