昨日加工したPSPをdahonに取り付けて実走テストをしました。
今日の東京地方は晴れ時々曇りという天気で、日差しはあまり強くありません。その様な状況でのテストなので、真夏の日差しの下ではまた違った結果になると思います。
またこれまでの取り付け角度だと、走行ポジションから見たときに画面が真っ黒になってしまったため、バイクホルダーの取り付け角度を多少上向き(PSPの画面が上向きになるよう)に変更しました。ただし上向きにしすぎるとセキュリティフィルターをつける意味が無くなるので、画面が見えるギリギリの角度に調整しました。
さて肝心の評価ですが、何というか「微妙だなぁ」というのが正直な感想です。
直射日光下ではそもそも液晶というデバイスは見にくいわけです。その根本的な状況を改善するわけではないので、見にくいものはやっぱり見にくい!過度の期待をすること自体が間違いであると改めて認識しました。
とは言うものの、以前に比べるとある意味で見やすくなっています。太陽光の様々な状況下(画面に垂直近い角度で太陽光が射す状態を除く)での視認性が多少平準化したのです。以前は見やすいときと見にくいときの差がかなり激しかったと思うのですが、今はその差が多少小さくなっています。その結果、これまではほとんど見えなかった状況下において多少画面が見えるようになりました。
一方で一番見やすいときの見やすさレベルは下がっています。これはセキュリティフィルターによって透過性が10%減少している(光量が10%減少している)ためです。
と言うわけで、見やすくなったといえば見やすくなったのですが(地図を認識できる時間・状況が増えた)、光量が10%カットされるというのは思った以上に見やすさレベルを下げてしてしまうので、トータルとしての評価は「微妙だなぁ」ということです。
ただ一つ言えるのは、セキュリティフィルターをつけるかどうかは別にして、ゲーミックケースの画面保護フィルムはカットした方が良いと思います。その上で、セキュリティフィルターではなくノングレア加工の液晶保護フィルム(遮光効果がないタイプ)をPSPの画面に貼る方が良いかもしれません。一度店頭で探してみようと思います。
ただしそれでも根本的な解決にはならないわけで、やっぱりシェードを自作してPSPに取り付けるのが最高の対策のような気がしてきました。まあこれは今後の課題ということで...。