memento

audio&visual, headphone&earphone, bicycle, music, animation, book, wine...趣味領域の外部記憶装置です。 <since 10 aug 2006>

スタッドレスタイヤへの交換作業(追記)&スタビレー・トルクレンチ

昨日時間切れでできなかったシリコン剤の塗布を先ほど行いました。

ホイールも綺麗になったし、気分が良いですね♪


昨日一旦仕舞う時にはタイヤのトレッドが一部濡れた状態だったものの、朝納屋から出してみるとすっかり乾いていたので、シリコン剤塗布後10分ほど経ってからタイヤカバーをかけて納屋に仕舞いました。

こちらはスタッドレスタイヤに履き替えたスイスポ。BBSホイールの方がカッコいいけど、久しぶりに見るとこれはこれで悪くないかなと。


話は変わりますが、トルクレンチについて少し触れておきます。

実はホイールを含めたトルク管理のために135N•mまで測定できるKTCのデジラチェ(GEK135-R4)を購入したのですが、実際に使ってみると使いづらいなと...。
上限135N•mのデジラチェの全長は38cmなのですが、これだと100N•m(スイスポの指定トルク)付近だとかなり力を入れた状態になってしまい力加減が難しいのです。
指定トルクに近づくとアラームでお知らせしてくれるのは良いのですが、力加減が難しいので気を抜くと簡単に指定トルクをオーバーしてしまいます。単に私のスキル不足ではあるんですけどね。

やっぱり指定トルクに達したらトルクが抜けるタイプの方が使いやすいなと思い、夏頃にスタビレーのトルクレンチ(板バネ式、40-200NM 730/20QK-FGJP:多分FactoryGearの専用商品)を購入しました。
こちらは200N•mまで管理できるので全長も48cmと長く、100N•m付近でもそれほど力を入れている状態ではないため使いやすいです♪

ホイール用なので1/2のヘッドをつけていますが、別のヘッド(別売)に交換すれば違う差込み角にも対応できるし、裏表逆に取り付けることができるので逆ネジにも対応できます。

さらにトルクを指定する方法が非常に簡単で、グリップエンドの内側にある銀色のレバーを押し下げながらトルク表示窓の緑のノブをスライドさせるだけで簡単に素早くトルク設定ができます。
スプリング式だとダイヤルをグリグリ回さなければならないので面倒だけど、スライド式だとあっと言う間ですからね。

そして板バネ式のもう一つの特徴は、スプリング式と違って使用後にゼロトルクまで戻しておく必要がないこと。まあ私の場合使うのは年に数回だけなのでさほど大きなメリットではないけれど、頻繁に使用する整備士の方にとってはとても便利なのだと思います。

価格はちょっと高いのですが、使いやすさと言う点ではお薦めです。


※ブログを書くにあたり少し調べてみました。

amazonで一番安かったのがこれ。ケースなしだけど安いです。夏頃調べた時にはなかったと思うので、今だったらこれを買うかも(私が購入したやつよりも少し安い!)。


実際に私が購入したのはこれ。型番(730/20QK-FGJP)にFGと入っているのでFactoryGearの専用商品かな?ちなみに透明筒型の簡易ケース付きです。
実は今気づいたのですが、スペックをみると精度が±4%となっていて通常商品(精度±3%)よりも精度が低いですね。価格が安かった理由はこれかな。尤も私は精度が低くても価格が安い方が嬉しいですけどね。
ec.f-gear.co.jp


また今回調べてみて知ったのですが、本体の基本構造は同じだけどヘッド交換が不可で(差込み角が変えられない、逆ネジ対応ができない)、ラチェットギア数が36(730は60)と少ない代わりに価格がさらに安いお買い得タイプ(721QR/20QUICK-JP)も発売されているようです。精度は±4%でした。
https://www.worldimporttools.co.jp/c/use/c11/c11-1/c11-4/129519www.worldimporttools.co.jp