邪魅の雫（京極夏彦）大磯・平塚地区限定特装版

作者: 京極夏彦
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 2006/09/27
メディア: 新書
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大磯・平塚地区限定特装版（第1刷）をゲットできました。ラッキー！
実は限定特装版の存在を昨日まで知らなかったのですが、amazonで邪魅の雫を注文しようと思って検索をかけたら大磯・平塚地区限定特装版というのがあるではありませんか。「限定」という響きに弱い私は迷わずクリックしようとしたのですが、よく見ると「10月中旬の配送になります。初回特典小冊子は付きません。」との注意書き。「むむ、初回特典小冊子があるならそれも手に入れねば！」と当然考えるわけで、bk1とかジュンク堂とか調べてみたのですが、どうもネットで購入できる限定特装版は第2刷らしく、しかも初回特典小冊子が付いてくるのかどうかも分かりません。
これは直接大磯・平塚地区の本屋で買うしかなさそう。しかし自分で行くのはかったるいので、大船に住んでいる会社の後輩に「もし駅のあたりの本屋で邪魅の雫の限定特装版が売っていたら買って欲しい。初回特典小冊子というおまけがついているはずなので忘れないで。ただ、エリアが違うから売っていない可能性が大きいので、その場合は探してまで買う必要はないから。」とのお願いをしました。「でも大船じゃ売ってないだろうな...」というのが本音。
まあ限定特装版はともかくとしても、初回特典小冊子くらいは何とかならないものかとネットを探していたら、講談社BOOK倶楽部の通販特典として小冊子がついてくるようです。ただし小冊子がなくなり次第終了とのことなので手に入るかどうかは分かりません。しかもamazonと違って送料がかかります。でも小冊子というやつが欲しかったのでダメ元で購入することにしました。到着まで4〜5日くらいかかるらしいので、来週のお楽しみ、と思っていたら、先ほど限定特装版を頼んだ後輩から「確保できました！」との信じられない言葉。だってさっき頼んだばかりなのに？

詳しい話を聞いてみると、何と京極ファンの奥さんに連絡をし、奥さんが書店に電話をして探してくれたらしいのです。そしてサクラ書店という大磯・平塚地区の書店に在庫があることを発見。取り置きを頼んでおいて買いに行ってくれたとのこと。Unbelievable! マンモス・サンクス!　　（....でも何だか申し訳ないよなぁ....何かお礼をしないとなぁ....。来週大阪に出張に行くから何かお土産買ってこよっと！）
という経緯で昨日の時点で限定特装版確保に成功し、本日、後輩が会社に持ってきてくれました。「これかぁ...」と感慨一塩だったのですが、小冊子が見あたりません。「小冊子はどこだ？」とちょっと焦ってよく調べると、例によって分厚い（822頁）本の中に何やら薄い物が挟まっています。新刊案内かと思ったら、何とそれが初回特典小冊子でした。確かに「講談社ノベルス・京極夏彦全作品解説書」と表紙に書いてあります。「もっと厚い小冊子かと思ったのに...（ちょとガッカリ）」
でもまあ、後輩の奥さんが電話検索という力業で探してくれたものです。決して粗末には扱えません。自宅に帰ったら有り難く読ませていただきましょう。尤も「邪魅の雫」はすぐには読めないので時期が来たらということで。

ちなみに、初回特典小冊子「講談社ノベルス・京極夏彦全作品解説書」の構成は以下の通りです。

◆サイズ：ノベルスと同じ
◆36頁
・表紙
・P02：目次
・P03：作品年表　→P34につづく
・P04：同時期に起こっている事件　→P33につづく
・P05：主要登場人物（一覧）
・P06：姑獲鳥の夏（P06〜P23は作品紹介）
・P08：魍魎の匣
・P10：狂骨の夢
・P12：鉄鼠の檻
・P14：絡新婦の理
・P16：塗仏の宴
・P18：陰摩羅鬼の瑕
・P20：百鬼夜行　陰
・P21：百器徒然袋　雨
・P22：今昔続百鬼　雲
・P23：百器徒然袋　風
・P24：妖怪詳説
・P28：京極夏彦作品一覧
・P32：邪魅の雫（作品紹介）
・P33：同時期に起こっている事件（P04のつづき）
・P34：作品年表（P03のつづき）
・P35：京極夏彦（作者紹介）
・裏表紙