以前も触れましたが、Zf用のレンズとして購入したかった第1候補は Voigtländer NOKTON 40mm F1.2 Aspherical なんですね。
35mmと50mmの間の焦点距離で、35mmが苦手な私としては40mmって丁度良い焦点距離に思えたのです。
※ちなみに単焦点40mmはこれまで使ったことがない、初めましてのレンズです。
ネットで「Zfにつける1本目として最適なレンズ」ってなことを言われた影響があるのかどうかはわかりませんが、私が買おうと思った時には既に大手量販やマップカメラも在庫切れで、納期未定となっているところばかりでした。
※納期3ヶ月となっていたお店もあった気がします。
在庫が無いものは如何ともし難いので、次善の策として在庫がある Apo-Lanthar 50mm F2.0 Aspherical を導入しました。
その後、パンフォーカス撮影用に(Voigtländerから20mm台の広角レンズが発売されるまでのつなぎとして)Nikkor Z 28mm f/2.8 SEを導入。
さらに、Zfの納期が来年になりそうというネットの情報に踊らされ、その失意を埋めるべく Macro Apo-Lanthar 65mm F2.0 Aspherical を導入してしまいましたが、蓋を開けて見ると今月中にZfが納品される予定になったことは先日書いた通りです。
当初、Zf用に導入しようと思っていたレンズは3本だったので本数だけは一応揃ったことになるのですが、NOKTON 40mm F1.2 のことがやっぱり気になるんですよね。
Apo-Lantharって極めて優等生的なレンズで、クセのない(真っ当な?)素晴らしい描写力を持ったレンズだと思います。
一方、色々なレビューや作例を見た限り、NOKTON 40mm F1.2 って絞って使うと(Apo-Lantharほどではないにせよ)優秀な描写をするけど、解放(f1.2)での描写は結構癖があるみたいで、周辺部はピントがボケたような感じになってフワッととするし、逆光だとフレアやゴーストは勿論のことパープルフリンジも出るみたい。
でもそれがNOKTON 40mm F1.2 固有の"味"のように思えて惹かれてしまうのです。
※私には子供がいないけど、手がかかる子ほど可愛い...みたいな。
キッチリカッチリ撮るならApo-Lanthar 50mmを使えば良いわけで、正直言って焦点距離の10mmの差は、まあ何とでもなります。
でもApo-Lanthar 50mmを開放で使っても、NOKTON 40mm F1.2の描写にはならないんですよね。
そんなわけでいずれは使ってみたいと思っていて、マップカメラ、ビッグカメラ、ヨドバシカメラ、カメラのキタムラなどの在庫(納期)状況を気が向いた時にチェックしていたのですが、先日ふと思い立ってフジヤカメラのサイトをチェックしてみたところ、何と「在庫あり」となっていたのです。
※フジヤカメラのグループ企業であるFUJIYA AVICはヘッドホン、イヤホンの購入でよく使っていたのですが、フジヤカメラは(知ってはいたけど)全く使ったことがなかったので盲点でした。
しかも販売価格はカメラのキタムラと同じだったので、主要カメラ店の通販価格としては最低ラインです。
※カメラのキタムラやフジヤカメラはポイント制度がない分、ビックやヨドバシより安いです。
※マップカメラはケースバイケースで安かったり高かったりしますが、NOKTON 40mm F1.2 についてはフジヤカメラより高かったです。
最近レンズを買いすぎているきらいがある故に一瞬躊躇したものの、すぐにポチりました。
「いずれ買うつもりだったら、早く買った方が長く使える分だけ得」と言うのが私のモットーですからね... (^_^;)
F値が1.2と小さいので必然的に前玉の口径は大きくなり、先日導入したApo-Lanthar 50mm F2.0よりも太く、逆に全長は1cmちょい短いので、Z8(多分Zfでも同様)につけた時のバランスは導入した3本のVoigtländerレンズの中で一番良い感じです♪
いつになるかはわからないけど、将来Voigtländerから20mm台のZマウントレンズが発売されたら追加するつもりですが、Zf用のレンズは一旦これで打ち止めです。
※Zf用に購入したとは言え、Apo-Lanthar 50mmと65mmの2本はZ8でも使うつもり。
※NOKTON 40mm F1.2とNikkor Z 28mm f/2.8 SE の2本はZ8では使わないから完全にZf専用で、多分今回導入した40mmが常用レンズになると思います。
早く来い来い Zf 〜♫