元旦の地震のその後ですが、2日は震度3〜4くらいの少し大きな余震が数回あったものの、朝はお節をいただくなど普段通りの生活に戻れました。
3日は少し大きな余震が1回ありましたが、それ以外は少し揺れる程度で、余震の回数はかなり減りました。
とは言え大きな余震が起こる可能性はまだあるので、もうしばらくは気を抜かずに過ごさなければなりません。
幸にして我が家の被害は軽微でしたが、ニュースで奥能登の被害状況を見ると心が痛みます。
珠州から輪島にかけての海沿いの道(奥能登絶景海道)は以前スイスポでドライブに行ったエリアで、私にとっては思い出のある場所だけに、1日も早い復旧・復興を願うばかりです。
明日は我が身かもしれないので、何かできることがあれば微力ながら協力できればと思っています。
さて、昨年のZ8導入以降高まってきたカメラ熱は依然として収まるところを知らず、昨年末から年明けにかけて周辺機材の増強を行なっています。
まずは三脚関連。
Leofoto LS-364Cと一緒に導入した雲台のManfrotto MH01HY-3Wが変換プレートをつけなければZ8のL型ブラケットを正しい向きで載せられないことがわかり、急遽 XILETU QR40S クイックリリースクリップを入手したのは以前のブログで書いた通りです。
アルカスイス互換だったからMH01HY-3Wを導入したけど、変換プレートが必要なのであれば元々欲しかったManfrottoのXPRO(MHXPRO-3W)で良かったわけで、そのことがどうしても気になります。
またMH01HY-3Wを宅内で使ってみたところ、チルトハンドルが長くファインダー撮影時に身体と干渉してしまうため使いにくいことが判明。
どうやらこの雲台は背面液晶を見ながら撮影するのが正しい使い方のようで、説明にスチル・ムービー兼用と書いてあったのはそう言う訳みたい。
と言うことでそもそも第一候補だったXPROを追加で導入しました...(^^;;
MH01HY-3Wは動き物の撮影時に使おうと思います。
一般的な3Way雲台は収納時にハンドルを外さなければならないものが多いと思うのですが(それが結構面倒)、このXPROは2本のハンドルを縮めることができ、こんな感じでコンパクトにできるので持ち運ぶ際や収納時に便利です。
またXPROで使えるプレートは200PLタイプなので、アルカスイスに変換するプレートコンバーターも購入。
※下部のプレート(写真では見えませんがXPROのクランプに挟む部分)は別パーツとなっており、90°回転させて取り付けできるので、L型プレートと望遠レンズフット(クランプする向きが90°違う)のどちらにも対応できます。
三脚関連でもう一つ導入したのがレベリングベース。
最初は三脚と同じレオフォト製のLB-60Nにしようと思ったのですが、価格が高いのとロック用リングが固くて使いづらいというレビューが散見されたので、SWFOTO LB-68にしました。
360°全域で±15°の範囲で雲台を傾けることができるので、雲台自体の水平状態を容易に確保することができます。
ビデオ撮影やパノラマ撮影時には必須ですが、スチール撮影の場合は必須ではないし使わない方も多いと思います。
でも先日宮島峡に滝の撮影に行った際に三脚を岩場に立てたのですが、岩面はフラットではないので三脚の足の長さを調整して雲台を水平に近づけたものの、三脚の足の調整で完全な水平を出すことはかなり難しく、結果として水平が取りきれなかったため、パンして構図を少し横にズラすと上下や傾きも微妙にずれてしまうこととなり、結局3軸全て調整せざるを得ないということがありました。
レベリングベースがあれば三脚自体の水平が出ていなくてもレベリングベースを調整して水平を出せるので、時間と労力の短縮になりますからね。
(次回に続く)