http://www.ohbashoji.co.jp/products/qrd/skyline/
昨日、久々にダイナミックオーディオのHPを見ていたところ、４F・HAL3の「いち押し！！おすすめアクセサリー紹介」で気になるものを発見！それはQRDのディスプレイカバーです。昨日のブログで触れた音場コントロール系アクセサリーというやつがこれです。
大型ディスプレイでピュア系とシアター系を両立させる場合、SPの中央にあるディスプレイ前面での反射が音場に影響を与えてしまうわけですが、これはその反射音対策用アクセサリーです。Skyline、B.A.D、Digiwaveの３タイプがあり、ディスプレイに引っかけるためのフックや補強用のプレートがついているようです。そして最も興味を引かれたのが次の説明でした。
さてスカイラインとBADに関しましては、当店2Fヴィジュアルフロアにて実験を行いました。
まず、スカイラインにしても、BADにしても、有る無しの変化は大きく、 やはりディスプレイによる音質の劣化はかなり大きなものであると、再認識致しました。 スカイラインと、BADの違いですが、スカイラインですと華やかな感じになり、 広がりが出ます。また奥行きも出てきて、VOCALの口が小さくなります。楽器の定位感も良く、 見晴らしが良くなります。
これに対して、BADですが、スカイラインと同様定位感、立体感など向上します。 スカイラインと比べると華やかになリ過ぎず、落ち着いた感じになり、全体的なS/Nが上がり、 静寂感を覚えます。スピーカーに対してディスプレイが後ろの方でしたらBADやデジウェーブでもよろしいかと思いますが、 さほど離れていなければスカイラインのほうが効果は大きいようです。
華やかなスカイラインと落ち着いたBAD。
今回2Fで試聴した状況ですと、私はスカイラインの方が好みでした。
ディスプレイとスピーカーが近い場合はSkylineの方が効果があるとのこと。これはまさに我が家の状況にピッタリではありませんか！実は以前、TVの反射音対策を考えるにあたりSkylineを検討したことがあるのですが、Skylineの使用方法としては天井、壁面等の使用例が多くディスプレイにつけている例を見たことがなかったので、果たして効果があるのかどうか疑問に思っていました。いや、この言い方は正確ではないですね。間違いなく音場は変化すると思うのですが、音が拡散しすぎて何らかの悪影響があるのではないか（音像が大きくなったり、定位が曖昧になったり）という点が気になって導入にまでは踏み込めなかったわけです。
しかしこの説明を読む限り効果は期待できそうです。ただし我が家のTVに設置できるのかどうなのかがよくわからないのでSさんにメールで確認してみました。すると「液晶やプラズマといった薄型テレビを想定しているのでブラウン管テレビにはつけられない」とのこと。しかしここまで気持ちが盛り上がっている以上簡単にあきらめるわけにはいきません。
我が家ではクアドラスパイアのラックに36inchのTVを乗せているのですが、幸いなことにラック最前端よりも数センチ後ろにテレビ最前面が来るように設置してあるので、ラックにSkylineの下端を乗せることはできそうです。もちろんそのままでは手前に倒れてしまいますのでSkylineの上部をテレビに固定してやればうまく設置ができるはず。サイズについても、テレビは幅100cm×高さ60cmで、Skylineは2枚を並べると幅120cm×高さ60cmですから、若干テレビよりは横にはみ出してしまいますが全く問題ありません。
ということで、本日、Sさんに電話連絡をして発注をかけることにしました。ただしディスプレイカバーとして販売されているSkylineではなく、通常タイプのSkylineの方です。価格は通常タイプの方が安くなるのでそちらの方が好都合です。「これで3連休は楽しめるぞ！」と思いながら電話したのですが「Skylineは受注生産になるので納品まで2週間かかります。」との説明。Oh my God!
仕方がないので発注する前提でカラーの相談をします。当初はアイボリーにしようかなと思っていたのですが、アイボリーだとやはり汚れが目立つとのこと。とはいえブラックだとホコリが目立ちそうです。御影石タイプは良さそうですが価格が約1．5万円も高くなるので却下。
というわけで一番無難そうなライトグレーにするつもりで、一応確認のためライトグレーの色合いを尋ねたところ「少し待ってください」とのお言葉。しばらくしてSさんから「実はお店に展示するつもりで発注したライトグレーが昨日届いていて、段ボール箱からは出してしまったのですがよかったらお送りしましょうか。もし色調が気に入ればそのままお使い下さい。気に入らなかったら送り返してもらえれば当初の予定通りお店で展示用として使用します。その場合は別の色を発注してくだされば結構です。」との神様のように有り難いお言葉。もちろん「ぜひお願いします」と答えたのは言うまでもありません。問い合わせるタイミングがもう少し遅ければ展示用として設置されてしまっていたわけですし、逆に問い合わせが早くてお店に届いていなければこのようなオファーはいただけなかったかもしれません。結果論ではありますが、まさに最高のタイミングで問い合わせをしたわけです。（これも日頃の行いの賜かな？）
さて、モノは確保できたのであとはTVへの固定方法の検討です。最初はベルクロをSkylineの裏面上部とTVの前面上部に貼りそれで固定しようかと思っていたのですが、Skylineを使わない場合にTV画面の上部にベルクロが見えるのはどう考えても美しくありません。他に方法はないかと考えた結果、TVの天面とSkylineの天面に透明プラスチックの小さなフックを取付け、そのフック間を輪ゴムか紐で留めればうまく固定できそうな気がします。この方法なら普段テレビを観る場合でも試聴位置からフックは見えませんし、また立ち上がった際に見えたとしても透明プラスチックの小さなタイプであればさほど気にはならないでしょう。
と言うことで、帰宅途中で透明フックをゲットし受け入れ体制は準備万端整いました。後は金曜夜にSkylineが到着するのを待つだけです。この先の話は土曜日にでも...。
