memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

げんしけん 第8巻

げんしけん(8) (アフタヌーンKC)

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げんしけん (9) 限定版

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私はかなりの数(たぶん30数タイトル)のコミックを購入しているのですが(週刊誌とか月刊誌のマンガは一切買わず、全てコミックになってから買います)、それらの中のベスト3(ここでいうベストの定義とは、次巻が出るのが楽しみで仕方ないという意味)の一つが「げんしけん」です。
ご存じでない方のために若干説明しておきますと、「げんしけん」とは、とある大学の「現代視覚文化研究会(略して、げんしけん)」というサークルに集う「アニオタ」の生活(生態?)を描いたマンガなのですが、これが実にオモシロイのです。まあ、自分自身もアニオタに片足つっこんでる口なので、描かれているストーリーとか描写にリアリティを感じるというか、共感できたりするのでオモシロく感じるのかもしれませんが、それだけが理由ではないと思うのです。というのは、ベスト3の残り2つというのが「のだめカンタービレ」と「よつばと!」なのですが、これらの作品には共通するファクターがあると思うのです。それは「現実に存在している、あるカテゴリーの人(々)の日常を描いている」ということであり、そこで描かれている「虚構ではあるけれども、もしかしたらあるかもしれないと思わせるようなリアリティ感」です。「サイエンスフィクション的な、現実にはあり得ない世界観をベースとしたストーリー」というのも勿論オモシロイのですが、それらにはリアリティという意味でのオモシロさはないと思うのですね。
とりとめのない話をしてしまいましたが、要するに「虚構の世界よりも、現実の世界の方がよほど奇妙でオモシロイ」という時代になったのではないか、そして「リアリティを演出することこそが、人の心をつかむ上での重要なファクターなのではないか」と思うわけです。
まあ、そんなことはどうでもいいのですが、「げんしけん」は次巻(第9巻)で完結だそうです。(特装版あり!予約必須!)秋から「くじアン」がアニメ化されますが、個人的には「げんしけん」のアニメ続編をぜひ制作してほしいですね。(げんしけん8.5巻プロジェクトにも期待してます!)
のだめカンタービレ(15) (KC KISS)

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よつばと! (5) (電撃コミックス (C102-5))

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