スイスポのイグニッションコイルをハイスパークイグニッションコイルに交換しようと計画しています。
そのコイルの推奨プラグが NGKプレミアムRXプラグ LKR7ARX-P (90020) だったので、（コイルとプラグを同時交換しても良かったんだけど）コイルを交換する前に NGKプレミアムRXプラグ単体の効果を確認しておくことにしました。
※熱価は7で純正プラグ（イリジウムプラグ）と同じです。
またプラグ用ソケット（ZC33Sは16mm）を持っていなかったのでこれを機に購入。
例によってamazonで注文し、翌日に到着。
そして今日、梅雨入り前の洗車＆コーティングメンテナンスを10時過ぎから行った後、プラグ交換作業を実施しました。
ちなみに洗車には先日導入したBoschの高圧洗浄機を使用しましたが、作業が速いし使う水の量も少なくて済んだので、凄く良かったです♪
1. まずはエンジンカバーを上に持ち上げて外します。
2. エアフローメーター＆吸気温センサーのコネクタを外します。
外すには、コネクタの黄色のロックプレートの左右をつまんで手前側にスライドさせ（これでロックが外れる）、次に黄色のプレート上部の黒い部分を押さえて引っ張ります。
3. 外したコネクタのハーネスをエアクリーナーボックスに固定しているパーツを外します。
外すには、裏側に手を入れてパーツの左右の爪を押さえてやる必要があります。今回一番苦労したのがここでした。
パーツ自体はこんな構造なので、参考にしてください。
4. エアクリーナーボックスに繋がっている左サイドのホースを外します。2つあるステンレスバンドのボルトを8mmのソケットで緩めてホースを揺りながら引っ張れば外れます。
5. エアクリーナーボックス右奥に繋がっている黒くて太いパイプを外します。固定はされていないので、前後に揺りながら右方向に引っ張れば外れます。
6. エアクリーナーボックス右側面に繋がっているグレイのホースを右方向に抜き取ります。
7. エアクリーナーボックス手前の2箇所のボルトを10mmのソケットで外し、エアクリーナーボックス全体を上に持ち上げて外します。
エアクリーナーボックスの後部は2箇所がグロメットに刺さっているだけなので、持ち上げれば大丈夫。
これでコイルとプラグにアクセスできるようになりました。
8. コネクタを外し、コイル手前のボルトを10mmのソケットで外してからコイルを上に引っ張れば外せます。
プラグホールを覗いてみたけど、特に異常はありませんでした。
※写真を見て気がついたけど、プラグホール左のオイル染みは3月にベルハンマー7をエンジンオイルに添加する際、誤って溢したやつです。今度コイルを交換するのでその際に拭き取っておきます。
9. プラグ用ソケットとT型ハンドルを使ってプラグを外します。
外したプラグはこんな状態でした。まだ1万km強しか走ってないので問題はありません。
新しいプラグと並べてみました。写真だと黒っぽく見えるけど、実際は上の写真みたいな感じで焼けています。
10. 新しいプラグを取り付けます。プラグの指定トルクは15~20N•mなので、トルクレンチを使って18N•mで取り付けました。ちなみにトルクレンチを使う場合はエクステンションロッドが必要です。
※角度締めの場合はプラグネジ径が12mmなので、プラグを軽くネジ込んでいって止まってから、新品の場合は180°、再使用の場合は30°で締めます。（NGKのサイトを参照）
プラグホールにゴミなどが入ると嫌だったので、プラグ交換作業は左（1番）から順番に1つずつ実施しました。
全てのプラグを交換し終わったら、後は逆順で外したものを取り付けていけば交換作業は完了。
それからエンジンをかけてみましたが問題なくかかったので（交換前よりかかりが僅かに速くなった気がする）、交換自体は問題なくできたようです。
最後にアイドリング状態で10分間放置してECUの学習をし、今回の作業は全て完了しました♪
工具の後片付けをした後、1時間程走ってみました。
アクセルを踏んだ時の食いつき（加速感）が若干よくなったかなという気がしたけど、プラセボかもしれません。
【6/10追記】
プラグ交換後のテスト走行以降に3回乗りましたが、「エンジンのかかりが僅かに速くなったかも」と言うのは気のせいでした... ^^;
でもアクセルペダルを踏んだ時の食いつきが良くなったのは間違いないと思います（停車状態からスタートする際に特に感じる）。
あと、エンジンの回転が滑らかになったような気もしますが（特にアイドリング〜低速走行時）、単に新しいプラグに交換したからなのかもしれません。
天気予報だと、これからグズついた天気が続く模様。
中下旬にはいよいよ梅雨入りすると思うので、梅雨が明けたら本命のコイル交換を実施したいと思います。
楽しみ〜♪
