一昨日の日曜日。
スーパーに買い物に行こうとスイスポで出かけようとしたところ、左サイドミラーが開き切っていませんでした。
実は半年以上前から左サイドミラーだけ開く途中で止まってしまうことがたまに起きていて、その時はサイドミラー格納ボタンを押して一度閉じ、もう一度開いてやるとちゃんと最大まで開くので、とりあえずそのまま放置していました。
しかしながら最近その頻度が増えてきており、いずれ修理しなければと思っていたのですが、ついに開かなくなってしまった次第。
実はこの症状が起き始めた際にネットで調べてみたのですが、ZC33Sの1型で頻発している症状らしく、2020年6月に「スイフト アウトリアビューミラーの保証延長措置」が発表されていました。
www.suzuki.co.jp
内容は
【従来の保証期間】
新車を登録した日から3年間
ただし走行距離6万kmまで
↓
【変更後の保証期間】
新車を登録した日から7年間
走行距離無制限
と言うもので、ZC33Sの場合は下記の車台番号が対象となっています。
車台番号:ZC33S-100043~ZC33S-125475
製作期間:平成29年8月9日~令和元年8月19日
上記の車台番号は1型の一部で、私のスイスポは2型なので対象外(既に対策部品になっている)ですし、来年の1月中旬に5年目に突入するので新車保証(3年)も使えません。
ただ、対策品になっている2型でも同様の不具合が発生しているらしく、ネットに「2型だけど無償交換してもらえた」という情報があったので、もしかしたらという思いを抱きつつディーラーに電話しました。
※ネットで見つけたブログの文脈からは新車保証が切れていたのに無償で直せたと言うように受け取れました。
担当営業と話をしたところ、基本的にはドアミラーのアセンブリ交換となり分解修理はできないそうで、私のスイスポは全方位モニター装備のため(サイドミラー下部にカメラがついている)パーツ代金が税別58000円となり、整備工賃を合わせると7万円くらいかかるとのこと。
先日ズームレンズを買ったばかりだし、(実は近々ブログに上げる予定だけど)他にも散財したものがあり、正直7万円の出費はかなり痛いです。
でも直さないわけにはいかないので修理をお願いしたのですが、担当営業は「症状を確認したいのでお店に来てもらえますか?」とのこと。
正直言うと"確認する必要なんてないだろう"と思いました。
パーツを発注してもらって、お店に届いたら交換に出向けば事足りるだろうと。
※思っただけで口には出していません。
でも営業担当の口ぶりからは「まず一度確認させて欲しい」という意思がひしひしと感じられたので、火曜の10時にお店に行くという返事をしました。
そして今日の9時半過ぎ、お店に向かうべく家を出たのですが、その時の状態はこんな感じ。
ちなみに日曜にミラーが開かなくなった後、サイドミラーの自動格納機能(エンジン切ってドアをロックすると自動的にミラーが格納される)を切って開きっぱなしになるようにしてあったので、写真を撮るために格納ボタンで一度閉じ(閉じる場合は途中で止まることなく閉じる)、再度ボタンを押して開いた後の状態がこれです。
この後ミラーを手で開いて出発。
お店に到着し駐車場に停めると、営業担当が出てきました。
すぐにドアミラーの操作をして症状を確認した後、左サイドミラーを目視で確認していました。
その後、営業担当からこんなトンチンカンな質問が。
「走行に支障はありますか?」
正直、"はぁ?なんでこんな質問するんだろう"と思ったけど、「まあミラーが開かないと左後方の確認ができないんだから当然支障はありますよね」と返答。
以下は営業担当とのやりとりです。
営業担当
「〇〇さんのスイスポは4年目なので新車保証は切れているし、1型スイスポに対するサイドミラー保証延長措置にも該当しないので本来であれば有償修理となるのですが、保証で直せないかどうか交渉してみるのでその結果が出てからパーツ発注するという形で良いですか?」
「実は2型スイスポに乗っているお客さんの中で同様の症状が起きていて、保証で直せたことがあるのでとりあえずトライしてみます。」
私
「実はネットで調べたら2型スイスポで無償修理になったケースがあったので不思議に思っていましたが、保証で直せる場合もあるんですね。」
営業担当
「通るかどうかはわからないのでお約束はできないのですが、頑張って交渉してみます。」
「今日わざわざ来ていただいたのは、ミラーにぶつけた跡がないかどうか確認するためでした。もしぶつけた跡があったら保証の話はしなかったのですが、〇〇さんのスイスポのミラーには傷ひとつなく、保証で直せるかもしれないのでお話ししました。」
「交渉して結果が出るまで少しお時間をいただくことになりますが、それで問題なければ交渉してみます。」
私
「サイドミラーは自動格納されないようにしてあるので問題ありません。7万円は参ったなぁと思っていたから、保証で直せるのであれば本当に助かります。」
「今は大丈夫だけど、いずれ右側もダメになるかもしれないので、そしたら15万近くかかるわけですから。」
営業担当
「確約はできないので、その点はよろしくお願いします。」
「ただ、対策品のミラーになっている2型でも不具合がかなり発生しているみたいなので、メーカーも2型についても保証延長措置をすることになるかもしれません。その場合、もし今回有償修理になった時には返金対応をします。」
私
「結果はともあれ、保証が効くかもしれないと聞いてちょっとホッとしました。連絡を待ってますので、よろしくお願いします。」
と言うことで、どういう理屈なのかはよくわからないけど本来保証対象外の2型についても保証で直せる場合があるようです。
ちなみに「走行に支障がありますか?」と尋ねられたのも、その理屈に関係しているみたい(注:私の推測です)。
なお、ミラーが開閉できなくなる原因については、スズキからの保証延長措置のリリースの中に
アウトリヤビューミラー(以降ミラー)の内部にある電動開閉ユニットにおいて、高圧洗車に対する防水構造が不十分なため、電動開閉ユニットの摺動部に水が浸入する場合があります。そのまま電動開閉操作を続けると、ユニット摺動部のグリスが流れ出して、残存しなくなります。そのため、摺動不良によってミラーを電動で開閉できなくなるおそれがあります。
との記載があり、私は高圧洗浄機でミラーも洗浄していたのでそれが原因だったのかもしれません... (^^;;
今後はミラーには高圧洗浄機をかけないようにするつもりです。
果たして保証で直せるかどうか、結果がわかったらブログにアップします。