先日の日記で書いた強化ポイントについて、先週の土曜日の午前中に作業をし、昨日、約2日間のエージングの後、試聴をしました。
4つの強化ポイント全てを一気にやってしまったのでどの要素がどう影響をしているのかを切り分けることはできませんが、全体としての感想は以下のようなものです。
1)音:サウンドステージの見通しが若干良くなった。
2)音:楽器と楽器の間の空間的つながりが良くなった。
3)音:アコギの左手のポジションチェンジをする際の弦を擦る音に艶っぽさがのってきてとても良い感じになった。
4)映像:暗部のノイズが若干減った気がする。
5)映像:画調が滑らかになった気がする。
6)映像:色が若干濃くなった気がする。
正直なところS/Nの強化については「良くなった気がする」というレベルではありますが、ULTIMO DXをULTIMO XXXに変更した点については狙い通りの効果が現れていると思います。いずれにしても悪化した点はなかったので良しとしましょう。
ということで、オヤイデMTB-4の強化はこれでお終い。
次なるトライはDAC64のインシュレーター変更です。FiniteElementのCERABALLにするか、BDRのPyramid Cones MK3のどちらかを試してみる予定。CERABALLの方は既にCERABASE、CERAPUCを使用している経験から何となく効果の予想ができるので、今回はBDRの方にする公算が大ではあります。入手したらまたレポートする予定。
<追記>
・MTB-4のコンセント交換には、トルクスレンチ・T10(いじり止め対応)とプラスドライバーが必要です。
・MTB-4の内部底面に電磁波吸収シートを貼るためには、コンセントを止めている支柱を外した方が作業がやりやすくなりますが、その支柱を外すにはトルクスレンチ・T20(いじり止め対応)が必要です。
・今回はMTB-4内部の底面および短側面(2カ所:インレット側とその反対側)に電磁波吸収シートを貼りましたが、使用量はLサイズのシートの半分弱でした。どうせなら長側面にも貼ればよかったかなと、ちょっと後悔。
・アースラインはコンセントプラグから外して端子を絶縁テープで処理し、底面に絶縁テープで固定しました。最初はニュートラルラインに巻き付けようかとも思ったのですが、どうもうまくできなかったので...(^^ゞ 将来、再びアースに接続する必要が出てくるかもしれないと思ったのでインレットには接続した状態(半田止め)のままになっています。